【RISE】原口健飛、チャド・コリンズの世界王座へ挑戦!5年前に流れた幻のカードが実現=8.2大田区
8月2日(土)東京・大田区総合体育館で開催される『RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO』のカード発表記者会見が、28日に都内にて行われ、[RISE世界スーパーライト級(-65kg)タイトルマッチ3分5R無制限延長R]でチャド・コリンズ(王者/オーストラリア/Stirkeforce)と原口健飛(挑戦者/日本/FASCINATE FIGHT TEAM)が対戦することとなった。
2人の試合は5年前に一度組まれていたが、コロナ禍の影響で流れていた幻のカード。会見には前回のイ・ソンヒョン戦でハイキックによるダウンを奪い勝利した原口が登壇し、王座奪取へ向けて意気込みを語った。
会見は、まずコリンズのビデオメッセージからスタート。コリンズは原口と親交があるものの勝負は関係ないとし、「原口選手に“幸運を祈ります”。私は勝ちに来ます。これは私のベルトですから」と意気込みを語った。
原口は「世界に挑戦することについては、これまでチャンスをもらってきて、みんなが認めるくらいに強くなって挑戦しようと思っていました。でも突然、世界タイトルになったんで、よっしゃーラッキーという気分ではないですが、これはチャドと試合せえというメッセージと受け取りました。強い2人が上にいるので、これが世界一とは思っていませんが、RISEの中ではエースを決める試合だと思っています」とRISEエース決定戦という意味合いが強いという。
コリンズの印象は「良くも悪くも前へ出てくる。負ける時は下がって負けることはなく、自分のスタイルを貫き通している。見た目以上にパワーもあるんやろうなと思っている。それを試合で感じたい」と警戒している様子。
ここ数年で原口は、GLORY王者ペットパノムルン、ミゲール・トリンダーデら強豪と戦ってきたことにより、「今の方が自信があります」と5年前に一度コリンズと試合が組まれた時よりも成長を実感しているようだ。
コリンズの前に出てくる圧力については「5ラウンドあるので相手に付き合うのは辛いと思うので、前へ来させてあげたりとか誘ったりしたい。僕はロープ際は得意で、チャドも同じ。そこの取り合いになると思います」と接戦をイメージしている。KOは「どちらも狙っているでしょうけど、世界最高峰の15分間をお見せしたいとも思っています」と手に汗握る攻防を見せたいと明かした。
原口が3度目の世界挑戦で悲願のタイトルを手にすることができるのか、注目が集まる!
<2人の近況>
原口は国内最強のRISEエースで、これまで国内外の強豪を撃破してきた。しかし、GLORY王者・ペットパノムルンには、3戦3敗とあと一歩及んでいない。24年7月にはペットパノムルンの持つGLORY王座に挑んだが、敗北。12月にGLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIXに出場し一回戦でミゲール・トリンダーデにKO負けも、今年3月にイ・ソンヒョンから判定勝ちを収めた。
コリンズはWMC世界スーパーライト級王者、WBCムエタイ世界スーパーライト級王者の超強豪。日本では笠原弘希や中野椋太、直樹らに勝利を収めている。23年12月にはペットパノムルン・キャットムーカオを降しRISE世界スーパーライト級王者となった。前回は24年12月にミゲール・トリンダーデにKO負けを喫した。
『RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO』
2025年 8月2日(土)東京・大田区総合体育館
▼RISE世界スーパーライト級タイトルマッチ3分5R無制限延長R
チャド・コリンズ(オーストラリア/Stirkeforce/同級王者、WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)
vs
原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM/ISKA世界ライトウェルター級王者、第6代RISEライト級王者/挑戦者)
▶次ページは、【フォト】原口、芸術的なハイキックが決まる瞬間!
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【RISE】原口健飛、“韓国強豪”ソンヒョンを撃破!芸術的な左ハイでダウン奪う
・【RISE】難攻不落ペットパノムルン墜つ!チャド・コリンズが激闘を制し新王者へ
・蝶野正洋、キック団体RISE“夏の6連戦”のアンバサダーに就任!団体代表は「おかしくないですか?」衣装に“苦言”
・【結果】武居由樹vsユッタポン、力石政法vsヌニェスほか ボクシング 全試合
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!






【10月・ベストファイター】決勝、顔面ヒザ蹴りKO!”カザフの怪物”キンザースキーが、新極真会全日本優勝、克服した”意外な”課題

