【KNOCK OUT】龍聖、久井大夢とのリベンジ戦「1Rから行く」“あのライバル”と練習、久井は「絶対倒す」秘策も＝6.22
龍聖（左）と王者・久井が再戦
6月22日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催する『THE KNOCK OUT』では、[KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級タイトルマッチ]として王者・久井大夢（TEAM TAIMU）が、昨年6月に2度ダウンを奪い勝利した龍聖（BRAID）を迎える。
王者・久井は「今回は秘策を用意している、絶対倒す」と静かに燃え、龍聖は「ガンガン殴る、去年の4Rの続き」と激しく意気込む。
【フォト＆動画】前回の激闘をもう一度！久井が龍聖からいきなりのダウン奪う！
待望の1年ぶり再戦となる。両者は昨年6月の『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT“BLAZE”』で初対戦。久井が当時17戦無敗だった龍聖から2度のダウンを奪う“番狂わせ”の勝利を収め、BLACKスーパーフェザー級王座を獲得した。
久井は主催者から届いたインタビューで、1戦目を振り返り「あの時は本当に勝ちに徹したというか、『どうなっても勝つ』という気持ちで挑んでいた。でも今回は絶対倒す」と完全決着を宣言。
今回の試合については「最初から前回とは全然違う感じになると思う。向こうも1Rからガンガンくるやろうという想定もしてるし、自分も前回の2・3Rとは全然違う自分を見せられると思う」と最初から激闘を想定する。
打ち合う両者＝昨年6月
「今回は秘策を用意している」という、久井。
それは「今まであまり出していなかったような技。これまでの試合でも『これで倒す』というのは用意しているけど、特に今回は用意している。まあ、それ以外にもいっぱいあるので。局面ごとのイメージも、普段より多めに作っている」と準備は万端だ。
最後に「絶対に最初から最後まで倒しにいく」と改めて決意を見せた。
対する龍聖は、久井に敗北した時に「ずっと負けてなくて、キャラクター的にはアンチもいる。『みんな、僕が負けてすごく喜んでるんだろうな』と思っていた」と言う。
しかし「『感動した』というコメントがほとんどだった。中には『今までの龍聖で一番カッコよかった』とか『今まで好きじゃなかったけど、今日の試合で好きになった』とか。格闘技ファンのみんなにすごく救われた。だから、僕がここからまた復活して久井を倒す姿を、みんなに見せなきゃいけないなというのをすごく思っている」と熱く語る。
さらに「6月22日に『暴君』を卒業して、『KING OF KNOCK OUT』になりたい」と、今までの龍聖らしくない”大人”な発言も。
環境も大きく変わった。今回からは所属も新たに『BRAID』となり、幼少時からのトレーナーだったノップともまた練習できるようになったという。また「週1～2回は軍司泰斗君とも練習している」と、以前の”ライバル”と共に切磋琢磨しているようだ。K-1王者だった軍司とは、SNS等で激しく舌戦していた。
そんな龍聖だが、試合では「去年の4R目のつもりで戦う。1Rからいこうと思う。ガンガンに詰めてガンガンに殴っていく」と、1Rにダウンを2度奪われた後、2、3Rでの猛攻そのままにスタートする。「僕が勝つ所を楽しみにしてほしい」と必勝を誓った。
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