佐々木尽が無事生還!失神KO負けは「記憶無い」王者ノーマンとは「技術の差、感じたものがあった」再起へ
6月19日(木)東京・大田区総合体育館で行われた[WBO世界ウェルター級タイトルマッチ]では、王者ブライアン・ノーマンJr.(米国)にKO負けしたWBO同級2位・佐々木尽(八王子中屋)。試合後病院に直行したが、翌日20日夜、所属ジムのYouTubeに出演。ジムに姿を現し、無事を報告。現在の状況と昨日の試合を振り返った。
【フォト】無事を報告した佐々木の表情、昨日のKO負けの連続写真
佐々木は、「日本初のウェルター級世界チャンピオンの姿を皆さんに見せることができず、すごく悔しい気持ち」とし現在の体の状況は「今、特に異常もなくて、ただ頭打たれてちょっと記憶が飛んでたぐらいですね。今は(記憶)戻ってきてます」「1R、2Rもちゃんと覚えてるんですけど、なんか3、4、5R、記憶今まだ飛んでて思い出せない状況です」とKO負けの瞬間などは語られなかった
試合については「もうやっぱ世界のウェルター級の、世界の強さを感じたっていうのはありますね。ただ、自信を失ったとかも全くなくて。スピード、パワーは通用すると思ったんですよ。むしろやった感じ通用したところはあったんですけど、ノーマン選手の強さを1番感じたのは、お互い100のパワーがあったら、ノーマン選手は100を全部ぶつけるのがすごく上手くて、自分(佐々木)の100あるものを20ぐらいに消されちゃうんですよね。20対100で戦って、こう、すごい自分が弱く見えるというか、だから、もう最終的に技術だなって思いました」と振り返った。
試合を見ていて圧倒的な体格差とパワーかと思いきや、技術であるという。また1R目の2度のダウンがかなり致命的だったと語る。しかし2R以降、佐々木のパンチの何発かクリーンヒットし期待させたシーンもあった。
「結構最初は良かったんですよね、動きは。で、ダウンから一気にこう、歯車が狂わされちゃって」とし「技術の差を思い知った感じではあるんですけど、自分がもしそれを覚えられれば、全然勝てるなっていう、むしろこの体感、感じたものがあったんで、ものすごいこう、深く学びになった感じですね」と手応えもあり、プラスになったとする。
今後については「絶対世界チャンピオンになると思うんですけど、やっぱノーマン選手と比べた時に、自分のボクシングスキルはまだ全然ダメ、レベルの低い、薄いなっていうのをすごく感じたんで、そこからですね」とこの負けを世界チャンピオンになる大きな糧にすると語った。
最後に中屋チーフトレーナーからウエルター級で世界を獲ろうと握手。今後の再出発に期待される。
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