【UFC】王者マダレナに、2階級制覇を狙うマカチェフが挑む!女王シェフチェンコはウェイリー迎撃へ
11月16日(日本時間17日)、米・ニューヨークにて開催される『UFC 322』の対戦カードが発表された。[ウェルター級タイトルマッチ]として、王者ジャック・デラ・マダレナ(豪州)と挑戦者イスラム・マカチェフ(ダゲスタン)の対戦など、3カードが決定した。
マダレナは今年5月に当時の王者ベラル・ムハメドに5R 判定勝利を収め、新王者となった。戦績は18勝(12KO・2一本)2敗で、この2敗はプロデビューからの2連敗であり、現在18連勝中。
対するマカチェフは前UFC世界ライト級王者で4度のタイトル防衛に成功している。今回はライト級のベルトを返上し、2階級制覇を狙いマダレナに挑む。
そして[女子フライ級タイトルマッチ]として、王者ワレンチナ・シェフチェンコ(キルギス/ペルー)と元女子ストロー級王者ジャン・ウェイリー(中国)の対戦も決定。
シェフチェンコはUFC女子フライ級の絶対王者。18年に王座を戴冠すると、その後3年半にわたり王座を防衛。23年にアレクサ・グラッソに敗れ、王座を失ったが、昨年9月の『UFC 306』でグラッソとの3度目の決着戦を制し、王座返り咲きを果たした。今年5月の初防衛戦でマノン・フィオロに勝利。今回は2度目の防衛戦となる。
ウェイリーはアジア史上初のUFC世界王者。19年に初戴冠を果たすも、21年4月にローズ・ナマユナスにKO負けで王座陥落。22年11月のタイトルマッチで、当時の王者カーラ・エスパルザに一本勝ちして女王の座に返り咲くと、23年8月にアマンダ・レモス、昨年4月にヤン・シャオナン、今年2月にタティアナ・スアレスを撃破し、3度の防衛に成功した。今回は保持していた女子ストロー級王座を返上し、2階級目のベルトに挑む。
さらに、ウェルター級マッチとして、同級4位のレオン・エドワーズ(英国)と9位のカルロス・プラテス(ブラジル)の対戦も決定した。
また、10月26日にアラブ首長国連邦・アブダビで開催される『UFC 321』の追加対戦カードも2カード発表された。
ジャン・ウェイリーが返上した女子ストロー級の王座決定戦で、同級1位のビルナ・ジャンジロバ(ブラジル)と、5位のマッケンジー・ダーン(ブラジル)が激突する。2人は21年10月『UFC 267』で対戦し、ダーンが判定勝利を収めた。今回はジャンジロバにとってはリベンジマッチとなる。
バンタム級マッチでは、同級2位のウマル・ヌルマゴメドフ(ロシア)と8位のマリオ・バティスタ(米国)が対戦する。
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