井上尚弥、高速で強烈なミット打ち炸裂！コンディションは「過去イチ」＝9.14

2025/09/02（火）UP
（最終更新：2025/09/03 16:01）

　9月14日、名古屋市のIGアリーナにて、WBA暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ（30＝ウズベキスタン）を迎え防衛戦を行うプロボクシングS・バンタム級世界4団体統一王者・井上尚弥（32＝大橋）の公開練習が2日、横浜市内にて行われた。
　ミット打ちでは、ジャブから強烈な連打に繋げ、報道陣から驚きのため息が漏れていた。

【フォト＆動画】井上尚弥の高速で強烈なパンチが炸裂！KOに期待

　昨日1日にはアフマダリエフの公開練習が行われ、シャドーボクシングと強烈なミット打ちを披露。インタビューでは「パンチ、テクニック、持久力、耐久力、そして考える力。俺は全てを持っている。井上よりも、もっとね」と自信を強調していた。

　練習前の会見で井上はコンディションについて聞かれると「これ毎度言っているんですけど、過去一。もう聞き飽きたかもしれないですけど」と絶好調な様子。昨年、アフマダリエフに勝利し、王座を奪取したマーロン・タパレスともスパーリングを重ね、対策は万全だ。タパレスは先月下旬に帰国したが、引き続き調整を重ねる。
　井上は「スパーリングパートナーとスパーリングの内容を含め、トータル的にすごい良い内容でトレーニングを積めてきた。これからあと2回スパーリングが残っているのでそこに集中してやり切る」と意気込んだ。

　アフマダリエフの公開練習で井上に「総合力で勝っている」という発言については「そのコメントについては見たが、そこに関しては的をちょっと外している。総合力は絶対に負けていないと思う。唯一、アフマダリエフの怖いところはフィジカルだと思う」と反論し、警戒すべき点についても説明。

　井上は公開練習でシャドーボクシング、ミット打ちを披露。ジャブからのストレートやフック、強烈なアッパーで快音を響かせた。

　試合まであと12日。試合チケットは10分で完売する大人気ぶり。井上は「今までは平日の開催でしたが、今回は日曜日なんで来れなかった人も来ることが出来る」と完売になった理由を分析。「KOばかりを狙わず、勝ちにこだわりたい」と井上は語った。

　公開練習では爆弾のようなパンチを炸裂させた井上。試合当日はどのようなコンディションで試合に臨むか。

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