【K-1】”最強の空手漢”山口翔大、現役引退を表明!サッタリにKO負けし決意
10日、K-1ファイターの山口翔大(GENESIS/TEAM3K)が自身のSNSを更新し、現役を引退することを報告した。山口は引退理由として「自分自身に夢を託せなくなった」とコメントした。
【フォト&動画】山口がサッタリの剛腕にKO負け!山口の三日月蹴りKOシーンも
山口は幼少から始めた空手をバックボーンに、白蓮会館の全日本大会で5度優勝。300超の流派、団体が加盟するJFKO全日本大会は、18年と19年の重量級を連覇。W.K.O世界大会、KWF世界大会で優勝の経歴を持つ元空手世界チャンピオンだ。
キック転向後はデビューから6連勝と勢いに乗っていたが、昨年10月のK-1でエロール・ジマーマンに初敗北。12月のK-1無差別級世界最強決定トーナメント1回戦ではクラウディオ・イストラテに反則勝ち、準決勝ではフェン・ルイに判定で敗れ、3位に入賞。
今年の5月にはKrushクルーザー級王座決定戦にて、谷川聖哉と対戦するも延長戦の末に判定負け。今月7日の『K-1 WORLD MAX 2025』では、マハムード・サッタリに2R KO負けを喫した。キックボクシング戦績は8勝(3KO)4敗。
山口は自身のXで「前回の試合をもちまして、K-1ファイター山口翔大としての活動を引退することに決めました。負けたら終わりを掲げて転向してから約3年半、無差別級アジア予選や無差別級世界トーナメントといった大舞台にも挑みましたが、本来の階級であるクルーザー級に戻っても結果を残すことはできませんでした」と報告。
引退理由は「試合を重ねるたびに、自分自身に夢を託せなくなった。それが引退を決意した一番の理由です」とK-1グループでの3連敗に苦しんでいたようだ。
続けて「どんな時も支えてくれた仲間、そして声を届けてくださった皆様のおかげで、最後までリングに立ち続けることが出来ました。これまでいただいた応援とご縁に心から感謝しています」とチームメイトやファンに感謝を伝えた。
今後の目標については「空手や格闘技に打ち込む選手たちが働きながらも夢を諦めず挑戦を続けられる、そんな労働環境・職場・システムを作ることです。夢を追う若者たちの裏方として、支えていける仕組みを作ることが次の夢です」と若者を応援する立場に回ると語った。
空手やキックボクシングで世界の強豪と戦ってきた山口。数々の激闘はファンの記憶にも残り続けるだろう。目標と話した格闘技で夢を追う若者の支援の場でも活躍し続けてほしい。
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