ルイス・ネリ、中谷潤人に「勝てる自信ある、やってみたい」井上尚弥にリベンジ構想も
10月26日(日・現地時間)キルギスで開催されるプロボクシング興行『SAIKOU×LUSH vol.3』には、WBOフェザー級1位ルイス・ネリ(メキシコ)が参戦。24日、オンラインカード発表会見が行われた。
しかしネリは会見で、次戦相手はそっちのけ「中谷潤人に勝てる自信ある」「井上尚弥にリベンジしたい、今度こそ勝てる」と日本人ビッグネームとの対決をアピールした。
【フォト&動画】ネリ、亀田京之介を強烈パンチでKO!その瞬間
ネリは今回から『3150×LUSH』と契約での試合。契約1戦目はフェザー級戦で、WBCアジア・フェザー級王者 サタポーン・サアット (タイ)と対決する。
サアットは16勝(8KO)2敗、昨年5月には来日して中野幹人と対戦も、7回KO負けしている。世界ランキングはWBCフェザー級30位。
会見ではネリのみが登場し、相手については「キャリアもスタイルも怖い相手ではない。油断せず勝てる準備をしている」と淡々と語る。
しかし、会見が進むにつれ「強い相手とビッグマッチで戦いたい。そう、中谷潤人のような。俺のベストウエイトはスーパーバンタム級」と、中谷の名前を出す。
さらに「中谷選手には勝てる自信がある。彼はやりやすいサウスポースタイル。対戦するチャンスがあればやってみたい」と自信があると言う。
中谷は来年、井上尚弥との試合が予定されているが、ネリは「中谷が勝つんじゃないか」と予想。
理由は「カルデナス戦だ。リーチの長いフックで、ダウンを一度もらっている。俺がやった時もそうだったが、井上はああいうパンチを苦手にしている。中谷はカルデナスのように長身でリーチも長い。噛み合えば中谷が勝つ」と分析した。
その井上には「フェザー級で王者になったら、リベンジしたい」と再戦に乗り気だ。
前戦は「コーナー際の作戦にミスがあった。ダウンを取って攻めて行った後だ。後悔が残っている。やれるならやりたい、今度こそ勝つ自信がある」と、再戦では勝利できると言う。
ただし「日本ではやりたくない」と語り「環境が違い、コンディションが作りにくい」とし、アメリカやメキシコでの対戦を望んだ。
中谷との対決には、亀田興毅ファウンダーも「その時が来たら面白い」と乗り気。
望むビッグマッチを実現するには、ネリも勝ち続けなければならない。
現在の目標としてネリは「まずは3階級制覇を狙っていきたい」と語り、現在WBO1位だが、「指名挑戦の話は来ていない。実現したいが、まずキャリアをしっかり作って、来たるべき時が来ればやってみたい」とまずはフェザー級で結果を出すと意気込んだ。
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