TOP > ニュース 一覧

K-1王者ティアン・ターザンが手を骨折!海外王座獲得も負傷、11月リュウ・ツァー戦どうなる?

フォロー 友だち追加
2025/09/30(火)UP

王座獲得するも、手を骨折したと語ったターザン(写真は5月のK-1 BEYOND)

 9月27日、オランダ・ティルバーグにて開催された『Enfusion』に現K-1クルーザー級王者ティアン・ターザン(オランダ)が出場。[ECE 世界クルーザー級王座決定戦]として、ケビン・ファン・ヘッケレン(オランダ)と対戦し、2R TKO勝利を収めた。しかし、ターザンは海外メディアへのインタビューにて「手を骨折してしまった」と語った。

【フォト&動画】この左ストレートでターザン骨折か、TKO勝ちの瞬間も

 ターザンは戦績31勝(28KO)無敗の現K-1 WGP クルーザー級王者。今年5月の『K-1 BEYOND』ではマハムード・サッタリと空位のクルーザー級王座を賭けて対戦。1度ダウンを奪われるも、左ストレートでダウンを奪い返しTKO勝利を飾り、王座戴冠を果たした。
 対戦相手のヘッケレンはEnfusionを主戦場としており、『GLORY』にも出場経験のあるファイターだ。

 今回ターザンがタイトル戦に挑んだECEはEnfusionが行うケージイベント。「ECE MMA」「ECE MUAY THAI」「ECE KICKBOXING」と複数のルールがあるが、ターザンはキックボクシングルールで出場。また、通常のボクシンググローブではなく、オープンフィンガーグローブを着用して試合に挑んだ。

 試合は1R、ターザンがストレート、膝蹴り、ハイキックをヒットさせ優位に。ラウンド終了間際では、ターザンが右ストレートでダウンを奪う。
 2R、バックスピンキックやバックブローなどをヒットさせるターザン。その後、ケージ際にヘッケレンを追い込むとフックからアッパーへ攻撃を繋げ、相手がダウン。レフェリーストップとなり、ターザンの2R TKO勝利となり、王座獲得を果たした。

ターザンが骨折したと思われる左ストレート(8TKO公式チャンネルより)

 しかし、海外メディア『Beyond Kickboxing』のインタビューで、ターザンは「最初に打った左ストレートで手を骨折してしまった」と衝撃の告白。試合映像を見返すと、ターザンの左ストレートがヒットし、鈍い音が響いていた。

 回復の見込みについては「完全に回復するには2か月、もしかしたら3か月かかるかもしれない。もし回復が順調だったら、試合に向けて本格的に準備を始められる。できるだけ早く復帰するよ」と長期の療養期間を要すると話した。
 ターザンは11月15日に東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催される『K-1 WORLD MAX 2025』に出場予定。[K-1 クルーザー級タイトルマッチ]として、挑戦者リュウ・ツァーを迎え、初防衛戦を控えている。ターザンの発言が本当ならば、タイトルマッチを行うことは非常に厳しくなるだろう。

 K-1での大一番を控える中で、まさかの怪我を負ってしまったターザン。K-1公式からのアナウンスは出ていないが、無事に試合が行われることに期待したい。

▶次のページは【フォト&動画】この左ストレートでターザン骨折か、TKO勝ちの瞬間も

  • 1
  • 2
フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・【フォト&動画】この左ストレートでターザン骨折か、TKO勝ちの瞬間も

・【GOAT】那須川龍心「圧倒的にKO」宣言!相手は“衝撃ハイキックKO”のムエタイMVP

・【GOAT】RISE那須川龍心、KNOCK OUT龍聖、元K-1松倉信太郎が同じリングに!“王者集結”の新格闘技フェス誕生、地上波配信も=10.30

・“最強ラウンドガール”宮原華音、黒ブラ姿でバランスボール筋トレ!「腹筋が凄すぎる」

・「顔が小さすぎる」”10頭身”RIZINガール、長身と美しき脚でファン圧倒

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

インスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

フォロー

LINEでeFight(イーファイト)格闘技情報を友だち追加しよう!

友だち追加
」をもっと見る

TOP > ニュース 一覧