2025/10/10（金）UP
（最終更新：2025/10/10 21:27）

海人、元ラジャ1位ペットマイ戦に“6パック腹筋”ボディで計量パス！

　10月11日（土）東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2025 act.5』の前日計量が10日に都内で行われた。メインの[70.0kg契約エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R]で対戦する、SB世界スーパーウェルター級王者の海人（TEAM F.O.D）が69.50kg、ペットマイ・スィアダム.ムーパーラー（タイ）が69.95kgで無事に計量をパスした。

【フォト】海人の“6パック”腹筋！その他選手の強靭ボディも

　海人はSBだけでなく、RISE、KNOCK OUTの王座を持つ日本中量級のエース格。しかし、5月のONE初戦でイラン強豪モハメド・シアサラニに判定負けを喫すると、前戦となる6月のSB後楽園大会でGLORY世界ライト級1位のエンリコ・ケール（ドイツ）にも敗北。自身初の連敗を喫してしまった。

激突する両者

　その再起戦の相手ペットマイは元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級1位の強豪だ。攻撃型のムエタイ戦士で海人と言えども侮れない相手だ。

　海人はシックスパック腹筋が印象的な仕上がったボディで登場し、万全をアピール。強敵ペットマイとフェイスオフで視線をぶつけた。

　計量後の会見で、海人は「明日は絶対に勝ちたい。しっかり戦って、しっかり倒して、最後に勝って終わりたい」と強い意気込み。相手のペットマイについて「バランスがいい。パンチもできるし、蹴りもできる」と強敵であることを認めるが、「倒して勝つのが1番自分が求めてること。見てくれてる人もそれを求めてる」と圧勝を意識した。

視線をぶつけ合う

　一方のペットマイは「海人選手はとても強く怖い選手だと警戒しています。ですが、今回は僕も全力で行く」と勝利を譲る気はない。

「連敗しているので、しっかり勝って強いところを見せたい」と語った海人。直近2試合は、倒すことを強く意識して一発一発を大切にしたことで、相手の手数の多さで印象を持っていかれたが、「倒したい気持ちを基準にした自分の戦い方を変えていく感じではない。勿論、過去2試合は手数で相手に良い風に見せられたのが敗因の一つとしてあると思うが、相手にちょっとでも有利な場面を見せないのも僕のやりたいことの一つ。その中で倒し切るスタイルを今回はしっかり貫きたい」と、海人スタイルは崩さず、倒し切ることを誓った。

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