2025/10/29（水）UP
（最終更新：2025/10/29 18:56）

那須川龍心が計量パス

　10月30日、東京・後楽園ホールにて開催される『キックボクシングフェス GOAT』の前日計量と会見が29日、都内にて行われた。第5試合から第7試合に出場する選手が会見に出席。メインイベントである第7試合に出場する那須川龍心（TEAM TEPPEN）は「自分が本物だと証明する」と意気込んだ。

【フォト】那須川の“過去イチ”バキバキボディ！松倉、龍聖の計量ボディも

　那須川は第3代RISEフライ級王者。8月の『RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO』では、政所仁からダウンを奪って勝利し、MMAと合わせた連勝記録を12に伸ばした。
　対するチャラームダムは元ラジャダムナン認定バンタム級王者、元BBTVスーパーバンタム級王者の肩書を持つタイ強豪。ムエタイMVPを獲得した22年度には7連勝を収めている。

　計量で那須川はくっきりと浮き出た腹筋を見せ、マッスルポーズ。顔色も良く、減量も上手くいったようだ。対するチャラームダムも計量パスすると、手を合わせ感謝を示した。

　会見で那須川は「本当に今回、過去イチ調子も良くて、仕上がりも良くて、ここまで本当に順調に来れました。僕は色んな団体や違うルールに挑戦している理由も、自分が本物だと証明するため。明日はしっかり本物っていうのを証明できたらなと思っています」と仕上がりも良く、本物の強さを証明すると話した。

　対するチャラームダムは「今少し緊張していますが、明日はベストを尽くしたいと思います」と那須川との対戦に全力をぶつける。

意気込む那須川

　相手の印象について、那須川は「何でも出来るなっていうイメージがあって、パンチや蹴りが強いとか。そういうのが無くて、本当に怖さがない。そういう怖さがないのは逆に怖いっていう印象」と対策は練ってきているものの、同時に不気味さも感じている様子。

　チャラームダムは那須川について「龍心選手はすごく強いですし、オールラウンダーだなという風に感じました。今日実際にお会いして、ますます自分もワクワクしてきました」と全局面で強さを持っていると話した。

　また、那須川はどのような試合をするか聞かれると「今回地上波（放送）もあるので、派手な技だったり派手なKOをしたり、入場から見せたりとか、そういうものが大事になってくるのかなと思っています」と観客を魅了するような試合にすると話した。

　記念すべき『GOAT』第1回大会のメインイベンターを務める那須川。那須川が発言していた「本物」を証明できるような試合にすることは出来るか。

〈第6試合、第5試合出場選手の意気込み〉

▼第6試合株式会社Wacker presents ISKA K-1ルール世界スーパーミドル級タイトルマッチ 3分3R・延長1R
ブリース・コンボウ（カメルーン/Amrani Palace/王者）
「日本でタイトル戦が出来ることを嬉しく思っています。K-1の試合はこれまでに何度も見ていて、東京で試合をしたいとずっと思ってきました。その夢が叶う日が明日やってきます。東京でキックボクシングの試合をするチャンスを頂けたことを感謝しています」

松倉信太郎（日本/team VASILEUS/挑戦者）
「いよいよ明日試合という風になって、ISKAのベルトにここで挑戦させてもらえるのも、選手としてすごく興奮しています。明日は会場とか含めて、僕の中では結構規格外だと思っている。必ず見たほうがいいなと思っているので、格闘技関係者はもちろんそうですけど、そうじゃない方にも見てほしいなっていうのを心から願っています」

▼第5試合リズム株式会社 presents KNOCK OUT-BLACKルール 60kg契約 3分3R・延長1R
ロムイーサン・TIGER REON（タイ/REON Fighting sports GYM）
「明日はKOします」

龍聖（日本/BRAID）
「KNOCK OUTの龍聖です。明日はKOします」

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