”19歳の新星”秋元強真、TKO勝利も「顔の感覚が無い、大みそか無理！」萩原京平との”流血マッチ”に大ダメージ

2025/11/04（火）UP
（最終更新：2025/11/04 13:39）

　11月3日、兵庫・GLION ARENA KOBEで開催された『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』の［MMAフェザー級戦］では、秋元強真（19=JAPAN TOP TEAM）が萩原京平（29=SMOKER GYM）に2R、パウンドでTKO勝利。スタンドの打撃戦では萩原の連打に顔は流血。試合後インタビューでは「初めて痛いと思った」としそのダメージから「大みそか参戦は無理」と語った。

【フォト＆動画】秋元と萩原が血まみれ！驚愕の怒涛の打ち合いに会場が沸く

　試合は1R、萩原が秋元のタックルを切って、カーフキックと右ストレートで秋元を流血させる。秋元も応戦するが、萩原が優勢だ。
　2Rには、秋元がテイクダウンするとマウントの状態からパウンドをまとめ、レフェリーストップを呼び込んだ。

　試合後インタビューで秋元は、赤く腫れた顔面で登場。
　秋元は「鼻折れたかと思ったが呼吸も出来る、ただ顔の感覚が無い、右目もぼやける」とダメージの深さを語る。続けて「（こういうふうになるのは）初めて。初めて痛いって思った」と明かす。

　萩原について「強いのはわかっていたが、思ったより拳も硬いし、ジャブだけで目がぼやけた。伸びるし、モーションもなく見づらかった」　と評価する。
　また、萩原の打撃は「一番強かった」と認めた。

　1Rは打ち合いの展開となったが「激しい展開になるのはわかってた。気持ちが折れないというのだけ持ってった」と言い、試合中も「ここで引いたらダメだと思った」とのこと。自身のYouTubeでも「何本骨折れても殴るって言う作戦」と語っている。

　しかし「昨日の夜も瞑想しまくって。怖さもあった」と明かす。2Rからはテイクダウン狙いに切り替えたが「セコンドから、付き合わなくていい、落ち着けと言われた。で、ちょっと混ぜよう、変えよう、冷静にと思った」と戦略を変えたと言う。

　今後について、まず大晦日については「ダメージ的に絶対に無理」とこれまでにないダメージのようだ。
　今後、戦いたい選手として「ベルトに近づくグラップラーや、元チャンピオンとかとやりたい。斎藤裕選手とか」と希望、更にクレベル・コイケについても「全然やりたい」とする。

　グラップラーとやりたい理由は「寝技の攻めは多少見せたと思うんで、逃げもディフェンスももう習ってんだぞというのを見せたい。ちょうど1年前、元谷さんに負けてからの成長を早く見せたい」とした。
　今回の萩原戦でも成長したグラップリング力を見せたが、26年は元王者たちを下し、ベルトへ挑戦に近づく秋元の姿が見たい。

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