BDビンタ加害者が謝罪し引退表明、”くも膜下”の被害ファイターは「自分でまいた種は自分で拾え!」その姿勢に反論
『BreakingDown18』前日公開計量での“ビンタ失神”を喰らい、くも膜下出血となったやるべしたら竜。加害者の江口響は17日、自身のXで謝罪し「ブレイキングダウンも出ない」「格闘技も辞める」と“引退”の意向を示した。しかし被害者の竜は、“引退ストップ”の姿勢を示している。
江口は17日、Xに謝罪文を投稿。「今回竜くんがこのような大事になるとは思わず、竜くんを煽ってまた試合を実現させようとしてた自分がいました」と、当時の心境を明かした。
さらに「くも膜下出血が判明してから、自分は間違ったことをしてしまったと思いました」とし、「素直に謝罪できず竜くんや家族、関係者をさらに傷つけてしまい大変申し訳なく思っています。すみませんでした」と謝罪を重ねた。
そして今後については、「竜くんとも話し合って今後の責任は取ろうと思ってます」とした上で、「格闘技も勿論辞めますしブレイキングダウンも出ないです」と“引退”を含む決断に踏み込んだ。
一方で竜は、16日にXで公開した動画で現状と心境を説明。騒動の責任論が強まる中でも「江口選手を問い立てるつもりもない」「BDが間違いとも思ってない」と語り、あくまで自身の体調や状況も含めた“重なったタイミング”で起きた出来事として受け止めている姿勢を示した。
その上で、江口と電話で話した際に「もう格闘技辞めないといけない」といった反省の言葉があったことも明かしつつ、竜は「僕はそうは思ってなくて、自分でまいた種ぐらい、自分で拾えよって思う」と、引退という形で幕引きを図ることに否定的なスタンスを示している。
今回の件は、13日の前日計量・会見でフェイスオフ中に江口が“不意打ち”で平手打ちし、竜が後方に倒れて後頭部を床に打ち付けたことで発生。試合は中止となった。
竜はその後、当日にCT検査で大きな異常は確認されなかったものの、移動のための飛行機搭乗後に体調が悪化し、大会から3日後の再検査でくも膜下出血が判明したと説明。現状は「安定し、改善に向かっている」としながらも、医師の判断を最優先するとしている。
また江口は当初、騒動直後のXで「平手だったから失神ですんだけど、拳だったら殺人になってた」といった投稿を行い物議を醸していたが、今回の謝罪・引退表明で大きくトーンが変わった形だ。
なお、朝倉未来CEOは大会直後、本件を受けて江口に「2大会出場停止」処分を科している。
▶次のページは【フォト】計量からフェイスオフ、そして失神した衝撃写真
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・ビンタ失神のブレイキングダウン選手、くも膜下出血の衝撃も快方へ
・【BD 結果・速報】『ブレイキングダウン18』全試合結果=12.14_BreakingDown18
・有村架純“そっくりさん”、胸落とさず”むっちり”10キロ減!顔の変化に「整形してません」
・“石原さとみ似”安藤京香、腹筋見せたミニ衣装!鍛えたBODYでブレイキングダウンに降臨
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!






