難聴の空手王者の”回転”飛び蹴りに、小池都知事が驚き!「全国大会頑張って」
12月19日、東京都庁にて、知的障害と難聴の空手チャンピオン長沢秋貴(19=新極真会 東京城南川崎支部)が小池百合子都知事を表敬訪問し、激しいミット打ちから得意の”回転”飛び蹴り(旋風脚)を披露。小池知事も驚きの表情で拍手を贈った。
【フォト】長沢が放った回転飛び蹴りの旋風脚!小池知事は驚きの表情
長沢は6月22日に開催された新極真会主催の東京都空手道選手権大会において、組手 一般男子上級の軽量級の部で見事優勝。長澤は知的障害と生まれつき両耳の鼓膜が潰れ難聴の障害も持つが、障害の部ではなく、一般の部で勝利しその功績が大いに評価されている。
彼は特別支援学校である東京都立永福学園の卒業生ということもあり、今回都知事の招待によりこのセレモニーが開催された。
セレモニーでは格式ある空気の中、長沢は都知事に向けて「私は新極真会に出会い、稽古や試合を経験するたびに、心身ともに成長する自分を感じることができました。今後は全日本大会に出場し、活躍できるようより一層精進してまいります。本日は誠にありがとうございました。押忍」と挨拶の言葉を述べた。
長澤を指導してきた入来武久師範は挨拶で「様々なハンデを乗り越えて優勝、勇気を与えてくれた」と評価。そして長沢による空手の実技に。世界軽量級チャンピオンで指導員の澤井天心がミットを持つと、長沢は強烈なパンチ連打とハイキック、さらには”回転”飛び蹴り(旋風脚)を見せた。パワーあふれるパフォーマンスに都知事も驚きの表情を見せた。
都知事は「都立の特別支援学校の卒業生として活躍されて、心身ともに新極真会での稽古で鍛えられたと聞いて嬉しく思います。何よりも優勝おめでとうございます。願いは全国大会での優勝とのことで、これからも挑戦を続けていただき、次なる勝利に向けて活躍する姿を楽しみにしています」と労いと期待の言葉をかけた。
小池知事から「いつから空手を」という問いに長沢は「中学1年からです、押忍」と緊張しながらも答え、再び「全国大会目指して頑張ってください」とエールも送った。
目指すはJFKOの全日本のウェイト別大会を視野に入れている。
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