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【RIZIN】伊澤星花、RENAのフックは「49kgで一番重かった」ダウンから逆転一本勝ちの理由語る

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2026/01/01(木)UP

伊澤が試合を振り返った

 12月31日(水)さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN師走の超強者祭り』の[RIZINスーパーアトム級(49.0kg)タイトルマッチ]において、RENA(SHOOTBOXING/シーザージム)をギロチンチョークで下し一本勝ちした王者・伊澤星花(Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)が、試合後インタビューに応じた。

【フォト】伊澤がダウンからギロチンチョークで一本勝ち!

 試合は1RにRENAが左フックでダウンを奪い、パウンド攻撃を見せるシーンも。その後は伊澤がタックルからテイクダウンを奪い、マウントポジションからパンチを落としつつ、リアネイキッドチョークを仕掛けた。2Rも伊澤がテイクダウンからギロチンチョークを極めて一本勝ちを収めた。

 試合を振り返った伊澤は「ホッとしています」と笑顔を見せた。前日計量ではRENAからの握手を拒否したが「RENA選手がズルいのは、前日に握手して様子を見ようかなと言っていて、それで自分が握手して『お願いします』となったらキャラ変したと思われてしまう」とRENAと因縁が話題になっていることを崩したくなかったと明かした。

RENAには、「腹を割って話さないと分からない」と因縁が続くことも示唆した

 RENAへの怒りは本当にあったようだが、女子格闘技に注目してほしいという思いも大きかったようだ。リスペクトもあると言いつつ「腹を割って話さないとわからないですね」と試合が終わった今もRENAとの関係は微妙だという。

 勝負のポイントになったのは、左フックでダウンを喫した場面。伊澤は「フックだったけど、来ると思っていなくて悔しいです。49kgの中でパンチが一番重かったです」とRENAの強さを認めた。

 ダウンを喫した時は、「倒れた時、うわっと思ったんですけど冷静に対処しました。効いたけど、蹴り上げが得意なので時間を稼ぎました」と回復に努めたと伊澤。逆転できた理由については、「あそこでダウンをしなかったら、もっと打撃でやり合っていたかもしれなかったですね」とRENAのペースになっていた可能性があったとも振り返っていた。

 打撃に付き合わずにテイクダウン狙いに徹したことが、フィニッシュのギロチンチョークにつながった。終わってみれば伊澤の一本勝ちだが、RENAが強さを引き出すこととなったのだろう。今後の2人の関係も含めて、女子格闘技がどうなっていくのか楽しみだ。

▶次ページは、【フォト】伊澤がダウンからギロチンチョークで一本勝ち!

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