【K-1】秋山、完封勝利も桜庭が猛抗議! 須藤は引退宣言、魔裟斗&KID&ホンマンは快勝
▼第8試合 HERO’Sルール 70㎏契約5分3R
○須藤元気(日本/ビバリーヒルズ柔術クラブ/UFC-JAPAN王者)
一本 1R3分05秒 ※三角絞め
●ジャクソン・ページ(アメリカ/ジャクソンズ/WEF世界ウェルター級王者)
1R、須藤はゴングと同時に背中を見せ、独特な構えを見せる。ページはそんな須藤のサイドに組み付くとそのままテイクダウン、上をキープしてパウンドを落としていく。
劣勢の須藤は下から三角締めの体勢で絡みつきが、これをページが防ごうとすると須藤はオモプラッタに移行。
しかしページは力任せに抜け出す。ページは再びマウントの体勢になると、強烈なパウンドを須藤に落としていく。苦しい展開の須藤だが、スキをついてページを三角締めに捕え、見事にタップアウトを奪った。
試合後、須藤はマイクを取ると「皆さん、今日は応援ありがとうございました。そして今まで応援ありがとうございました。僕は本日をもってリングの上での闘いを終わりにします。どんな形であれ、これからも皆さんと一緒に素晴らしい世界、そして未来を築き上げていければと思います。
本当に素晴らしい格闘技人生でした、全ては一つです。ありがとうございました」と、驚愕の引退宣言。2006年を締めくくる試合を、自らの格闘技人生の幕引きとした。
▼第7試合 K-1ルール 3分5R
○セーム・シュルト(オランダ/正道会館)
判定3-0 ※50-45、50-46、50-45
●ピーター・グラハム(オーストラリア/ムンダインズジム)
1R、懐の深いシュルトの中に入っていこうとするグラハムだが、シュルトは前に出てプレッシャーをかけていき、攻め込ませない。1Rはシュルトがペースを握り圧倒する展開に。
2R、シュルトに真正面から向かってしまい、攻略の糸口をが見つからないグラハム。グラハムは休まずに、攻撃を散らしてシュルトに仕掛けていくが、固いガードを崩すことは出来ず。
3R、シュルトは組み付いてヒザを叩き込む。グラハムは警戒し、懸命にパンチを大振りながらも叩き込んでいく。スタミナ切れの見え始めたグラハムに左ロー、左ハイと叩き込んでいくシュルト。
4R、シュルトの左ハイが首筋を捉え、若干グラつくグラハム。肩の動きが激しくなってきたグラハムに、左ストレートを的確に叩き込んでいくシュルト。
5R、倒しに掛かりたいシュルトは前蹴りで距離を取ると右ハイを放つ。左右のフックを繰り出し前に出て真っ向勝負を仕掛けるグラハムだったが、シュルトは受け止めると組み付いて強烈なヒザ蹴り。
しかしKOを奪うまでには至らず。シュルトがグラハムの意地の前に倒すことが出来ないまま試合は終了。3-0でシュルトが判定勝利を収めるも、KOで1年を締めくくることは叶わなかった。
▼第6試合 K-1ルール 3分5R
○武蔵(正道会館)
KO 3R0分33秒 ※右ストレート
●ランディ・キム(韓国/フリー/02年アジア大会砲丸投げ優勝)
1R、先制のキムは圧力でコーナーまで武蔵を押し込むと、砲丸投げで培った伸びる右ストレートを放っていく。左ストレート、左ハイと徐々にリズムを掴んできた武蔵に対し、キムはひるまず前に出て行く。
2R、攻め疲れか、アゴが上がり始めるキムに対し、スタミナに勝る武蔵は強烈な左ボディ、左フック、ワンツーと追い込んでいく。
3R、気合を込めてがむしゃらにパンチを振り回すキムに対し、武蔵は強烈な右ストレートから左フックでKO勝利。
試合後は「地元の大阪で勝てて幸せな気分です、ありがとうございました。キムは韓国の英雄です、もっと強くなると思います、応援宜しくお願い致します」と相手を称えるマイク。
▶︎次ページはバダ・ハリ、ジャイアント・シルバ、所英男の結果
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