【バンゲリングベイ】ニコラス・ペタスが激昂……しかし、戦い終わってノーサイド
アスレティック・エンタープライズ&NPO法人バンゲリングベイ 「THE SMOKER’S PARTY」
2008年5月23日(金)東京・Zest Cantina恵比寿
チケット全種完全完売、当日券の販売はなしという開催前から注目を集めた今大会。総合司会はタレントのセイン・カミュが務め、MC補佐にはお笑いコンビ「アンバランス」の山本栄治が、満員となった会場を大盛り上げ。
また、ゲストとしてボブ・サップや永田克彦、タレント・池谷幸雄、お笑いタレント・KICK☆が登場する場面も。
ライティングや音響にも趣向を凝らせた豪華な演出がされるなどクラブイベント風の興行であるが、公式戦規格(和田良覚をはじめとした経験豊富な審判団、 同じく経験豊富なリングドクター、障害保険を完備)の試合が行われ、ニコラス・ペタス率いるチーム・ペタスと新田明臣率いるチーム新田が3対3のキックボクシング(ヒジなし)ルールで激突。
第1試合では、元シュートボクセアカデミーに所属していたチーム新田の山崎貴文(バンゲリングベイ)が得意のヒザ蹴りでチーム・ペタスのアメリカン・サンダー(THE SPIRIT GYM AE)を圧倒しKO。チーム新田が幸先良いスタートを切ったのだが……。
第3試合でも再び、チーム新田の上村仁が首相撲からのヒザ蹴りでチーム・ペタスの心を追い込みKO勝ち。するとここで、ルールに対して不満のニコラスが突然激怒。レフェリーや主催者がなだめるも、ニコラスは新田の胸ぐらを掴むなど大暴れしながら会場を後にした。
時間がたち、再びリングに戻ったニコラスは「このイベントはてっきりK-1ルールだと勘違いし、首相撲からのヒザ蹴りはなしだと思っていた。ルールを把握していなかった自分の責任です。でもこれだけはわかってください。自分の指導する生徒がかわいかったからこそ、やってしまった」と謝罪。
会場からは溢れんばかりの拍手が沸き起こり、メインイベントへ。これがデビュー戦となった木曽真太郎(チーム新田)に対し、パンチの連打で追い込んだコウイチ・ペタス(チーム・ペタス)がキャリアの差を見せ付けるようにKO勝利した。
この結果を受けて、2勝1敗でチーム対抗戦で勝利したのはチーム新田。次回大会は7月下旬(場所は未定)を予定している。
<全試合結果>
▼メインイベント(第4試合) チーム・ペタス×チーム新田3rdバトル キックボクシングルール(ヒジなし) 3分3R
○コウイチ・ペタス(チーム・ペタス/THE SPIRIT GYM AE)
KO 1R2分09秒
●木曽真太郎(チーム新田/チームRMC)
▼セミファイナル(第3試合) チーム・ペタス×チーム新田2ndバトル キックボクシングルール(ヒジなし) 3分3R
○上村 仁(チーム新田/バンゲリングベイ)
KO 1R2分23秒
●心[シン](チーム・ペタス/THE SPIRIT GYM AE)
▼第2試合 スペシャルガールファイト MMAルール 5分2R
○村田恵実(AACC)
一本 1R3分14秒 ※腕ひしぎ十字固め
●真由(禅道会)
▼第1試合 チーム・ペタス×チーム新田1stバトル キックボクシングルール(ヒジなし) 3分3R
○山崎貴文(チーム新田/バンゲリングベイ)
KO 2R0分31秒
●アメリカン・サンダー(チーム・ペタス/THE SPIRIT GYM AE)
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