【Bファミリーネオ】日本初インターナショナル王座新設!査定戦で“ポスト魔裟斗”石井が勝利
▲WINDY Super Fightインターナショナル王座査定試合で勝利した“ポスト魔裟斗”石井一成(右)
日本初! ジュニア育成に尽力してきたムエタイ興行「Muay Thai WINDY Super Fight」(以下、WINDY)が、ジュニアたちの著しい成長を踏まえ、さらなる飛躍を求めてジュニアのインターナショナル王座を新設。9月23日 (金・祝)東京・新木場1stRINGで開催されたB-FAMILY NEO『Muay Thai WINDY Super Fight vol.9』にて、インターナショナル王座決定戦の査定試合が6試合組まれた。
赤コーナー側にはWINDYのチャンピオンや常連選手、青コーナー側にはM-1、ムエロークといった他団体で活躍中の選手が揃い、対抗戦ともいえる図式となる。
査定試合の初戦となった25.5kg契約の一戦では、現WINDY同級王者・新名希平(B-FAMILY NEO)が大田一航(新興ムエタイ/M-1 25kg級2位)に敗れる波乱はあったものの、続く38kg契約の伊藤勇真(キング・ムエ/WINDY Super Fight 40kg級王者)vs中野滉太(パワー・オブ・ドリーム)からWINDYチャンピオン勢の快進撃が続く。
伊藤はローからパンチ連打、得意の首相撲でも優位に立つ。5Rに中野のパンチで鼻血を出す場面もあったが、お返しの顔面前蹴り! さらに首相撲からのヒザで圧倒的な差を見せ付け勝利を収めた。
→38kg契約の一戦、キング・ムエの伊藤勇真(右)のヒザ蹴りのうまさが光る
39.9kg契約の一戦には、AKB48のテレビ番組「AKBINGO!」出演などで話題を呼んだ、“博多一の悪が き!ポスト魔裟斗”の石井一成(リアルディール)が登場し、元M-1 35kg級王者・須永大護(ウィラサクレック蕨)と激突。お互いに持ち味であるミドルの蹴り合いを展開したが、石井はスウェーで須永の攻撃をかわしてのミ ドル、蹴り足キャッチからの攻撃と、的確かつ手数の多さで勝利を収めた。
42kg契約の一戦では、WINDY Super Fight 45kg級王者・福田海斗(キング・ムエ)
が儀部快斗(真樹ジムオキナワ/M-1 40kg級王者)から圧勝。
→ヒザ蹴りで追い込むキング・ムエの福田海斗(右)
1Rは相手の出方を見る福田がほぼミドルの攻撃のみ。2Rになると、福田はガンガン前に出続け、下がる一方の儀部を捉え首相撲地獄に持ち込む。一方的な展開のまま4RKOで勝負を決めた。
48kg契約の一戦では、山浦翔(B-FAMILY NEO/WINDY Super Fight 50kg級王者、MAジュニア47kg級王者)と末永勇一(フリー)が激突。山浦がパンチのコンビネーションからヒザで攻めると、末永もヒザで対抗。5R はお互いに譲らない首相撲からのヒザの攻防となり、僅差で山浦が判定勝利した。
48kg契約の一戦がもう一試合組まれ、WINDY常連選手の榊原達也(チームSK/国際ジュニア45kg級トーナメント準優勝)と熊井亮介(Y’zD/UKFジュニア48kg級王者)が対決。
→48kg契約の一戦。榊原達也(右)がダウンを奪って快勝
榊原はミドルを的確に当てていき、2Rには熊井にテンカオ一撃! これをモロに食らった熊井はダウン。そのまま榊原が畳みかけるように左ボディ、前蹴り、ミドルとボディに集中攻撃を見せる。大差をつけて榊原が勝利した。
初代インターナショナル王座決定戦の開催日時は未定だが、WINDYを主催する大田原光俊代表は「現在、タイはもち ろん、マレーシア及び香港の各プロモーターとこのインターナショナル王座について調整を進めており、インターナショナル王座にふさわしい海外選手との王座 決定戦を行いたい」としており、今後の展開に注目が集まる。
なお、今大会のメインイベントではバンタム級、フェザー級に続くプロタイトル第3弾となるライト級王座が新設され、その王座への挑戦を掛けた一戦として、将軍(チームサムライ)と小副川滝一(チーム零)が激突。
→ライト級王座挑戦者決定戦で勝利した将軍(左)
ムエロークや地下格闘技で活躍している将軍は相手との距離を保ち、ローからワンツーで序盤から試合をコントロールする。小副川がパンチで距離を詰めると首相撲からのヒザで優位に進めていき勝利をモノにした。
B-FAMILY NEO
「Muay Thai WINDY Super Fight vol.9」
2011年9月23日(祝・金)東京・新木場1stRING
開場15:30 開始16:00
<全試合結果>
▼メインイベント(第13試合) ライト級王座挑戦者決定戦 3分3R
○将軍(チームサムライ)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-29
●小副川滝一(チーム零)
※将軍がライト級王座挑戦権を獲得
▼セミファイナル(第12試合) 76kg契約 3分3R
○OZAKI(チームラバーズ)
TKO 1R1分16秒 ※レフェリーストップ
●大竹一八(仲FG)
▼第11試合 65kg契約 3分3R
○すすむアラビアジム(アラビア)
TKO 2R2分49秒
●滝沢一樹(MKS)
▼第10試合 ウエルター級 3分3R
○KOD門田正明(rice gate)※KADOTAから改名
判定3-0 ※三者とも30-26
●友吾(チームサムライ)
▼第9試合 WINDY Super Fightインターナショナル王座査定試合 48kg契約 1分30秒5R
○榊原達也(チームSK/国際ジュニア45kg級トーナメント準優勝)
判定3-0 ※50-45、50-46、50-45
●熊井亮介(Y’zD/UKFジュニア48kg級王者)
▼第8試合 WINDY Super Fightインターナショナル王座査定試合 48kg契約 1分30秒5R
○山浦 翔(B-FAMILY NEO/WINDY Super Fight 50kg級王者、MAジュニア47kg級王者)
判定2-0 ※50-49、49-48、48-48
●末永勇一(フリー/元WINDY Super Fight 35kg級王者)
▼第7試合 WINDY Super Fightインターナショナル王座査定試合 42kg契約 1分30秒5R
○福田海斗(キング・ムエ/WINDY Super Fight 45kg級王者)
TKO 4R1分17秒
●儀部快斗(真樹ジムオキナワ/M-1 40kg級王者)
▼第6試合 WINDY Super Fightインターナショナル王座査定試合 39.9kg契約 1分30秒5R
○石井一成(リアルディール/WINDY Super Fight 35kg級王者)
判定3-0 ※49-48、49-47、49-48
●須永大護(ウィラサクレック蕨/元WINDY Super Fight 35kg級王者、元M-1 35kg級王者)
▼第5試合 WINDY Super Fightインターナショナル王座査定試合 38kg契約 1分30秒5R
○伊藤勇真(キング・ムエ/WINDY Super Fight 40kg級王者)
判定3-0 ※50-47、50-48、50-48
●中野滉太(パワー・オブ・ドリーム/第7回国際ジュニアバンタム級トーナメント優勝)
▼第4試合 WINDY Super Fightインターナショナル王座査定試合 25.5kg契約 1分30秒5R
○大田一航(新興ムエタイ/M-1 25kg級2位)
判定50-48、50-46、50-47
●新名希平(B-FAMILY NEO/WINDY Super Fight 25kg級王者)
▼第3試合 ヘビー級 3分3R
○デビルきよし(チーム零)
判定3-0
●YAMAGUCHI(チームラバーズ)
▼第2試合 57kg契約 3分3R
○小山悠汰(チームSK)
KO 1R2分24秒
●みつき(B-FAMILY NEO)
▼第1試合 55kg契約 バチバチルール 2分3R
○小田倉(ドージョー☆シャカリキ)
TKO 3R1分2秒
●TSUBASA(チームラバーズ)
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