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【Krush】野杁正明が連続KO勝利!HIROYAも貫禄の強さで準決勝進出

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2011/10/10(月)UP


▲12月のGP準決勝に駒を進めた野杁正明(左)とHIROYA

Krush実行委員会
「Krush YOUTH GP 2011
~-63kg Supernova Tournament~開幕戦I」(昼の部)
2011年10月10日(月・祝)東京・新宿FACE
開場11:00 開始12:00

▼メインイベント(第8試合) Krush YOUTH GP 2011トーナメント・Aブロック決勝戦 3分3R延長1R
○HIROYA(TRY HARD/K-1甲子園2008王者/19歳)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-26
●小川 翔(OISHI/K-1甲子園2010ベスト8/18歳)
※HIROYAは12・9後楽園ホール大会の決勝戦(準決勝・決勝)に進出

 1回戦を1RKO勝利で勝ち上がったHIROYAと延長Rまでもつれる接戦を制した小川。対照的な試合内容の2人によるAブロック決勝戦となった。

 1R、1回戦と同じように距離を取りながらインローと左ミドルを蹴る小川。HIROYAはジャブを突きながら前に出て右ボディストレートを打つ。

  HIROYAが前に出てくるところに左フックを合わせる小川だが、HIROYAも右ボディから距離を詰めて左フック、右ローを蹴る。

 2R、プレッシャーをかけるHIROYAが小川をロープにつめて右ボディから顔面への左フック! この一発でHIROYAがダウンを奪う! 

  再開後、HIROYAは一気にパンチで前に出て左フックと右ロー。そして小川をコーナーに詰めて強烈な右ストレート! これでHIROYAが2度目のダウ ンを奪う。立ち上がった小川にラッシュを仕掛けるHIROYAだが、小川もそれを何とか凌ぐ。

 3R、ポイントを挽回しようと右フックから前に出る小川。細かいパンチからハイキックにつなげる。HIROYAも右ストレートから左フック、右ロー。これをもらいながらも小川は前に出て右ボディと左フック。

  手数を増やして前に出る。小川の圧力で下がるHIROYAだったが、的確に右ローを当てて小川の足を止める。試合は判定となり、2Rに2度のダウンを奪っ たHIROYAが勝利。試合後、HIROYAは「1回戦はKOでしたが、2回戦はバテた感じになってしまいました。でも全ては12月のためです。12月は 強いだけじゃなくインパクトに残る大会、僕の大会になるために、そして格闘技界を盛り上げるためにがんばります!」とファンにメッセージを送った。


▼セミファイナル(第7試合) Krush YOUTH GP 2011トーナメント・Bブロック決勝戦 3分3R延長1R
○野杁正明(のいり・まさあき/OISHI/K-1甲子園2009王者・Krush-60kg級2位/18歳)
KO 2R1分42秒 ※パンチの連打
●佐々木大蔵(チームドラゴン/K-1甲子園2008関東地区準優勝/20歳)
※野杁は12・9後楽園ホール大会の決勝戦(準決勝・決勝)に進出

 共に1回戦をKO勝利で勝ち上がった佐々木と野杁。1R、佐々木がジャブを突いて右ロー。細かいパンチで野杁のガードを固めさせてヒザ蹴りにつなげる。

  野杁はガードを高く上げて前に出て、佐々木のパンチをディフェンスしながら右ローを蹴り込む。そして距離が近くなると野杁は左ボディ、左フックを打つ。

  2R、野杁がプレッシャーをかけて佐々木を下がらせて強烈な左ボディ、そしてボディにヒザ蹴り! これで佐々木の動きが止まる! 野杁は一気に前に出て、 ロープを背負った佐々木に左ボディ、そして打ち下ろすような右フック! これが佐々木の顔面を打ち抜き、野杁がダウンを奪う!

 何とか立ち上がった佐々木だが、野杁はすぐに佐々木をロープに釘付けにして左ボディを連発!  必死にガードを固める佐々木に野杁はヒザ蹴り、そして左右の連打を叩き込み、佐々木が崩れ落ちるようにダウン! 

  何とかファイティングポーズをとろうとする佐々木だったが、レフェリーは試合をストップ! 野杁が2試合連続KO勝利で12月の決勝大会進出決めた。

 試合後、野杁は「2試合連続KO勝利でしたが、反省点もありました。それを直して12月に進みたいと思います。 HIROYA選手も言っていましたが、僕もこの大会を自分のものにして、ベルトを持って帰ります。優勝して言いたいこともあるので、応援よろしくお願いし ます」と意気込みを語った。


▼第4試合 Krush YOUTH GP 2011トーナメント・Aブロック一回戦 3分3R延長1R
○HIROYA(TRY HARD/K-1甲子園2008王者/19歳)
KO 1R1分35秒 ※右ロー
●星川大輝(Team Gwinds/2009NJKFアマ東日本60kg級優勝/19歳)

 1R、サウスポーの星川に対してHIROYAが右ボディストレート。そこから顔面への左フックをつなげる。

  リーチで上回る星川は距離を取りながら左ストレートと左ミドル。しかしHIROYAは右ミドルを蹴り返して前に出る。

 そして星川の右足にHIROYAが強烈なインロー! 

  星川がバランスを崩すと、HIROYAはすぐにインロー! これで星川からダウンを奪う。

  立ち上がった星川にHIROYAは左フック、右ストレート、右ハイキック! そしてインローで星川の右足を狙い、最後はHIROYAがこのローで星川をKOした。


▼第3試合 Krush YOUTH GP 2011トーナメント・Aブロック一回戦 3分3R延長1R
○小川 翔(OISHI/K-1甲子園2010ベスト8/18歳)
延長判定3-0 ※3者とも10-9
●大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/2009 RISING ROOKIES CUP優勝/20歳)

 1R、小川がインローと左ミドル。大沢は前蹴りで距離を取りつつ、右ストレートで飛び込み、左ボディを打つ。大沢がパンチで来るところに右フック、組んでからヒザ蹴りを狙う小川。大沢は小川の前蹴りをさばいて、左ストレートを打ち込む。

 2R、小川の蹴りに合わせてパンチで飛び込む大沢。小川のガードの間を狙って右アッパー、左ボディを打つ。

  距離を取る小川はインロー、左ミドル。このインローで大沢のバランスを崩して右フック。大沢は距離を潰して細かいパンチ、離れ際に右ストレートを狙う。

 3R、左右のフックからヒザ蹴りにつなげる小川。大沢も左ボディから顔面にパンチを返す。インローと左ミドルで距離を取る小川。大沢はパンチで前に出て距離を潰す。判定は30-30、30-29(小川)、29-29でドローとなり、延長戦へ。

 延長R、お互いに頭を密着させてパンチで打ち合う両者。ここで小川の左フックがヒット! 大沢の動きが止まる! ここから小川が細かいパンチとヒザ蹴りで前に出て、大沢の奥足に強烈なロー! 小川が手数を増やして大沢を下がらせる。

 しかし大沢も右ストレートを打ち返し、左右のフックで反撃! これが小川の顔面を捉えるが、小川も必死にパンチを打ち返す。終盤に猛攻を見せた大沢だったが、小川がそれを振り切った。


▼第2試合 Krush YOUTH GP 2011トーナメント・Bブロック一回戦 3分3R延長1R
○野杁正明(OISHI/K-1甲子園2009王者・Krush-60kg級2位/18歳)
KO 3R1分25秒 ※ヒザ蹴り
●乱暴(チーム乱暴/22歳)

 1R、野杁の周りを大きく回る乱暴。野杁は乱暴の動きに合わせて強烈な右ロー! 会場の「バシン!」という衝撃音が響き渡る! さらに野杁は少しずつ距離を潰して再び右ロー! 

  これで乱暴がバランスを崩すと顔面前蹴りとヒザ蹴りで攻め込む。対する乱暴も野杁の右ローをキャッチして右ストレート! スリップした野杁の顔面にアッパーを打って、レフェリーから注意を受ける。

  2R、荒々しいパンチで攻める乱暴が野杁の左ミドルをキャッチして右フック! これで野杁がバランスを崩してダウンを喫する! すぐに立ち上がりダメージ を感じさせない野杁はジャブをついて顔面前蹴り、飛びヒザ蹴りで前に出て、乱暴の倒れ際を狙って顔面にヒザ蹴りを入れる。

 さらに野杁は乱暴が顔面のガードを固めると強烈な左ボディ! 乱暴のパンチに合わせて右ハイキック! 

  これで乱暴が下がり、野杁はそこにヒザ蹴りを連打! これで野杁が乱暴からダウンを奪い返す。

 3R、勢いに乗る野杁はフルスイングの右ミドルを蹴って、コーナーを背負う乱暴にヒザ蹴り! これでダウンを追加すると、立ち上がってきた乱暴に顔面前蹴り。そして容赦ないヒザ蹴りの連打! これで乱暴をなぎ倒し、見事なKO勝利を収めた。


▼第1試合 Krush YOUTH GP 2011トーナメント・Bブロック一回戦 3分3R延長1R
○佐々木大蔵(チームドラゴン/K-1甲子園2008関東地区準優勝/20歳)
KO 3R1分24秒 ※左ミドル
●翔太(シルバーウルフ/2011新空手全日本K-2軽中量級準優勝/19歳)

 1R、佐々木がじりじりと前に出てジャブ、右ローにつなげる。翔太もジャブを返して前蹴り。佐々木はジャブに左フックを返して、パンチのカウンターを狙う。

 2R、翔太が細かくパンチをまとめて、そこからヒザ蹴り。右フックから連打で前に出る。佐々木は離れた間合いか ら右アッパー、そして左ミドル。左のヒザ蹴りと左ボディフックを打ち込む。佐々木のボディ攻めで翔太の動きが止まり、佐々木が翔太をコーナーに詰めてパン チとヒザ蹴りをボディを攻める。

 3R、佐々木が翔太のボディに左ミドル! これが翔太のボディを捕らえる! そして佐々木が前蹴りで翔太をコーナーまで吹っ飛ばすと翔太が尻餅! すぐに立ち上がれなかった翔太を見て、レフェリーはダウンと判断する。

 再開後、佐々木はヒザ蹴りと左ミドルを翔太のボディにまとめて、最後は左ミドルが翔太のボディに突き刺さり、翔太がダウン! 佐々木がボディ攻めで翔太からKO勝利を奪った。


▼第6試合 59kg契約 3分3R延長1R
○中嶋剛志(青春塾)
判定3-0 ※30-26、30-27、30-27
●鈴木翔也(OGUNI)

▼第5試合 63kgFight 3分3R延長1R
○渡部翔太(チームドラゴン)
判定3-0 ※29-27、29-27、29-28
●マリモー(キング/NJKFスーパーライト級2位)

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