【NJKF】中嶋平八、主催ジム興行メインでタイ人をKO!梅野源治との対戦をアピール
NJKF/誠至会
「15周年記念シリーズ NEW JAPAN BLOOD 8」
2011年11月3日(木・祝)大阪・住吉区民センター大ホール
開場13:00 開始13:15
レポート&写真=高崎計三(ソリタリオ)
▼メインイベント(第13試合) 58kg契約 3分5R
○中嶋平八(誠至会)
KO 2R2分36秒 ※右ロー
●レッグ・エスジム(タイ/エスジム)
今年2度目となる地元・誠至会の主催興行で、今回は同ジム所属のNJKFフェザー級王者・中嶋も出場するということもあり会場・マッチメイクともスケール アップしての開催となった。メインを含む終盤3試合は関西勢とエスジム・タイ人の対抗戦。最終戦に登場した中嶋は元ルンピニー・スーパーバンタム級6位の レッグ・エスジムを迎え撃った。日本のジムに所属するタイ人と言っても、レッグは来日して日が浅く、日本初戦。気合いも入っている様子で、スピーディーな 動きからキレのある攻撃を繰り出す。特にコンビネーションからのローには冴えを見せた。
中嶋も得意のパンチで応戦、キレでは引けを取らないところを見せたが、1Rにアクシデントに見舞われた。中嶋が右ハイを放った直後、レッグのローが強烈な ローブローとなり、試合は中断。中嶋はその前にもローブローを受けていてダメージは深く、あわや続行不可能かとも心配されたが、インターバルの後に復帰。 1R終盤には右ボディをレッグの腹にぶち込んだ。
2R、中嶋はパンチを主体に攻め、右ストレート、左ハイをヒット。そして終盤、パンチのコンビネーションからロープ際に詰めると、密着して腿(もも)へ のヒザ蹴りから右ロー。これでレッグは倒れ込み、ダウン。立ち上がりはしたものの、カウントが進みレフェリーが促してもファイティングポーズを取ろうとし なかったため、中嶋のKO勝利となった。
初の地元でのメインを、反則に苦しみつつも鮮やかなKO勝利で締めた中嶋は応援団の祝福を受け笑顔を見せた。中嶋が通っている大阪産業大学スポーツ健康学 科からも教授陣や友人たちが詰めかけ、大声援を送る。大学側は中嶋のプロ活動をバックアップしており、本人も「力になった」と語った。
試合後、中嶋は「ローで奥足が効かされました。強かったです。初めての大阪でのメインで最初はちょっと緊張したけど、たくさん応援してもらって恥ずかし い試合はせんようにと思って、全部出せたと思います。ローブローも痛かったけど、最後は右ストレートと腿へのヒザが効いたと思います」とコメント。
今年は3月に予定されていた試合が震災の影響で中止となり、その後は学業の関係でスケジュールが合わず、これが唯一の試合となった。「来年はもちろん WBCムエタイのベルトを狙っていきたい。それと、3月に試合をする予定だった梅野源治選手と、チャンスがあればぜひやりたい。梅野選手は僕の中で一番有 名やなと思っていますが、やるとなったらもちろん勝ちます」と、意欲を見せた。なお、大盛況に終わった誠至会興行は、来年も開催される予定だ。
▼セミファイナル(第12試合) 54kg契約 3分3R ※ヒジあり
△RISING一治(誠至会)※南RISING一治より改名
ドロー 判定1-0 ※29-29、30-28、29-29
△バンゼーン・エスジム(タイ/エスジム)
誠至会期待のRISING一治が、同じく来日初戦のバンゼーン・エスジムと対戦。思いきりのいい攻めを見せ、パンチとローで2Rにやや優勢に立ったものの3Rにヒジで切られたのが響き、惜しくもドローに終わった。
▼第11試合 スーパーファイト 60kg契約 3分3R ※ヒジあり
○ホクヘン・エスジム(タイ/エスジム)※ヨーゲンチャイ・エスジムより改名
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●村井義治(理心塾)
“伝説の天才空手家”村井義治が、DEEP KICKで一度対戦したことのあるホクヘン・エスジムと再戦。村井は途中でスタミナ切れとなり、リベンジはならなかった。
▼エキシビションマッチ 3分2R
-大和哲也(大和ジム)
勝敗なし
- 階 勇弥(健心塾)
大和哲也が大阪のリングに初登場。昨年、DEEP KICKの60kgトーナメントを制した階勇弥と拳を交えた。エキシビションといってもお互いの実力を確かめ合うような緊迫した空気が走り、お遊びムードはほとんどなし。
大和は得意の左ボディもバンバン入れていき、階もボディを返す。2Rにはボディを受けた階が思わず下がってしまうほどの場面もあった。
▼第10試合 67kg契約 3分3R ※ヒジあり
○DAI(誠至会)
TKO 2R1分00秒 ※DAIのヒジにより鼻骨骨折の疑いがありドクターストップ
●二朗(日進会館)
※1R、DAIは右ストレートでダウン
▼第9試合 63kg契約 3分3R ※ヒジあり
○宮島教晋(誠至会)
判定2-0(30-29、30-30、30-29)
●ムテキング(紫志堂)
▼第8試合 スーパーフェザー級 3分3R ※ヒジあり
○竜宜(誠至会)
判定2-0(30-28、29-29、30-29)
●MO刃KI(二刃会)
▼第7試合 66kg契約 3分3R ※ヒジあり
○AKIRA(誠至会)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-28
●福田裕介(PLACE-K)
▼第6試合 61kg契約 3分3R ※ヒジあり
○林 恭平(アツキムエタイ)
TKO 2R1分39秒 ※ヒジによるカットでドクターストップ
●浅野タクミノカミ(誠至会)
※浅野は1Rと2Rに左ストレートでダウン
▼第5試合 63.5kg契約 3分3R
△尾崎昌士(M-BLOW)
ドロー 判定1-0 ※29-29、30-29、30-30
△IKUO(誠至会)
▼第4試合 58kg契約 3分3R
○ドテチン(健心塾)
TKO 3R20秒 ※セコンドからタオル投入
●西山涼平(二刃会)
※西山は2Rにパンチ連打で、3Rに左ストレートでダウン
▼第3試合 51kg契約 3分3R
○山下博史(誠至会)
KO 1R51秒 ※パンチ連打
●センノーイ哲也(アツキムエタイ)
▼第2試合 71.5kg契約 3分3R
△こうた(武心会)
ドロー 判定1-0 ※29-29、30-29、30-30
△鹿津シンジ(月心会)
▼第1試合 63.5kg契約 3分3R
○北村浩司(福知山)
判定3-0 ※三者とも30-28
●ピラニア(誠至会)
※ピラニアは3R、ヒザ蹴りでダウン
▼オープニングファイト第4試合 NEXT LEVEL一般Aクラスルール 2分2R
△三浦兼司(京賀塾)
ドロー 判定1-0 ※20-20、20-19、20-20
△村木太樹(和田会館)
▼オープニングファイト第3試合 NEXT LEVEL一般Bクラスルール 2分2R
△小寺博之(ARENA)
ドロー 判定0-0 ※三者とも20-20
△松田 光(ROYAL KINGS)
▼オープニングファイト第2試合 NEXT LEVELジュニアAクラスルール 2分2R
△高橋直輝(誠至会若獅子支部)
ドロー 判定1-0 ※20-20、20-19、20-20
△二條 司(健心塾)
▼オープニングファイト第1試合 NEXT LEVELジュニアCクラスルール 1分2R
△米田仁哉(闘拳塾)
ドロー 判定0-0 ※20-20、20-20、19-19
△山本亮太(眞道會館)
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