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【フリースタイルカラテ】極真伝説の強豪・増田章が制限の少ない空手大会を開催

2011/11/27(日)UP


▲投げ技や崩し技で相手を転倒させ、残心(次の攻撃が出来る体勢)を決めることでポイントとなる

NPO法人国際武道人育英会
「Freestyle Karate Open 2011」
開始10:30(一部) 開会式14:00(二部)
2011年11月27日(日)東京・渋谷区立上原中学校

 極真空手で第22回全日本大会優勝・第5回全世界大会準優勝など数々の実績を残した増田章(現・極真空手増田道場)が、新しい空手のルールを提唱。その第1回大会が開催された。

→伝説の極真空手家・増田章

 このフリースタイルカラテとは、従来の突き・蹴りに加えてつかみ、引っ掛け、首相撲、投げなどが認められ、有効な技 が決まればポイントが与えられるというルール。相手の道衣をつかんでの打撃や、蹴り技をキャッチして転倒させるなど多くの技が使えることからフリースタイ ル(自由な形)と命名された。

 今回はジュニア(小学生以下)、U-15(中学生以上15歳以下)、成人男子3階級、シニアと4つのクラスでフリースタイルの試合が行われた。

→打撃から組み技に移行するフリースタイルカラテ。寝技のない総合格闘技と言える

 閉会式で増田代表は「フリースタイルの技はみなさんが今日使った技の100倍あります。つまり無限にあるということです。他の格闘技からもいろんな技を 学び、吸収してください」と選手たちに語り、「フリースタイルは他の格闘技の技も活かせるルールです。ぜひ、空手以外の格闘技を学んでいる選手にも参加し て欲しい」と呼びかけた。

 2012年は2カ月ごとに小規模の大会を開催し、10月に代々木オリンピック記念総合センターで第2回の『Freestyle Karate Open』を開催する予定だ。



▲アグレッシブな攻めでたちまち10ポイントを獲得して勝負を決めた齋藤(右)

▼軽量級決勝戦
○齋藤耀織(さいとう・よしき/如水会館)
10-0
●フィリップ・スネイド(増田道場本部)

 齋藤は『K-1甲子園2011東日本ラウンド』Bブロックでベスト8、佐藤塾主催『ポイント&KO全日本少年少女空手道選手権大会』では3位に入賞した経験を持ち、成人男子の部最年少の17歳。

 勢いのある攻撃をスネイドに仕掛け、突きと下段廻し蹴りの連打による攻撃支配(連続攻撃により相手が5秒以上防戦のみとなった場合)で効果(1ポイント)を奪うと、3回連続でスネイドを突き・蹴りで場外へ押し出して計3ポイントを追加。

  さらに齋藤はボディへの前蹴りで技あり(有効な打撃で2秒以上3秒未満、相手を戦闘不能状態にさせる)5ポイントを獲得し、最後は上段廻し蹴りをヒット (同技をきれいに決めた場合テクニカルハイキックポイントとして1ポイントが入る)させて効果を奪い、勝敗がつく10ポイントに到達して優勝を決めた。



▲崩し技で相手を転倒させるキース(左)。今大会のMVPも獲得

▼中量級決勝戦
○ロートリ・キース(早大極真会)
4-0
●小茂田寿(こもだ・ひさし/増田道場本部)

 キースは突きで接近して小茂田の首に手を引っ掛け、相手を横に回しながら押し倒して残心(ざんしん=相手選手のバランスを奪って倒した後、間髪を入れず次の攻撃が出来る体勢を取ること)を決め、有効(3ポイント)を奪う。

 フリースタイルカラテでは投げや崩し技で相手を床に倒し、残心を決めると一本(KO=10ポイント)、技あり(5ポイント)に続くビッグポイントである有効を獲得できるのだ。

 続いて突きと下段廻し蹴りの連打で小茂田を場外へ押し出して効果を追加。本戦3分間の試合時間内で4ポイント(本戦は3ポイント差、延長戦は1ポイント差で決着)を奪い、優勝を収めた。

 キースは全ての試合で打撃から組み技、そこからの投げ技や崩し技をスムーズに行ってポイントを奪い、また、相手を倒せなければすぐに離れて打撃に行くなど間断のない攻撃を展開して今大会のMVPも獲得。

 増田代表は「非常に打撃とテイクダウンのバランスがよく、間合い感覚や技を出すタイミングも優れている。小茂田も良かったんですが、それ以上にフリースタイルの技をいい感じで使っていた。今回の大会で一番フリースタイルらしい戦い方でした」と、キースを評価した。



▲恵まれた体格を武器にしてパワフルに攻めた齋藤(左)

▼重量級決勝戦
○齋藤祐郁(さいとう・ゆうや/如水会館)
5-0
●中川貴幸(SKC武心館)

  2009年の国際武道人育英会主催『第10回全日本空手道選手権大会』(無差別級)で優勝している齋藤は、身長178cm・体重125kgの巨体を誇る 21歳。今年4月にはデンマークで開催された『17th Sabaki Challenge spirit』にて銅メダル(スーパーヘビー級)を獲得し、日本人初の入賞を遂げている。

 齋藤はパワフルな突きと下段廻し蹴り、ヒザ蹴りで中川を2度場外へ押し出して効果2ポイントを奪い、さらに相手の身 体を横へ回すようにして投げ、残心を決めて有効を獲得。最後は声をあげながらラッシュを仕掛け、5ポイント差で勝利。軽量級で優勝した弟の齋藤耀織との兄 弟優勝を飾った。

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