【J-NETWORK】王者・木村がKO負けの波乱、八神はホープ祥汰をKO
▲中向(右)がJ-NET王者・木村(左)をKOで破る金星
J-NETWORK
「J-FIGHT in SHINJUKU~vol.24~」
2012年2月19日(日)東京・新宿FACE
開場11:30 開始12:00
▼メインイベント(第13試合)59.5kg以下契約 サバイバルマッチ1
○中向永昌(STRUGGLE/WPMF日本スーパーフェザー級9位)
KO 2R40秒 ※パンチ
●木村天鮮(きむら・たかあき/レグルス池袋/J-NETWORKスーパーフェザー級王者)
J-NETWORKスーパーフェザー級王者の木村が、ノンタイトルマッチで中向と激突する。木村は昨年11月にfire仭士の挑戦を退け、3度目の防衛に成功。対する中向は、成長著しいWPMFの日本同級9位。
1R、サウスポーの木村、オーソドックスの中向。両者は似たようなスタイルだが、中向は右ミドルを中心に前へ出て攻める。木村は直撃はさせないものの受けに回る場面が多く、接近戦になるとヒジを返す展開。
2R、それならばと戦法を変え、ミドルを放って自ら前へ出る木村。それを中向は落ち着いてさばく。
結末は突然訪れた。2R開始40秒、木村のミドルキックと中向のパンチが交錯。わずかに早く当たった中向のフックが木村のアゴを捉え、木村は後方へ倒れ込む。カウントが続く中、なんとか立ち上がろうとした木村だが、足がおぼつかずにレフェリーが試合を止めた。
一瞬の出来事で、意外な結末に呆然とする場内だったが、すぐに歓声が沸き上がる。男子部門初興行は、J-NETのチャンピオンがKO負けするという波乱の幕開けとなった。
▲八神(左)がホープの祥汰(右)をKOし、ランカーの実力を見せ付けた
▼セミファイナル(第12試合) 59.0kg以下契約 3分3R
○八神剣太(レジェンド横浜/J-NETWORKフェザー級4位)
KO 2R1分19秒 ※3ノックダウン
●祥汰(Team S.R.K/WINDY RISING GENERATION CUP2010優勝)
J-NET初登場の祥汰はK-1甲子園などで活躍し、WINDY RISING GENERATION CUP2010優勝(新人王)の実績を持つ実力者。対する八神はノーガードから繰り出す回転の速いパンチが武器のJ-NETフェザー級の上位ランカー。
1R、祥汰はムエタイスタイルでローやヒザを使って前へ出る。八神はいつものように柔らかく肩を振りながら左右のパンチ、ローと上下に攻撃を散らす。中盤 からノーモーションの八神のパンチが祥汰の顔面を捉えはじめるが、顔を紅潮させつつ祥汰はいくら被弾しても下がらずに前へ出てローを返していく。
2R開始から20秒、八神が右フックを入れて祥汰からダウンを奪う。ここからは八神の独壇場だった。そのまま押せ押せで前へ出て行く。八神は1分過ぎ、祥汰をコーナーに追い詰めたところでバックスピンキック一閃! それが見事に祥汰のボディに入り、2回目のダウン。
八神はパンチとローの連打を祥汰に浴びせ、飛びヒザまで繰り出したところでレフェリーが試合をストップ。1分19秒、八神がKOによる完勝を収めた。
試合後のインタビューで八神は、「下世話な話ですが、お金って大事だと思うんです。そのお金を払って応援しに来てくれる人たちが楽しめるような試合が出来るように、これからも頑張りたい」と語り、ファンの声援に応えていた。
▼第11試合 スーパーフライ級 サバイバルマッチ1
○松﨑公則(STRUGGLE/同級4位)
TKO 1R43秒 ※ヒジによるカット
●山野寛之(チームドラゴン/同級6位)
▼第10試合 ライト級 サバイバルマッチ1 ※ヒジなし
○前口太尊(まえぐち・たいそん/PHOENIX/同級6位、RISEスーパーフェザー級8位)
判定3-0
●加藤剛士(ウィラサクレック・フェアテックス)
▼第9試合 フェザー級 3分3R ※ヒジあり
○篠原基宏(バンゲリングベイ・スピリット/unit-K/同級10位)
KO 2R2分19秒 ※バックキック
●玲央(フォルティス渋谷/同級7位)
▼第8試合 ミドル級 3分3R
○北斗拳太郎(ボスジム/2010年J-NETWORKアマチュア全日本大会ミドル級優勝)
判定3-0
●コンボイ山下(超越塾/元全日本ヘビー級4位)※山下考亮から改名
▼第7試合 ウェルター級 3分3R
○原田雅人(フォルティス渋谷)
判定3-0
●三縄良太(尚武会)
▼第6試合 フェザー級 3分3R
○野辺広大(ヌンサヤームジム/第21回全日本新空手道選手権大会 K-3GP 中学生60kg級優勝)
TKO 1R2分57秒 ※パンチ
●川村隼己(天空・藤)
▼第5試合 スーパーライト級 3分3R
○ハルク大城(ボスジム)
KO 1R51秒 ※パンチ
●今井MASTIFF雄太(超越塾)※今井雄太から改名
▼第4試合 フェザー級 3分3R
○齋藤拓也(バンゲリングベイ・スピリット)
KO 3R2分50秒 ※ヒザ蹴り
●白鳥大珠(尚武会)
▼第3試合 55.5kg以下契約 3分3R
○石原兄資(アクティブJ)
TKO 1R2分56秒 ※パンチ
●中島健一郎(STB JAPAN)
▼第2試合 スーパーバンタム級 3分3R
○さと吉(アクティブJ)
判定3-0
●大釜広路(ASSHI-PROJECT)
▼第1試合 ライト級 3分3R
○高林和也(小林道場)
判定3-0
●萩原 賢(エスジム)
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