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【戦場】日本初のムエタイスタジアムがオープン!激闘連続!若山が元NKB王者を撃破

2012/03/25(日)UP

  2011年3月11日(金)に起きた東日本大震災から約1年、チャリティーイベント「戦場」の5回目が3月25日(日)に開催された。このイベントは宮城県に拠点を置くDRAGON GYM(ドラゴンジム)が主催するアマチュア・プロ合同開催のチャリティーイベント。 

→会場前では、元J-GIRLSプロデューサーの石垣慎壱氏率いるラビット空手のメンバーが炊き出しを行った。

  主催者であるDRAGON GYMの佐藤亮会長は、戦場というイベント名について「3月11日に起きた東日本大震災の後日、被災したDRAGON GYM石巻支部のメンバーの家のボランティアをしていて、まるで戦争で爆撃を受けたような悲惨な石巻市を見て思い浮かんだ」と説明する。第1回目の大会は昨年5月22日(日)仙台で開催し、大会の収益金は車椅子や畳を購入するために使われ、被災地に寄付されている。

 今大会は、石巻の被災地にDRAGON GYMが設立した日本初のムエタイスタジアム「ドラゴンボクシングスタジアム」で行われ、満員の350人の観客が集った。

→オープニングを飾った“甲斐の国 小粋”のメンバー

オープニングイベントから会場の熱気は一気に高まる。途中には、ワンソンチャイワールドタイトル66kg王者、MADタイトル66kg王者のモニカ(DRAGON GYM)が今月29日に母国スウェーデンに帰郷という残念な報告があったが、エキシビションマッチを含む全8試合は好試合の連続で幕を閉じた。

→戦場のリングに華を添えた戦場ラウンドガールの白崎智子さん(左)と遊佐七瀬さん

  大会後、佐藤会長は「4ヵ月間ずっと世間に背を向けてスタジアムの建設に力を入れてようやくオープンの日を迎えることができました。今の気持ちを水泳に例えると、今まで学校のプールやスイミングスクールや海で泳いでいたけれど、自宅に自前のプールが出来たことで好きなときに好きなだけ泳げるようになり、非常に便利になりました」とまずはスタジアム完成にホッとした様子。大会については「地元や石巻近郊から多くのお客さんが来てくれたことに安心しました。すり鉢状のスタジアムでの観戦や地元の選手が出ることで必然的に盛り上がりましたね。私は第三者の感覚から見ていても、満足感や感動がありました」とコメントした。

なお、次回大会は5月27日(日)同所で開催。キッズのドラゴンスタジアム認定チャンピオンを決めるトーナメントを行う予定だ。 

DRAGON GYM
「大震災復興チャリティーイベント戦場5」
2012年3月25日(日)宮城・石巻市・ドラゴンボクシングスタジアム
開場15:00 開始15:30 ※11:00~アマチュア大会Aリーグ

▼ダブルメインイベント2(第8試合) スーパーフライ級 3分3R延長1R ※ヒジあり
○若山龍嗣(DRAGON GYM)
判定2-0 ※30-30、30-29、30-29
●信末勇気(Team KOYA/元NKBフライ級王者、WPMFフライ級5位)※信末小僧から改名 

 信末は2009年2月、当時18歳で王者に輝き、栃木県内に初のベルトをもたらすと共に、NKB史上最年少での戴冠という2つの快挙を同時に成し遂げた。NKBを離れフリー転向後はレベルスで2戦を行い、今回の一戦は2010年9月23日の関正隆戦以来の試合となる。

  対する若山は、ドラゴンジムの名勝負男。毎回会場を沸かせる魂の勝負師である。

 1R、右ローを飛ばす若山。じっくりと様子をうかがう信末は右ロー、そしてスピーディーかつ重い右ハイ! 若山はしっかりブロックしながら前進。信末が首相撲でこかすと、若山もローからパンチのコンビネーションで出る。

  2R、首相撲の攻防で若山のヒザ蹴りが信末の金的を直撃してしまい、若山にイエローカード(注意:減点はなし)。変わらず若山はパンチ、ローでプレッシャーをかける。

 3R、変わらず若山が前に出続けると、信末はスタミナ切れか手数はめっきり減ってしまい、ほぼ下がるのみ。接近戦では若山のヒジがクリーンヒットし、信末はフラッシュダウン気味に倒れる。信末はロー、ハイで反撃するものの、若山の勢いは止まらない。判定で若山が勝利した。


▼ダブルメインイベント1(第7試合) 女子ライト級 2分3R延長1R ※ヒジあり
○村上リエ(DRAGON GYM/WPMO女子世界ライト級王者、ワンソンチャイワールドタイトル63kg王者、J-GIRLSライト級王者)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-29 
●神風萸暉美(神風塾/ワンソンチャイワールドタイトル57kg王者) 

 両者は昨年2月に仙台で対戦し、村上が2度のダウンを奪って圧勝しており、萸暉美がリベンジに燃える。世界王者対決は、女子では珍しいヒジありルールで実現した。

 1R、ローの神風に対し、村上はパンチからヒジ! さらに組んでのヒザで攻めていく。神風は右ミドル、ハンマーパンチ! 村上は大振りのヒジで体ごと突っ込んでいく。

 2R、神風のパンチには、村上がタイミングよく前蹴りを合わせる。首相撲では村上がヒジ。3R、神風のローに、村上が前蹴りを合わせる。首相撲でも村上が優位に試合を進めていく。神風はバックブロー。村上も独特なバックブローを出す。フルマークの判定で村上が勝利した。これで村上の戦績は30戦28勝2分けの無敗となる。


▼セミファイナル(第6試合) フェザー級 3分3R
△白岩義也(DRAGON石巻)
ドロー 判定1-0 ※29-29、30-28、29-29
△弘中史樹(フリー/元NJKFバンタム級4位) 

 元NJKFランカーの弘中が8年ぶりに復帰。対する白岩は、地元石巻の期待の星。若さと気持ちの強さで熱い試合をしてきた。

  1R、白岩は右ジャブからの左ストレートが何度も弘中の顔面をとらえる。白岩が優勢に試合を進めるも、2Rから弘中が右ミドル、テンカオで反撃。3Rには、パンチの打ち合いとなり、お互いに気持ちを前面に出し合う。今大会のベストバウトと言っても過言ではない、この一戦はドローに終わった。


▼第2試合 スーパーライト級 3分3R
○ダイナマイト柿崎(DRAGON湯沢) 
KO 2R1分45秒 
●サクダガヤ・オーエンジャイ(GET OVER) 

 昨年12月熊本で開催された「LEGEND 2」で敗れた柿崎が再起戦、26戦17勝5敗4分のキャリアを持つサクダガヤと対戦した。1R、柿崎が右ローでこつこつと蹴っていく。接近戦ではパンチ連打で前に出る。サクダガヤも重いパンチ、テンカオを返していくが、2Rには柿崎の右フックでダウン。最後に柿崎が右ローで見事なKO勝利を飾った。


▼第1試合 女子バンタム級 2分3R 
△MITSUKI(DRAGON GYM/J-GIRLSフライ級6位)
ドロー 判定1-1 ※29-30、30-29、30-30 
△神風RIO(神風塾)※神風莉央から改名 

 昨年2月に対戦している両者。この時はMITSUKIが僅差の判定で勝利。熊本のアイドル女子高生ファイターとして注目を集めるRIOは高校最後の試合でリベンジすることが出来るのか。

 1R、MITSUKIがパンチからローのコンビネーション。RIOも右ローからボディと攻撃を返す。序盤はパンチと首相撲でMITSUKIが優位に進めるも、2R以降にはRIOが前蹴りのボディ攻撃で削っていく。2戦目も激戦となり、ドローに終わった。


▼第5試合 西口プロレスタッグマッチ 時間無制限一本勝負
○アントニオ小猪木&小蝶野正洋
vs
●ユダン・ハンセン&ブルーザー・デブロディ


▼第4試合 スペシャルエキシビションマッチ 2分2R
-加藤清尚(大道塾行徳東中野支部)
勝敗なし 
-小比類巻太信(小比類巻道場)


▼第3試合 ボクシングチャレンジマッチ 1分5R
-西澤ヨシノリ(オーストラリア/WBFアジア太平洋ライトヘビー級王者、UBCクルーザー級王者、WPBFクルーザー級王者、WBF英連邦クルーザー級王者)
勝敗なし
-キッズファイターズ

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