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【J-GIRLS】苦節10年、38歳のベテラン大島が悲願の初タイトル獲得!

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2012/04/01(日)UP


▲大島(左)はステップインと同時に放つ左ストレートを上下に打ち分けた

J-NETWORK
「J-GIRLS 2011 ~Platinum’s In The Ring 2nd~ with J-FIGHT」
2012年4月1日(日)東京・新宿FACE
開場17:00 開始17:30

▼メインイベント(第13試合) J-GIRLSアトム級(46.26kg以下)王座決定戦 2分5R延長1R
○大島つばき(フォルティス渋谷/J-GIRLSミニフライ級2位)
判定3-0 ※49-46、49-45、50-45
●美保(KFG/同級1位)
※大島が新王座に就く。

 今年2月に山田真子がプロボクシング転向のため王座を返上。空位となったタイトルを、J-GIRLS創成期から活躍してきた大島と、昨年の同級トーナメントを勝ち上がり山田とタイトルを争った美保が王座決定戦を戦う。

 今年9月でデビューから満10周年を迎える大島。これまで2度、次期挑戦者決定トーナメントの準決勝まで進出しているが、いずれもあと一歩のところで敗れており、今回が初のタイトルマッチとなる。自身の格闘家人生を懸け、この大一番に臨むだろう。

 対する美保は昨年の山田とのタイトルマッチでは惜しくも敗れたものの、長い手足を活かした戦い方が出来る選手。大島には2008年11月に判定負けを喫しており、リベンジをはかるとともにこちらも初のタイトル獲得を目指す。

 1R、サウスポーの大島は右へ回り込みながらのロー、美保はジャブからワンツーを伸ばす。大島がタイミングのいい足 払いで美保を転倒させる。回り込む大島に美保が襲い掛かる展開だったが、大島がカウンターの左ストレートをヒットさせてダウンを奪う! 立ち上がった美保 はダメージを感じさせず、右ストレートと左フックで逆襲。

 2R、美保はワンツー、前蹴りで回り込む大島を追い、右ストレートをヒットさせて右ミドルを連打する。

 美保が勢いに乗り始めたかに見えたが、大島は前蹴りをヒットさせ、ステップインと同時に強烈な左ストレートをボディへ叩き込む。美保が腹をかばって逃げようとするところへ大島が左ミドルキック! これで2度目のダウンを奪った。

 3R、大島はステップインと同時に放つ左ストレートを顔面とボディに打ち分け、美保が右ストレートと左ミドルで反撃してくると回り込んでかわす。動きを止めず回り込み続ける大島を美保はパンチと前蹴りで追っていくが、大島も左ストレートで迎え撃つ。

 4R、ダウンを奪い返そうとパンチで前に出る美保に、大島は前蹴りと左ミドル、ボディへのパンチ。美保が突っ込んでくるとボディを打ち、すぐに回り込む。

 5R、もはや後がない美保はパンチで突っ込んでいくが、大島はフットワークを駆使して回り込み、前蹴りとインロー。美保が追い込んでいくが、大島も左フックを返す。美保の猛攻に下がる大島だったが、最後まで足を止めず動き続け、大差の判定で初のタイトルを獲得した。

 大島は「偶然勝ったみたいな感じです。ダウンを奪ったのは覚えていません。あれも偶然だったと思います。教えてくれた人の言う通りに動きました。勝てたのはみんなの応援のおかげで、自分の力は0.5……0.7くらいです」と謙虚に語った。



▲白築(右)はパンチでラッシュをかける三堀(左)に右ローで対抗

▼セミファイナル(第12試合) J-GIRLSフライ級(50.80kg以下)ニューヒロイン決定トーナメント決勝戦 サバイバルマッチ1
○白築杏奈(しらつき・あんな/138 KICK BOXING CLUB)
延長R 判定2-1 ※10-9、9-10、10-9
●三堀“SMILE”美弥子(Y’ZD GYM)
※本戦は30-28、29-30、29-29
※白築がトーナメント優勝。

 キック通算6戦以下の選手による「フライ級(50.80kg以下)ニューヒロイントーナメント」の決勝戦。トーナメントは昨年9月大会からスタートし、決勝戦に勝ち進んだのは三堀と白築。

 三堀は小学5年生の子供を持つママさんキックボクサー。今回のトーナメント出場者の中でプロ経験最多を誇り、昨年 11月から月1回というハイペースで試合をこなしている。対する白築は、アマチュア時代にKAKUMEIキックボクシング連盟中国大会で優勝した実績を持 つ。2月の準決勝戦では優勝候補筆頭の小田巻洋子にプロ・アマを通じて初黒星を付けた。

 1R、前蹴りの蹴り合いから始まり、白築はフットワークからのジャブ。三堀は一気に間合いを詰めてパンチのラッシュをかけ、白築をコーナーへ追い詰める。白築はタイミングのいい前蹴りで三堀を押し返し、出てくるところにはジャブを合わせる。

 2Rも白築は前蹴りを多用して三堀を近付けさせないようにするが、三堀はかまわず手数を出して接近。白築はヒザ蹴りで迎え撃ち、右ストレートをヒットさせる。三堀はパンチのラッシュを何度も仕掛ける。

 3R、パンチで突進する三堀に白築は右ストレート、右ロー、前蹴り。この右ローで三堀がバランスを崩す。それでも三堀は手数を出して前へ出続け、本戦は1-1のドローとなった。

 延長戦になると白築はさらに前蹴りを多用し、三堀は変わらずラッシュをかける。白築が右ローと右ストレート、ヒザ蹴りで迎え撃ち、顔面へ前蹴りを突き刺す!

  体力が衰えてきた三堀に今度は白築が前へ出てワンツー、右ローをヒットさせていき、判定は2-1と割れたが白築が勝利。トーナメントを制した。

 白築は「嬉しい」と涙。「やりたいことが全然出来なかったので、もっと強くなって戻ってきます」と今後の躍進を誓った。


▼第11試合 ビジュアルファイト 1分2R
ー山内菜緒
勝敗なし
ー中野亜紀

▼第10試合 J-NETWORKスーパーライト級(63.50kg以下)新人王トーナメント一回戦  サバイバルマッチ1 ※ヒジなし
○亀甲谷友則(きこうや・とものり/ファイヤー高田馬場)
延長R 判定3-0 ※三者とも10-9
●将-masa-(team歌舞伎龍)
※本戦は30-28、29-29、28-29。将は反則2回で1点減点

▼第9試合 J-NETWORKスーパーライト級(63.50kg以下)新人王トーナメント一回戦  サバイバルマッチ1 ※ヒジなし
○林 祐太(天空・藤)
判定3-0 ※三者とも30-28
●守田晟也(やすだ・せいや/フォルティス渋谷)

▼第8試合 J-NETWORKスーパーライト級(63.50kg以下)新人王トーナメント一回戦  サバイバルマッチ1 ※ヒジなし
○越智大輔(TEAM SHIMONOSEKI)
判定2-1 ※30-29、29-30、29-28
●畠山育朗(アカデミア・アーザ)

▼第7試合 56kg契約 2分3R
○松川敬子(村澤道場)
負傷判定3-0 ※三者とも30-28
●成沢紀予(フォルティス渋谷/J-GIRLSフェザー級1位)
※偶発的なバッティングにより松川が負傷、3R途中までの判定

▼第6試合 51kg以下契約 サバイバルマッチ1
○吉田実代(BLUE DOG GYM)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-28
●白石瑠里(新日本・藤本ジム)

▼第5試合 PRE J-GIRLS Aリーグ -48kg契約 1分30秒2R
○山田 華(Team DATE)
KO 1R37秒 ※連打
●関 祥子(治政館)

▼第4試合 PRE J-GIRLS Aリーグ -46kg契約 1分30秒2R
○湯山綾香(谷山ジム 小田原道場)
判定2-1 ※20-19、19-20、20-19
●松下絵美(T-KIX GYM)

▼第3試合 PRE J-GIRLS Aリーグ -58kg契約 1分30秒2R
○大沢智絵(チーム園部)
判定3-0 ※三者とも20-19
●工藤裕美(アクティブJ)

▼第2試合 PRE J-GIRLS Bリーグ -62kg契約 1分2R 
○村山 直(Team DATE)
KO 1R34秒 ※連打
●早乙女訓子(MONSTAR GYM)

▼第1試合 PRE J-GIRLS Bリーグ -51kg契約 1分2R 
○田中麻美(WSRフェアテックス)
KO 1R47秒 ※連打
●山崎佳代子(BODY FAITH)

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