【修斗】佐々木憂流迦が一本勝ち、フェザー級転向へ「強い人がいる？関係ない」

2012/04/14（土）UP
（最終更新：2012/04/14 20:01）

▲佐々木は1R終盤に極めかけたスリーパーを、2Rにガッチリと極めた

サステイン
「SHOOTO GIG TOKYO Vol.9～東日本大震災支援チャリティ～」
2012年4月14日（土）東京・新宿FACE
開場17：30　開始18：00

▼メインイベント　62kg契約　5分3R
○佐々木憂流迦（ささき・うるか/和術慧舟會駿河道場）
一本　2R3分34秒　※スリーパーホールド
●ジャングル伊藤（シューティングジム横浜）

　佐々木は2010年のライト級新人王、伊藤は2007年の同級新人王であり、新人王対決となる。両者ともライト級（－65kg）からフェザー級（－60kg）への階級変更を睨んでおり、今回は62kg契約での対戦。

　佐々木はプロデビュー後、修斗で5連勝をあげてホープとして注目されたが、昨年9月に初敗北。これが修斗における復帰戦となる。

　 1R、両者軽く打撃を出し合ったところで佐々木が組み、首投げの形でテイクダウン。佐々木は上からパンチを落としていくが、伊藤は下から手足を絡めて佐々 木の動きを封じる。終盤、トップをキープしていた佐々木がバックを奪ってスリーパーを極めかけるが、ラウンドが終了した。

　2R、伊藤が右ハイキックからパンチで前へ出て、佐々木をテイクダウン。サイドポジションから顔面へパンチを落とそ うとしたが、佐々木はガードポジションに戻す。佐々木は両足で相手の胴を挟み、横にクルッと1回転してマウントを奪うと伊藤の顔面へパンチを連打！　後ろ を向いた伊藤のバックを奪い、今度はスリーパーを極めて一本勝ちを飾った。

　 佐々木は勝利者インタビューで「60kgまで落とせるのでフェザー級転向を目論んでいます。でも、まだ自分のスピードがないし、フェザー級でもパワーがあ る人はいるのでもっと練習します」と階級を変更する考えがあることを明言。アナウンサーから「フェザー級には強い人がいますが？」と7勝（6KO）1敗の 堀口恭司の存在を聞かれると、「関係ないです！」と強気に答えた。

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▲上のポジションを奪って殴り続けた根津が勝利

▼第9試合　インフィニティトーナメント2012　1回戦　フェザー級　5分2R
○根津優太（和術慧舟會東京道場）
判定3-0　※三者とも20-17
●小蒼卓也（おぐら・たくや/スカーフィスト）
※根津が2回戦に進出。

　1月の新宿大会からスタートしたインフィニティトーナメント1回戦が今大会でも行われた。このトーナメントはクラスBの選手が対象となり、優勝者はクラスAに昇格、副賞とランカーとの対戦が予定されている。

　フェザー級の1回戦となる根津vs小蒼は、根津がフェイントしながらのローキック、小蒼はパンチで攻め合い、小蒼が 根津にロープを背負わせたところで根津の左フックが炸裂！　倒れかけた小蒼に根津がフロントチョーク。キャッチが入るが極まらず、上になった根津がパンチ を落とす。

　2Rは根津が2度のテイクダウンを奪い、上からパンチを落とす。特に2度目は長い時間、根津が上のポジションをキープし、殴り続けた。判定はジャッジ三者とも20-17の大差で根津が2回戦進出を果たした。

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▲左フックで細井が転倒、山本が上から殴りかかったとろで細井のセコンドからタオルが投入された

▼第8試合　インフィニティトーナメント2012　1回戦　フェザー級　5分2R
○山本賢治（修斗GYM東京）
TKO　1R2分15秒　※セコンドからのタオル投入
●細井鷹飛呂（パラエストラ松戸）
※山本が2回戦に進出。

　1R、独特の構えから右ローを蹴る細井に、山本は右フック狙い。右フックから突っ込んでいく山本が左右フックを連打し、細井が転倒したところへ上からのパンチ連打。

　細井のコーナーからタオルが舞い、山本がTKO勝ちを収めて勝ち上がった。

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▲鮮やかにバックを奪い、背後からパンチを見舞う飛猿

▼第7試合　インフィニティトーナメント2012　1回戦　バンタム級　5分2R
○飛猿☆No.2（PUREBRED川口REDIPS）
判定3-0　※20-19、20-18、20-18
●大里洋志（スカーフィスト）
※飛猿が2回戦に進出。

　1R、スルッとバックに飛び付き会場を沸かせた飛猿。大里の足払いでテイクダウンされたが、下から腕十字と三角絞めを狙う。

　2R、蹴りの相打ちから大里がフックで突っ込み、飛猿をテイクダウンする。立ち上がった飛猿とヒザの蹴り合いとなるが、大里のヒザがローブローとなり、試合は一時中断。

　再開後、大里が飛猿をコーナーへ押し込み、ボディにヒザを突き刺した直後、飛猿が素早く大里の脇をくぐってバックを 奪う上手さを見せ、寝技に引き込んで顔面へパンチを落とす。立ち上がった大里を飛猿がフロントチョークの体勢に捕らえ、絞め続けたまま試合終了。飛猿が判 定勝ちで2回戦へ駒を進めた。

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▼第6試合　2012年新人王決定トーナメント2回戦 ライト級　5分2R
○岡田秀人（K’zファクトリー厚木）
判定2-0　※20-19、20-19、19-19
●六本木洋（総合格闘技道場STF）
※岡田が3回戦に進出。

▼第5試合　2012年新人王決定トーナメント2回戦 ライト級　5分2R
○地浜敏郎（KRAZY BEE）
TKO　2R2分27秒　※カットによるドクターストップ
●高橋孝徳（和術慧舟會AKZA）
※地浜が3回戦に進出。

▼第4試合　ライト級　5分2R
○くわい“D”郁矢（T-Pleasure）
判定3-0　※20-19、20-18、20-18
●鈴木淑徳（パラエストラ松戸）

▼第3試合　2012年新人王決定トーナメント1回戦 ウェルター級　5分2R
○阿部右京（総合格闘技道場STF）
判定3-0　※20-16、20-18、20-17
●吉田☆16号（総合格闘技道場BURST）
※阿部が2回戦に進出。

▼第2試合　2012年新人王決定トーナメント1回戦 バンタム級　5分2R
○梶川 卓（スカーフィスト）
判定2-0　※20-18、20-18、19-19
●斉藤健史（K’zファクトリー厚木）
※梶川が2回戦に進出。

▼第1試合　2012年新人王決定トーナメント2回戦 フライ級　5分2R
○己吏人（きりひと/パラエストラ東京）
判定3-0　※20-17、20-19、20-18
●大田トモアキ（パラエストラ小岩）
※己吏人が2回戦に進出。