【ZST】伊藤健一が秒殺勝利で王者・奥出に挑戦を表明!
▲伊藤(左)は2度ヒールホールドを極めて秒殺の一本勝ち
ZST事務局
「~FIGHTING NETWORK ZST~ SWAT!-SBRX4」
2012年5月6日(日)東京・大森ゴールドジムサウス東京アネックス
開場15:30 開始16:00
▼第6試合 RXルール(旧リングスルール) 68kg未満契約 10分
○伊藤健一(フリー)
一本 1R1分13秒 ※ヒールホールド
●大村 朗(ケルベロス柔術)
RXルールはラウンド制ではなく試合時間が10分、レガース(スネの防具)&シューズの着用が義務付けられ、グローブは着けずに顔面への打撃は開いた手の平部分でのみOK。ロープエスケープ(関節技を極められてもロープをつかめばブレイクとなる)が一度だけ認められる。
このルールでZST初代フェザー級王者・奥出雅之をも破り、“勝手にエース宣言”した伊藤がメインを務める。
対戦相手はSWAT!でキャリアを積み、ZST本戦にも出場している柔術ベースの大村。かねてから伊藤との対戦をアピールしていた大村に、伊藤はリングインするなり相手コーナーまで行って大村を胸で突き飛ばして挑発する。
1R、掌底で顔面を狙ってくる大村に、伊藤は自分から足元に倒れ込んで大村の足を極めに行く。ヒールホールドで大村がロープエスケープし、いきなりピンチに追い込まれた。
ブレイク後、右ローを連発する伊藤に大村は掌底打ち。伊藤は再び自分から大村の足元に倒れ込んで足を奪いに行き、アンクルホールドからヒールホールド! これで大村がタップ(ギブアップの意思表示)し、伊藤が圧勝を収めた。
伊藤は「アメリカへ2週間修行に行って、フランク・エドガー(UFC世界ライト級王座を3度防衛している無敵の王者)に4日間、教わってきました」と胸を張ったが、「全くその成果を出せませんでした。いつも通りの足関節技狙いになってしまいましたね」と苦笑。
次なる目標として「奥出君のタイトルに秋までに挑戦したい。防衛戦の相手は僕しかいない」と、フェザー級王者・奥出に挑戦状を叩きつけた。
▲島田(右)はダウンを奪うと一気に畳み込んで3ノックダウンでTKO勝ち
▼第5試合 SBX(シュートボクシング)ルール 65.0kg契約 3分3R
○島田洸也(シーザー力道場)
TKO 2R2分51秒 ※3ノックダウン
●林田一城(MSD護心道)
2連敗しているシュートボクシング(以下SB)日本フェザー級2位の島田が再起を懸けてSWAT!に参戦。対する林田は寝技系の選手だが、立ち技ルールでどんな戦いを見せるのか。
1R、島田は右ローと右ミドルを使い分け、右ストレートからの左ミドルもヒットさせる。林田は動き回りながら左右フックを繰り出し、終盤にはジャンプしてパンチを打つトリッキーな動きも見せた。
2R、林田のパンチに合わせた右ローを効かせた島田は、右フックでダウンを奪う。すぐに右フックで2度目のダウンを追加し、最後はパンチの連打から左ボディブロー、そしてヒザ蹴り。
林田はしゃがみこむようにダウンし、島田が3ノックダウンを奪って約半年ぶりの勝利を飾った。
▲滝本(左)がダウンを奪ったポイント差で勝利
▼第4試合 SBX(シュートボクシング)ルール 70.0kg契約 3分3R
○滝本光成(総合格闘技move)
ポイント判定 ※滝本が1Rにダウンを奪う
●毛利尚行(MSD護心道)
“戦慄のトマホーク・ラッパー”としてアウトサイダーに参戦していた滝本と、ZST本戦にてわずか8秒でKO勝ちしたことのある毛利がSBルールで対戦する。
1R、滝本が右フックでグラつかせると毛利はローで離れて戦う。お互いに回り込みながらのローの蹴り合いが続いたが、毛利のローに合わせて滝本がバックブロー! これでダウンを奪う。
2R、サウスポーの毛利は長いリーチから繰り出すジャブと左ストレートを当てていく。滝本が再びバックブローをヒットさせるが、毛利も左ストレートで反撃。
3R、毛利はジャブと左ストレートで滝本を仰け反らせるが、滝本はローを蹴り返す。左ストレートには右フックを被せ、ダウンのポイントを守りきってポイント判定勝ちした。
▼第3試合 SBX(シュートボクシング)特別ルール 60.0kg契約 2分3R
○軽部 翼(総合格闘技GROW)
ポイント判定 ※軽部が2Rにダウンを奪う
●石塚勇史(シーザージム)
▼第2試合 GT-F(グラップリング)ルール ライト級シングルマッチ 5分2R
ー篠宮敏久(綱島柔術)
ノーコンテスト 2R16秒
ー金子陽一(ZFC大井町)
※偶発的なアクシデントで金子が試合続行不可能となったため
▼第1試合 GT-F(グラップリング)ルール バンタム級シングルマッチ 5分2R
△田丸慶輔(総合格闘技宇留野道場)
時間切れドロー
△佐藤文紀(ストライプルノース東京)
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