【ジュエルス】女王決戦は浜崎朱加が辻結花に一本勝ち！

2012/05/26（土）UP
（最終更新：2012/05/26 19:48）

▲浜崎（上）がアームロックを極めて伝説の女王に一本勝ち！

神戸モズライト/マーヴェラスジャパン/DEEP事務局
「女子総合格闘技ジュエルス19th RING 大阪大会」
2012年5月26日（土）大阪・アゼリア大正ホール
開場17：30　開始18：00

▼メインイベント（第9試合）　JEWELSライト級タイトルマッチ JEWELS特別ルール 5分3R
○浜崎朱加（AACC/女王）
一本　1R3分41秒　※アームロック
●辻　結花（総合格闘技闇愚羅/初代VALKYRIEフェザー級王者、初代SMACKGIRLライト級女王/挑戦者）
※浜崎が2度目の防衛に成功。

　国内女子MMA（総合格闘技）の頂上決戦がついに実現した。ジュエルス王者・浜崎に、元スマックガール・ライト級＆ヴァルキリー・フェザー級王者で24勝2敗の“伝説の女王”辻が挑む。

　試合開始のゴングが鳴るやいなや、浜崎が辻との間合いを詰める。辻が下がるところに右フック。さらに浜崎の右フックが辻の顔をかすめたところで、浜崎がタックルへ。

　辻はこれを切るが、浜崎はそのままクラッチしてテイクダウンに成功。浜崎のパスガードの圧力に対し、辻はエビ（仰向けの状態で足と肩を支点にして後ろに下がり、相手との間合いを作る）を打ちながらハーフガードへ戻す。しかし浜崎はパスガードに成功し、袈裟固めとサイドポジションをキープしながらパンチを落とし続ける。

　辻はブリッジとエビで切り抜けようと試みるも、浜崎がサイドから相手の右腕を取り、得意のアームロック！　これがガッチリと極まり、辻はタップしないが、レフェリーが試合をストップ！　浜崎が頂上決戦を制し、王座防衛に成功した。

　辻はしばらくしてから立ち上がり、笑顔でリングを降りた。王者は師・藤井惠の腕の中で大粒の涙を流す。

　 浜崎はマイクを持つと、「辻さん、今日は本当にありがとうございました。何て言っていいか分からないんですが、応援に来てくれた皆さん、ありがとうございました。東京でも試合をやっているのでぜひ見に来て下さい」と涙ながらに語った。

　大会後、茂木康子プロデューサーは、7月21日のディファ有明大会の開催を発表。ここで52kgのトーナメントがプランニングされているという。また、12月のディファ有明大会ではジュエルスでは初となるケージ（金網）大会も計画中とのこと。

　日本女子MMAの新たな時代の幕が切って落とされる。

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▲スギロック（上）はチョークを仕掛けるが極められず、判定勝ち

▼第7試合　JEWELS特別ルール　フェザー級　5分2R
○スギロック（和術慧舟會AKZA/JEWELS初代フェザー級女王）
判定2－0
●玉田育子（AACC/初代VALKYRIEフライ級女王）

　京都府出身のスギロックにとって初の関西凱旋となる今回の試合は、VALKYRIE初代フライ級女王・玉田との対戦となった。両者は2010年11月28日の『VALKYRIE 08』にて対戦し、判定3-0でスギロックが勝利している。戦場を金網からリングに変えての再戦、スギロックが返り討ちにするのか、それとも玉田がリベンジを果たすのか？

　スギロックが計量で300グラムオーバー。イエローカード1枚からのスタートとなった。

　1R、玉田のパンチをもらいながら、スギロックは組みついてテイクダウンを狙う。玉田はグラウンドに引きづり込まれながら、ガードポジションをとってスギロックにパスガードを許さない。スギロックもなかなか攻め手を見つけることができないまま1Rを終える。

　2R、早々にスギロックはテイクダウンに成功し、マウント、バックを奪った。だが、玉田のディフェンスも堅く、スギロックがパンチを放ちチョークを仕掛けるが極められず。

　結局、スギロックが判定勝ちをものにするも、新王者としては課題が残る内容となった。

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▲長野（左）は得意の腕十字を極めて連敗から脱出した

▼第5試合　JEWELS公式ルール　-53kg契約　5分2R
○長野美香（CORE）
一本　1R1分50秒　※腕ひしぎ十字固め
●anna（FIGHT CHIX）

　 現在3連敗中の長野。対戦相手はジュエルスでは勝ち星のないanna。

　試合が始まると、長野は落ち着いて攻め手を探していく。annaもパンチを打ち返すが、長野は組みつき、足をすくい上げてからタックルでテイクダウン。じっくりとポジションを整えてから、最後は長野が腕十字でannaを仕留めた。

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▼セミファイナル（第8試合）　DEEP KICK Presents JEWELSキックルール 47kg 1dayトーナメント決勝
○百花（T.B.NATION）
延長R　判定3－0　※三者とも10－9
●中村朱里（グラップリングシュートボクサーズ）
※百花がトーナメント優勝。本戦の判定はジャッジ三者とも30－30

▼第6試合　JEWELS公式ルール　フェザー級　5分2R
○サダエ・マヌーフ（総合格闘技道場コブラ会）
判定3－0
●Sachi（総合格闘技闇愚羅）

▼第4試合　JEWELS公式ルール　-46kg契約　5分2R
○関友紀子（FIGHT CHIX）
判定3－0
●川端佑子（総合格闘技闇愚羅）

▼第3試合　DEEP KICK Presents JEWELSキックルール 47kg 1dayトーナメント1回戦
○百花（T.B.NATION）
判定3－0　※20－18、20－19、20－19
●茶谷　薫（誠至会）
※百花が決勝戦に進出。

▼第2試合　DEEP KICK Presents JEWELSキックルール 47kg 1dayトーナメント1回戦
○中村朱里（グラップリングシュートボクサーズ）
判定2－0　※20－20、20－18、20－19
●めぐみ（日進会館）
※中村が決勝戦に進出。

▼第1試合　JEWELS公式ルール　－59kg契約　5分2R
○超弁慶（ガムランナック）
一本　1R2分6秒　※腕ひしぎ十字固め
●富田恵子（総合格闘技道場BURST）