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【修斗】佐々木のフェザー級転向第一戦、わずか42秒で一本勝ち!

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2012/06/30(土)UP


▲スルスルと流れるような動きでバックを奪った佐々木がスリーパーで一本勝ち

サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦
SHOOTO GIG TOKYO Vol.10 ~東日本大震災復興支援チャリティ~」
2012年6月30日(土)東京・新宿FACE
開場17:30 開始18:00

▼メインイベント フェザー級 5分3R
○佐々木憂流迦(ささき・うるか/和術慧舟會駿河道場/2010年ライト級新人王)
テクニカル一本 1R42秒 ※スリーパーホールド
●松本輝之(シューティングジム大阪/環太平洋同級8位)

  期待の新星である“寝技王子”こと佐々木が、ついにフェザー級転向を果たす。佐々木は2010年のライト級新人王を獲得、プロデビュー後5連勝をあげたが、昨年9月に6戦目で初敗北を喫した。

 修斗における再起戦となった4月14日の新宿FACE大会では、ライト級(-65kg)よりもフェザー級(-60kg)に近い62kg契約でジャングル伊藤に一本勝ち。

 試合後、佐々木は「60kgまで落とせるのでフェザー級転向を目論んでいます」と階級を変更する考えがあることを明言。アナウンサーから「フェザー級には強い人がいますが?」と7勝(6KO)1敗の堀口恭司の存在を聞かれると、「関係ないです!」と強気に答えた。

 対する松本は2006年の新人王決定トーナメントで準優勝、環太平洋フェザー級王座決定戦も争ったことのある実力者。両者とも一本勝ちを奪える寝技師だけに、一本決着が期待できそうだ。

 1R、両者が近付くとほぼ同時に佐々木が左ミドルキック、松本がタックルに行くと佐々木は身体を沈めてディフェンス。さらに松本が押してテイクダウンを狙うと、佐々木が身体を起こして上のポジションを奪う。

 その後は佐々木の独壇場。松本の上で旋回するとバックを奪い、スリーパーの体勢になると後ろに転がる。このスリーパーが完璧に決まり、松本はタップ。佐々木が鮮やかな秒殺一本勝ちでフェザー級転向第一戦を勝利で飾った。

 佐々木は「期待してくれて構わないです」と自信たっぷりに勝利者インタビューに答える。「軽い身体になってライト級より動きやすいですね。ぶっちゃけ、けっこう緊張していたんですが、みんなが盛り上がってくれたので力が出せました」とライト級転向に手応えを感じたようだ。

 アナウンサーから「いいアピールになりましたね」と話を振られると、佐々木は「どこかで見てるかもしれませんね」と堀口を意識した答え。しかし、「それは誰?」と問われても「まだ(名前を出すのは)早い」と堀口の名前は今回も出さなかった。



▲KODO(右)の右フックが塙(左)を捉える 

▼セミファイナル バンタム級 5分3R
○KODO(修斗GYM神戸)
判定3-0 ※三者とも30-28
●塙 真一(はなわ・しんいち/パラエストラ小岩/世界同級9位)

 世界ランカーの塙とKODOの対戦。パンフレットには「これぞ総合格闘技・修斗の醍醐味。“打投極の回転”を体現できる両雄の激突!」と謳われており、期待の大きさが伝わってくる。

 1R、塙はヒジを前に出す独特の構えからジャブを出す。KODOはフック系の大きいパンチで前に出る。KODOがパンチからタックルで倒すが、塙は立ち上がる。立った塙はジャブを中心にパンチで攻めようとするが、KODOがまたもパンチからのタックルで塙にしりもちをつかせた。

 2R、両者が速いパンチで打ち合い、KODOが組んでいく。KODOは塙をコーナーへ押し込み、揺さぶりをかけてテイクダウンに成功。しかし、塙はコーナーを背にして立ち上がる。塙が左フックからの右アッパーのコンビネーションで攻めると、KODOはフックから組んで塙をコーナーへ押し込む。

 3R、パンチのコンビネーションで攻める塙だが、KODOにまたも押し込まれてコーナーでしりもちをつく。立った塙は左フックから右ボディ、KODOもフックで応戦して組み付き、コーナーへ押し込む。塙が立ち上がると両者打ち合いを展開するが、KODOのタックルで塙はまたもしりもちをつかせられた。立った塙だが、すぐにまたタックルでしりもちをつき、KODOが判定勝ちした。


▼第7試合 ミドル級 5分2R
△杉浦“C坊主”博純(シューティングジム大阪)
ドロー 判定0-0 ※三者とも19-19
△ジャイアン貴裕(パラエストラ松戸/2009年ライトヘビー級新人王)

▼第6試合 2012年度新人王決定トーナメント3回戦フェザー級 5分2R
○佐久間健太(パラエストラ柏)
判定3-0 ※三者とも20-18
●木暮 聡(リバーサル東京スタンドアウト)
※佐久間が準決勝へ進出。

▼第5試合 2012年度新人王決定トーナメント1回戦ウェルター級 5分2R
ー榊 克樹(KRAZY BEE)
試合中止
ー独眼竜刺牙(どくがんりゅう・さすが/ブレイブハート)
※独眼流が極度の脱水症状によりドクターストップがかかり棄権。試合不成立に。

▼第4試合 2012年度新人王決定トーナメント準決勝戦ウェルター級 5分2R
○藤巻 優(パラエストラ小岩)
KO 1R2分47秒 ※パウンド
●阿部右京(総合格闘技道場STF)
※藤巻が決勝へ進出。

▼第3試合 2012年度新人王決定トーナメント3回戦ライト級 5分2R
○斉藤 裕(パラエストラ小岩)
判定3-0 ※20-18、20-18、20-17
●地浜敏郎(KRAZY BEE)
※斉藤が準決勝へ進出。

▼第2試合 インフィニティトーナメント2012リザーブファイト バンタム級 5分2R
△佐藤ハヤト(パラエストラ松戸) 
ドロー 判定0-0 ※三者とも19-19
△石神保貴(和術慧舟會東京本部)
※優勢ポイント3-0で佐藤が第1リザーバーに。

▼第1試合 インフィニティトーナメント2012リザーブファイト フェザー級 5分2R
○六本木洋(総合格闘技道場STF)
一本 2R17秒 ※グラウンドスリーパーホールド
●海老原洋輔(パラエストラ松戸)

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