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【蹴拳】虎宇輝が連勝記録を更新!WPMF日本ランカーの啓太に判定勝ち

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2012/09/30(日)UP

蹴拳プロモーション
「蹴拳Ⅶ」
2012年9月30日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX
写真&レポート=鈴木雄一郎


▼メインイベント(第10試合) WPMF日本ウェルター級 3分5R
○虎宇輝(Y’ZD/APKFウェルター級3位/アジア太平洋キックボクシング連盟)
判定3-0 ※50-47、50-47、50-45
●啓太(エスジム/WPMF日本ウェルター級10位)

 2つのドローを挟んで現在7戦負けなしのAPKFウェルター級3位・虎宇輝(こうき)とWPMF日本ウェルター級10位・啓太が対戦。啓太は5月20日の蹴拳で渡部太基(藤原)に秒殺KOされており、今回が再起戦となる。

  WPMF日本ウェルター級の公式戦として行われるこの試合で、虎宇輝が勝ってランキング入りするのか、それとも啓太がそれを阻むのか。

  1R、序盤は回り込んで右ローを打つ虎宇輝に対して、ガードを固めて右ローを打つ啓太。互いに距離を取っていく中で、右ローの打ち合いとなっていく。

  中盤には啓太が右ハイを打つが、虎宇輝はこれをブロック。終盤には虎宇輝が左ハイを打って回り込んで左ロー。啓太も左ハイと右ローで応戦していく。

 2R、ゴングと同時に、啓太の顔面に出血が見られたため、レフェリーがタイムストップをかける。この出血は、虎宇輝の1R中の有効打によるものと判断された。再開されると、距離を取りながら右ミドルを打つ啓太。虎宇輝はこれをキャッチしてコカす。倒れた際に、啓太の顔面に出血が見られたため、再びタイムストップがかかる。

  再開されると、ここから啓太の怒涛の怒涛のラッシュ。ガードして距離を取る虎宇輝。下がる虎宇輝に、右ローを打っていく啓太。残り1分になると、互いに手数が減り、距離を取り合って右ローを打っていく。

 3R、啓太が右ローを打って先手を仕掛けると、虎宇輝は右ミドルと右ロー。ブロックが間に合わず、被弾してしまう啓太は、ジャブを突きながら右ローで応戦。残り1分、距離を取って右ローを打つ啓太に、虎宇輝は右ミドルを返す。啓太はすかさず右ローを打ち返す。この展開がゴングが鳴るまで続いていく。

 4R、左右のミドルを打つ虎宇輝は、前に出ながら啓太をロープに詰めて右ロー。下がりながらも啓太は右ローを返していく。右ミドルから右ローで啓太の動きを止めていく虎宇輝。虎宇輝の右ローが効いてきたのか、啓太が打つ右ローに力強さが感じられない。それでも啓太は右ローを打っていく。

 5R、右ミドルを2発を打ち、先手を仕掛ける虎宇輝。手でブロックした啓太は右ローを返す。その後リング中央で互いにミドルを打ち合う。

  ジャブを突いて距離を取る虎宇輝は、ワンツーから右ローで啓太を下がらせる。下がりながらも、啓太は右ローと右ストレートで応戦。互いに倒しきれずに、ラストラウンドのゴングが鳴り響く。

  虎宇輝は自身のコーナーによじ登り「絶対勝った!」と叫び、勝利をアピール。

 判定の結果、虎宇輝が勝利し、連勝記録を伸ばした。



▼セミファイナル(第9試合) 58kg契約 3分3R延長1R
○ガイファー・ラジャサクレック(タイ/ラジャサクレック)
判定3-0 ※29-25、30-25、30-25
●ラック・タワルン・エスジム(タイ/エスジム)

 9月9日のM-1における日本vsタイ5対5マッチで先鋒を務め、清川祐弥に判定勝ちしたラック・タワルン・エスジムが早くも出場。ガイファー・ラジャサクレックとお互いのジムの看板を懸けた在日タイ人対決を行う。

 1R、互いに見合う展開が続き、静かな立ち上がりとなった第1R。右フックを打つガイファーに、左フックを打つラック。その後、左ボディストレートを打つガイファーに、右ボディストレートを打つラック。互いに似た攻撃を仕掛け、打たれたら打ち返すという展開が続いていく。

  終盤にはラックの左フックに右ハイを合わせるガイファー。更に左ミドルを追撃するガイファーだが、ラックはこれをキャッチしてコカす。

  2R、右ミドルを打って先手を仕掛けるラック。ガイファーは左ミドルを返す。ラックが踏み込んで左フックを打って首相撲を仕掛けると、ガイファーはこれに応じる展開となり、しばらく首相撲の応酬が続いていく。首相撲がほどけると、リング中央で互いにフックとヒジを混ぜた打ち合いがなされていく。その中で、ガイファーの右ヒジがラックをとらえてダウンを奪う。

  更にガイファーは左縦ヒジでダウンを追加。立ち上がるラックは、今度は自ら右ヒジを仕掛ける。すると、ガイファーも左ヒジを返し、リング中央で激しいヒジ合戦がなされていく。あまりに凄まじいヒジの応酬に、場内からどよめきが起こるほどだ。残り10秒で、ガイファーの左ヒジでラックの顔面をカット。

3R、開始早々に、ガイファーの左フックでラックからダウンを奪う。互いに前蹴りを打ち合い、首相撲の応酬が続いていく。ガードが開いたガイファーに、右ストレートを打ち込み、ヒットさせるラック。残り1分に差し掛かったところで、互いの動きがスローペースとなり、互いに勝敗を悟ったのか、完全に流しモードとなっていく。 大差の判定でガイファーが勝利。



▼第8試合 日・タイ国際戦 WPMF日本ライト級 3分3R
○コンゲンチャイ・エスジム(タイ/エスジム)
TKO 2R2分35秒 ※右ヒジによるカット→ドクターストップ
●KATO-A.K.G(A-BLAZE×KICK)

 1R、互いにサウスポー構え、前蹴り打って距離を取るKATOは、そこから左ミドル。コンゲンチャイはKATOの左ミドルをブロックした後、前蹴りを打ちながら右フック。更にコンゲンチャイはノーモーションで胴廻し回転蹴り!これがKATOのアゴをモロにヒット。しかし、当たりが浅かったのか、KATOは左ローを打つ。コンゲンチャイも左ローを打ち、そこへ右フックと左ハイを追撃。前に出て踏み込みながら右フックを打つコンゲンチャイに、KATOは押されて下がる姿が目立つ。

 2R、オーソドックスに構えるコンゲンチャイは、踏み込んで右ミドルを打つ。更にコンゲンチャイは前蹴りでKATOを吹っ飛し、余裕の表情をちらつかせる。KATOは左ローで何とか応戦していくが、KATOの左ローに合わせて飛び込んで右ヒジ!KATOの顔面をカット。ドクターチェックが入るも再開されるが、すぐにコンゲンチャイは左ミドルと右フックを打ちながらKATOをロープに詰めて右ヒジ!再びKATOの顔面から出血が見られ、ドクターチェックが入るも、続行不可能と判断し、レフェリーがストップ。コンゲンチャイがTKOで勝利を収めた。



▼第7試合 58kg契約 3分3R
○津橋雅祥(エスジム)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-29
●山本 寛(相模原/MA日本キックボクシング連盟)

 1R、オーソドックスの山本に、サウスポーの津橋。津橋が左ローと左ミドルを打つのに対し、山本は右ロー。ロープ際で津橋の左ハイが山本の首にグサリと突き刺さる。津橋の左ハイを被弾しても、山本は距離を詰めようと前進するが、津橋は左ミドルと前蹴りを打ちながら距離を取っていく。終盤には、津橋が距離を詰めて右フックを連打。

 2R、序盤から首相撲からヒザで攻めていく津橋。山本は右ローと右ヒジ。ガードが下がった津橋に山本は右ストレートと右ヒジで津橋の顔面をヒット。

  この直後、津橋は首相撲で山本を捕まえてヒザを連打!更に津橋はヒザを打ちながら山本を崩す。残り10秒、津橋は山本をロープに詰めて左ヒジを連打。

 3R、2R同様、津橋は首相撲からヒザ。山本は右ヒジ。パンチを打ちながら前に出る山本に、首相撲で山本の勢いを止めていく津橋。しかし、山本は津橋の首相撲に捕まりながらも右ヒジを連打。津橋は首相撲からヒザを連打し、山本をコカす。なおも津橋は山本をロープに詰めてヒザを連打!山本は右ヒジで応戦するも、津橋が勝利。

 津橋はリング上でマイクを持ち「5月の立嶋選手に負けて、8月の試合、今日の試合で勝ちましたけど、両方満足行く試合ができませんでした。11月に試合が決まっているので、応援しに来て下さい。そして、来年は(負けている)立嶋選手にリベンジしたいです」とコメントを残し、リングを後にした。


▼第6試合 WPMF日本ライト級 3分3R
○渡久山ゆうた(平井)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-27
●晋・センチャイジム(センチャイムエタイ/NJKF)

▼第5試合 WPMF日本スーパーライト級 3分3R
○土屋 忍(Y’ZD/アジア太平洋キックボクシング連盟)
判定3-0(30-28、30-29、30-28)
●高崎・ラジャサクレック(ラジャサクレック)

▼第4試合 56.5kg契約 3分3R
○金子貴幸(GANGA/NJKF)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-28
●藤田直希(エスジム)

▼第3試合 62kg契約 3分3R
△ヤスタカ(正心会)
ドロー 判定1-0 ※29-28、28-28、28-28
△谷川尋紀(エスジム)

▼第2試合 58.5kg契約 3分3R
○竜誠(ダイケン/MA日本キックボクシング連盟)
KO 2R1分55秒 ※3ノックダウン
●倉科大地(藤原)

▼第1試合 ジュニア対抗戦 50kg契約 2分3R
○熊井亮介(Y’ZD/UKFジュニア48kg級、APKFジュニア50kg級&ドラゴンボクシング認定ジュニア50kg級王者/アジア太平洋キックボクシング連盟)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-29
●佐々木蝶里(尚武会/元M-1ジュニア40kg級統一王者) 

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