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【修斗】連続参戦の大澤茂樹、マッハ道場・中村好史に判定負け

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2012/10/27(土)UP

サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦
SHOOTO GIG TOKYO Vol.12~東日本大震災復興支援チャリティ~」
2012年10月27日(土)東京・新宿FACE

大澤茂樹(下)に肩固めを極める中村好史(上)

元・戦極の大澤(右)が修斗に連続参戦

▼メインイベント(第7試合) ライト級 5分3R
○中村好史(マッハ道場/2011修斗ライト級新人王)
判定2-0 ※29-29、29-28、30-29
●大澤茂樹(無所属)

  9・30後楽園ホール大会で大ベテランの阿部裕幸を左フック一発でKOした、元・戦極の大澤茂樹(無所属)が修斗に連続参戦。昨年度ライト級新人王を獲得 している中村好史(マッハ道場)を迎え撃つ。大澤と同じように、前へ出ていくアグレッシブファイターの中村は、今年に入って美木航と田中半蔵を相手に2連敗中。なんとかスランプから脱出したいところだ。

パンチを打ち合う両者

 1R、中村は機先を制そうとばかりに、タックルでテイクダウンを狙っていくが、大澤は差し合いに持ち込んで、逆にグラウンドに持ち込もうとする。

  そして、大澤はうまく腰投げでテイクダウンに成功するが、これは中村が素早い動きで立ち上がってスタンドに戻す。両者がパンチで牽制していく中で1R終了。

 2R、中村は1R同様に前に出て、パンチでプレッシャーをかけながら大澤をコーナー際に追いつめると、組みついてテイクダウン。そして、肩固めを仕掛け、ジリジリと大澤を絞め上げていく。絶体絶命の大澤だったが、なんとかこれを切り抜ける。

テイクダウンを奪った大澤

  しかし、すかさず中村がグラウンドでそのままバックポジションに回ったところで2R終了。

 3R、大澤は前のラウンドでスタミナをロスしたか、またも中村にテイクダウンを許してしまう。しかし、スタンドに戻 ると、気力を振り絞って中村と打ち合っていく大澤。そして、見事な胴タックルで中村からテイクダウン。大澤はハーフガードの状態から攻めあぐねるも、最後 はパンチを落としたところで試合終了のゴング。

判定2-0で中村が勝利

  しかし、積極的に前に出たこと、そして2Rの肩固めの印象が強かったか。

 試合後、中村は「せっかくメインを務めたのに、最後は失速してすいませんでした。もっと強くなって、アグレッシブになれるように、アクティブにいけるように頑張りますので、応援宜しくお願い致します」と、反省を交えつつマイクアピールした。


右ストレートで松本光史(左)からダウンを奪った小知和晋(右)

▼セミファイナル(第6試合) ウェルター級 5分3R
○小知和晋(和術慧舟會東京本部)
KO 2R36秒 ※パウンド
●松本光史(MASTER JAPAN)

  2010年7月にも対戦経験のある両者(その時は小知和が判定勝ち)。小知和は今年7月に朴光哲にKO負け、そして松本も今年5月に下石康太に判定負け (3-0)と前戦で敗北を喫しているだけに、両者ともに今回は再浮上を目論んでの再戦となった。

 1R、序盤から松本が積極的にタックルを仕掛けていくが、小知和はコーナーを利用して体勢を入れかえたり、脇を差して押しつぶしたりと、テイクダウンを許さない。

  それでも松本は打撃を織り交ぜながら、しつこくタックルを狙っていくが、小知和はカウンターでパンチを合わせ、さらに離れても伸びのあるストレートを放っ ていく。しかし終盤、小知和はバランスを崩して猪木・アリ状態に。小知和は下から蹴り上げを見せるが、松本が身体を覆いかぶせてグラウンドに持ち込んだと ころで1R終了。

 2R、松本は左右のパンチでプレッシャーをかけていくが、小知和がうまく左フックをヒット。

  松本は尻もちをつきながらも、低空タックルでテイクダウンを狙っていくが、小知和はすぐに立ち上がってスタンドの状態に戻すと、強烈な右ストレート一閃!  コーナー際でダウンした松本に追撃のパンチを浴びせると、ここでレフェリーが試合をストップ。小知和が復活のKO勝ちを収めた。試合後、小知和はマイク を握ると、「前回は1分足らずで負けてしまいましたが、今回は実力十分な選手を相手にこうして終わることが出来ました。これからも上を目指して、パンチで いきます!」とした。


太尊伸光(下)にフロントスリーパーホールドを極める下石康太(上)

▼第5試合 ウェルター級 5分3R
○下石康太(MMA修斗ジムBLOWS/環太平洋ウェルター級8位)
一本 2R4分56秒 ※フロントスリーパーホールド
●太尊伸光(総合格闘技津田沼道場)

太尊(右)今大会に急遽出場

 太尊は当初11.11後楽園ホール大会で川村文彦(KRAZY BEE)との対戦が決まっていたが、川村の膝の負傷(右膝外側側副靭帯損傷)箇所が調整中に悪化したために、試合が中止(川村戦は9.30後楽園ホール大 会からも延期されていた)。

 その経緯から、太尊は今大会に急遽出場を決めたが、「ランカーとの試合の方が目立てるし、おいしい」と舌なめずり。

パンチを放つ下石

  対する下石は、前戦の9・23BORDER 大阪・平野大会では佐々木信治に一本負けを喫しているだけに、ランカーの意地として連敗は避けたいところ。“柔”の下石か、“剛”の太尊か?

 1R、サウスポースタイルの下石は、太尊の周囲を右周りにサークリング。両者、しばらく見合って牽制する状態が続く。下石は得意のグラウンドに持ち込も うとタックルを仕掛けるが、テイクダウンまでには至らない。 徐々にパンチを交錯し合う両者、下石は右の目尻を負傷する。終了ゴング直前、太尊は右ハイを繰り出すが、これは空を切る。

下石が粘り強さを見せて一本勝ち

 2R、太尊が序盤から左右のフックを振るってプレッシャーをかけていくが、下石も左ミドルで応戦。そして、太尊の隙をついて胴タックルでテイクダウン。

  下石はハーフガードから足を抜いて袈裟固めの状態に持ち込むと、太尊の側頭部に鉄槌を落として削っていく。太尊は残り30秒で必死に抜け出すが、下石はフ ロントスリーパーに捕らえて逃さない。そのまま絞め上げ続けると、終了残り4秒のところで太尊がついにタップアウト。下石が粘り強さを見せて一本勝ちを収 めた。


▼第4試合 バンタム級 5分2R
△萩原幸太郎(パラエストラ八王子)
ドロー 判定1-0 ※20-19、19-19、19-19
△のぶ渡辺(roots)

▼第3試合 2012年度新人王決定トーナメント準決勝 ライト級 5分2R
○佐久間健太(パラエストラ柏)
判定3-0 ※三者とも20-18
●岡田秀人(K’zFACTORY)

▼第2試合 71kg契約 5分2R
○coba(SHOOTO JAM WARTER)
一本 2R4分5秒 ※スリーパーホールド 
●藤石義和(ピロクテテス新潟)

▼第1試合 フライ級 5分2R
○太田トモアキ(パラエストラ小岩)
判定3-0 ※三者とも20-18
●ふじい☆ぺりー(総合格闘技道場BURST)

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