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【UFC】五味隆典が前に出続けて気迫の判定勝ち!

2012/11/10(土)UP

「UFC MACAO Franklin vs Le」
2012年11月10日(土・現地時間)マカオ
ザ・ベネチアン・リゾート・コタイアリーナ

▼第6試合 ライト級 5分3R
○五味隆典(ラスカルジム)
判定2-1
●マック・ダンジグ(アメリカ)

 1R、サウスポーに構えてジャブを出す五味に、ダンジグはローキック。ジャブで前に出る五味が右フック、右ロー。ジャブを数多く出して前に出る五味だが、左のパンチは空を切る。ダンジグは組み付くと首相撲からのヒザ蹴り。五味は押して突き放す。

 再びダンジグが首相撲を仕掛けてくると、五味は胴タックルでテイクダウンに成功! ダンジグはフロントチョークの体勢から立ち上がる。左右フックを放つダンジグに五味も左右フック。五味はジャブを数多く突き、右ローをヒットさせる。その後も右ローをヒットさせていく五味に、ダンジグがタックルでテイクダウン! 上からパンチを落とされる五味だが、両足をダンジグの両足に絡めて動きを封じたところでラウンドが終了した。

 2R、今度はオーソドックスで構える五味が左ジャブと左フックを多用する。ダンジグが首相撲からのヒザに来ると、五味はボディへのパンチを連打。右ボディブローから左フック、さらにパンチでプレッシャーをかけて前に出る五味。両手を前に出して相手を挑発し、左右のパンチを放つ。左ボディからの右フックがヒット! 五味がダンジグをケージに追い詰めていく。

 しかし、ダンジグがタックルでテイクダウン。上からヒジを落とし、立ち上がろうとした五味にフロントチョーク! 絶体絶命のピンチを迎えた五味だったが、ここでラウンド終了! 五味はピンチを逃れた。

 3R開始早々、五味のパンチがヒット! バランスを失って倒れたダンジグの上を五味が奪う。ケージ際に逃れようとするダンジグの頭をオクタゴン中央に向ける五味。しかし、ダンジグは下から膝十字固めを狙う! 足首固めを仕掛けながら逃れた五味は再び上を奪う。ダンジグはケージを背に立ち上がり、五味はケージに押し付けてのヒザ蹴り。

 五味がテイクダウンに行くと、ダンジグはこれを防いでバックを奪おうとしたが、五味は立ち上がってダンジグをケージに押し付ける。離れた五味は左の拳でダンジグのボディを叩き、さらにジャブを連打。ダンジグの右フックをもらうと、五味はカモンゼスチャーで挑発! 場内がドッと沸く。

 両者が打ち合いを始め、場内が盛り上がる中、試合終了。判定が読み上げられ、1人目はダンジグ、2人目は五味、そして3人目は五味! 最後まで前に出続ける気迫を見せた五味が、判定2-1で勝利をもぎ取った。五味はこれで2月26日のUFC日本大会に続いて2連勝。マイクを向けられた五味は「マカオの観客に感謝しています」と語ったが、場内からはブーイングが起こった。


▼バンタム級 5分3R
○水垣偉弥(シューティングジム八景)
判定3-0
●ジェフ・ホウグランド(アメリカ)

 1R、水垣が右フックで突っ込むとホウグランドは右アッパー、これが水垣の目に当たり、水垣はレフェリーにアピールするが聞き入れられず試合続行。左右のストレートで前に出る水垣にホウグランドがタックル、水垣はケージを背にし、逆にテイクダウンを奪う。

 ホウグランドは下から手の平で水垣の顔を叩き、足を跳ね上げて下からの腕十字を狙うが、そのたびに水垣が上からパンチを見舞う。水垣の強い一発一発が叩き込まれるたびに盛り上がる場内。このラウンドは水垣が上になったまま優勢で終えた。

  2R、水垣が右ストレートで突っ込み、左ボディブローから右フック。ホウグランドのタックルはしっかりと切る。組んできたホウグランドに右ヒジを見舞う水 垣! そのままテイクダウンを奪い、上になるとヒジ、パンチを落とす。ホウグランドは1Rと同じように下からの腕十字を狙うが、水垣がパンチを叩き込んで 防ぐ。

 ブレイク後、水垣の左フックがヒット! 倒れ込むホウグランドに水垣がパンチを落として再び上を奪う。ホウグランドは下から水垣の頭部にヒジを見舞うが、水垣がパンチを連打する。

 3R、水垣が左右フックで襲い掛かると転倒するホウグランド。すぐにタックルで水垣の足を持ち上げて倒すホウグランドだったが、水垣がすぐに上を奪い返した。両者立ち上がり、左フックを打ったホウグランドを水垣が胴タックルでテイクダウン。上からパンチとヒジを落とす。

 ブレイク後、水垣の右フックにホウグランドがタックルを合わせるが、水垣が跳ね除けるようにして上を奪う。残り1分、しっかりと上をキープする水垣が左ヒジを顔面に落とし、さらにパンチ。ホウグランドは水垣のヒジで流血して鮮血がマットを赤く染める。

 判定は3-0で水垣が勝利。判定勝ちが告げられると、これが1年2カ月ぶりの勝利となる水垣は目頭をおさえた。


▼第9試合 ミドル級 5分5R
○カン・リー(アメリカ)
KO 1R2分17秒 ※右フック
●リッチ・フランクリン(アメリカ)

 フランクリンは2005年にUFC世界ミドル級王者になったことがあり、2007年6月16日には日本の岡見勇信に勝利し、ヴァンダレイ・シウバからは2度の勝利を収めているベテランの強豪。

 リーはベトナム出身のベトナム系アメリカ人。蹴り技を多用することから“生けるブルース・リー”の異名を持つ。40歳という年齢だが、7月7日の『UFC 148』では勝利を飾っており、MMA(総合格闘技)戦績は8勝2敗と好成績を誇る。

 1R、ローを蹴っていくリーにフランクリンは右フック。お互いにジャブとローを放つ。リーが後ろ廻し蹴りを空振りすると、場内はドッと沸く。フランクリンが左フックからボディブロー、そして左フックのコンビネーションパンチ。

 お互いに探り合いが続いていたが、フランクリンが左ローから右フックを狙ったところで、リーの右フックが鮮やかにヒット! この一発でフランクリンは大の字に! すぐにレフェリーが試合をストップし、リーのKO勝ちとなった。歓喜するリーはケージに登ってガッツポーズ。さらにバック転で勝利をアピールする。場内も大歓声でリーの勝利を祝福。UFCマカオ大会は、リーの衝撃的なKO劇で幕を閉じた。


▼第8試合 ライトヘビー級 5分3R
○チアゴ・シウバ(ブラジル)
一本 3R1分45秒 ※肩固め
●スタニラフ・ネドコフ(ブルガリア)

 1R、パンチで突っ込んでいったネドコフがそのまま組み付き、シウバをケージに押し付ける。シウバは胴に組み付くネドコフにパンチを見舞い、ヒザ蹴りを放ったが転倒。シウバが立ち上がったところでネドコフがパンチの打ち合いを挑み、ケージ際で両者がフックを振り回し合う。

 一度離れた両者。シウバは右ローでネドコフをグラつかせるが、ネドコフはパンチを出しながら前へ出て組み付き、シウバをコーナーへ押し込む。シウバは首相撲からのヒザ蹴り。再びパンチで前へ出て組み付くネドコフに、シウバがケージを背にしてパンチを当てていく。ネドコフのパンチにシウバが首相撲からのヒザ蹴り。またもケージに押し込むネドコフ。

 2R、シウバの放ったローキックがローブローになり、試合は一時中断。場内からはブーイングが起こる。再開後、やはり組み付いてシウバをケージに押し付けるネドコフ。シウバもやはり同じように首相撲からのヒザ蹴りを繰り出す。場内からはブーイングが起こり、レフェリーがブレイクさせる。

 パンチを振り回すシウバにネドコフが組み付き、ケージに押し付ける。押し付けたまま何もしないネドコフに場内からはまたもブーイングだ。首相撲からのヒザ蹴りでシウバが突き放し、パンチからローキック。これがまたもローブローとなったが、レフェリーは試合続行を命じる。ネドコフはパンチから組み付いてシウバをケージに押し付ける。そしてブーイング。

 両者離れるとシウバは右ローとパンチでネドコフを追い詰めていくが、ここでシウバの右アッパーを空振りさせたところへネドコフの右フックがヒット! 倒れこんだシウバにネドコフが上からパンチを連打! ようやく場内が盛り上がったが、ラウンド終了となった。

 3R、頭を下げながら左右のフックを放つネドコフに、シウバもフック、ヒザ蹴り、アッパーを返す。そしてネドコフがテイクダウンを奪い、マウントからパンチを落とす! ネドコフはシウバにしがみつくが、シウバはヒジの連打から肩固め! これが見事に極まり、シウバが一本勝ちを奪った。


▼第7試合 ウェルター級 5分3R
○キム・ドンヒョン(韓国)
判定3-0
●パウロ・チアゴ(ブラジル)

 大歓声で迎え入れられたドンヒョン。1R、始まるとすぐにタックルへ行き、チアゴをケージに押し付ける。チアゴは腕を巻きつけてチョークを狙うが、これをかわしたドンヒョンがテイクダウンに成功。上になるとバックマウントを奪い、背後からパンチを見舞っていく。チアゴがドンヒョンの片腕を抱えて動きを封じ、こう着したため場内からはブーイングが起こる。

 片腕を抜いたドンヒョンは背後からパンチを見舞いながらスリーパーを狙い、さらにこう着状態が続いたため場内には再びブーイングが起こるが、ついにドンヒョンがスリーパーの体勢に! 大いに盛り上がる場内だが、ここでラウンドが終了した。

 2R、チアゴはドンヒョンの片腕をアームロックの形で取るが、ドンヒョンはバックについてヒザ蹴りを見舞う。アームロックを解除したチアゴがタックルを狙うと、ドンヒョンは上から潰してチアゴを持ち上げ、テイクダウンを狙ったがチアゴはドンヒョンの足を離さない。ドンヒョンはヒザ蹴り。ラウンド終盤にドンヒョンが上から腕を巻きつけてのチョークを狙ったが、またもラウンド終了。場内からは大歓声が沸きあがる。

 3R、場内から「キム・ドンヒョン」コールが起こる中、ドンヒョンはプレッシャーをかけて前に出ようとする。ドンヒョンが片足タックルからチアゴのバックを奪い、背後からパンチを打ち続ける。チアゴがドンヒョンの片腕を抱えて動きを封じると、場内からはブーイングが起こる。腕を引き抜いたドンヒョンが再びパンチを見舞うと、場内は大盛り上がりだ。さらにドンヒョンは両手を組み合わせてチアゴの顔面に何度も叩きつける! 大いに盛り上がる中、試合終了。ドンヒョンが判定3-0で勝利した。


▼ライト級 5分3R
○ジョン・タック(アメリカ)
判定3-0
●ジャン・ティエチュエン(中国)

 1R、パンチで前に出て行くティエチュエンに対し、タックは飛びヒザ蹴り。ティエチュエンは胴に組み付くとタックを持ち上げてマットに叩きつけ、テイクダウンを奪う。しかし、タックが下からの腕十字!

  必死に抵抗するティエチュエンは回転して逃れようとする。腕を放したタックが上になり、バックマウントになってスリーパーホールド狙い。さらにマウント、サイドポジションと変化させていくタックは、再びバックマウントを奪うとスリーパーに。防御するティエチュエンだが、背後からタックがパンチを見舞う。何とか立ち上がったティエチュエンにタックがハイキックをヒットさせたところでラウンド終了。

 2R、左右のフックを振り回して前に出るティエチュエン。左フックがヒットすると、場内は大盛り上がりに。タックの飛びヒザ蹴りを受け止めたティエチュエンがテイクダウンし、上になるとパンチを落とす。タックは下から足関節技を仕掛け、そのまま上を奪うとヒジ、パンチを落とす。マウントになったタックがパンチを落としながら腕十字を狙い、防ごうとしたティエチュエンのバックに回る。タックがバックをキープしたままこのラウンドを終えた。

 3R、やはりパンチで前に出るティエチュエン。タックは回り込みながらジャブを返す。ティエチュエンの左右フックがヒットするが、タックもすぐに飛びヒザ蹴り。ティエチュエンの左フックをもらって下がるタックだが、ジャブとストレートを出しながら回り込んでティエチュエンに追撃を許さない。今度はタックの右フックがヒット。ローキックの蹴り合いから、ジャブで距離を取るタック。逃げ切り体勢に入ったタックが距離を取る展開が続き、最後は飛びヒザ蹴りを放って試合終了。

 判定は3-0でタックが勝利を収めた。


▼バンタム級 5分3R
○アレックス・カサレス(アメリカ)
判定2-1
●手塚基伸(総合格闘技道場コブラ会)

▼フライ級 5分3R
○ジョン・リネケル(ブラジル)
判定3-0
●漆谷康宏(和術慧舟會RJW)

▼第1試合 ミドル級 5分3R
○福田 力(GRABAKA)
判定3-0
●トム・デブラス(アメリカ)

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