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【修斗】矢地が環太平洋王座を獲得!佐々木は元パンクラス王者・井上とドロー

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2012/11/11(日)UP


▲カウンターのヒザ蹴りを決める矢地(右)

サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦 12戦
環太平洋ライト級チャンピオン決定戦 MIKI vs YACHI」
2012年11月11日(日)東京・後楽園ホール

▼メインイベント 環太平洋ライト級チャンピオン決定戦 5分3R
〇矢地祐介(KRAZY BEE/環太平洋ライト級9位)
判定3-0 ※30-29、30-29、29-28
●美木 航(NATURAL9/環太平洋ライト級5位)
※矢地が第5代王座に就く。

 現在、空位になっている環太平洋のベルトを懸けて美木と矢地が激突。美木は今年1月に同王座の決定戦でガイ・デルモと引き分けて、今回が2度目の王座決定戦。矢地はこの試合が初の王座決定戦出場となった。

 1R、美木がじりじりと圧力をかけて右ヒザ蹴り。矢地も左ストレートを狙う。美木は矢地をコーナーに詰めてテイクダウンを狙うが、矢地はそれを耐えて、左ストレート、右フック、左の飛びヒザ蹴り。

 美木はそれをキャッチして片足タックルでテイクダウンを狙う。矢地はコーナーに体をあずけて、テイクダウンをディフェンスするが、美木が矢地の体を寝かせてハーフガードで抑え込む。

 2R、矢地がジャブを突いて左ストレート。美木が矢地をコーナーまで下がらせるが、美木が左ストレートを打ったところで、矢地がカウンターの左ヒザ蹴り! これが美木のボディにグサリと突き刺さる。

 美木は片足タックルでテイクダウンを狙うが、矢地はディフェンスして、再びヒザ蹴りから一気に連打。崩れ落ちた美木にパンチの連打を落とす。

 ここで美木の体がロープの外に出てしまいブレイク。さらにその前の打撃の攻防でローブローがあったと判断され、美木にインターバルが与えられる。再開後、矢地はワンツー、左ストレート、左ハイキックで前進。美木も右フックを返して、片足タックルからテイクダウンを仕掛ける。

 3R、矢地がワンツー、左ロー。美木も左ストレートを返して、片足タックルで矢地をコーナーまで押し込む。矢地はそれをディフェンスしながら離れ際にパンチを連打。美木はしつこく片足タックルでテイクダウンを狙う。ロープやコーナーに体をあずけて、それを許さない矢地。終盤、逆に矢地が美木をテイクダウンし、パスガードにも成功。サイドポジションで抑え込む。

 判定は3-0で矢地の勝利。矢地が第5代環太平洋ライト級王者となった。試合後、「本当はKOで勝って世界(タイトル)やるぞ!って言おうと思ったんですけど、試合がしょっぱくなった」と話した矢地。しかし現在空位となっている世界タイトルについて聞かれると「環太平洋のタイトルにこだわりはないので、次は世界戦。誰か俺と世界戦やってください!」と世界タイトル挑戦をアピールした。



▲井上(左)と佐々木(右)の注目の一戦はドローに終わった

▼セミファイナル フェザー級 5分3R
△佐々木憂流迦(ささき・うるか/和術慧舟會駿河道場/世界フェザー級9位)
判定1-0 ※29-29、30-29、29-29
△井上 学(UWFスネークピットジャパン/初代バンタム級キング・オブ・パンクラシスト)

 修斗初参戦で“超新星”堀口恭司と接戦を繰り広げた井上。今大会ではフェザー級転向後、2連続一本勝ちと勢いに乗る佐々木と対戦した。

 1R、井上が距離をとりながらロー。佐々木はジャンプしてのハイキック、右フックを狙う。井上がパンチから組み付いて、片足タックルでコーナーに押し込む。

 佐々木はテイクダウンをディフェンスしながら飛び付き三角絞め。井上もすぐに体を起こして組み付く。ブレイク後、佐々木がタックルで井上をテイクダウンする。

 2R、佐々木がジャブを当てて左のヒザ蹴り。井上も左ストレートを返す。佐々木が組み付くと、井上が佐々木をコーナーに押し込む。ここで佐々木が井上の背中に飛び乗るようにしてスリーパー。それを外した井上が佐々木からテイクダウンを奪い、パンチを落とす。

 3R、佐々木がタックルでテイクダウン。井上は脇を差して立ち上がり、片足タックルで佐々木をコーナーに押し込む。そして足を払うようにしてテイクダウンする。佐々木もコーナーを使って立ち上がり、逆にテイクダウン。井上が脇を差して立ち上がろうとし、佐々木がトップキープ。しかし終了間際、井上が立ち上がり、片足タックルでコーナーに押し込んでパンチを打つ。

 このまま試合終了となり、ジャッジ1名が佐々木を支持したものの、残り2名はドロー。フェザー級注目の一戦は引き分けに終わった。



▲正城(上)がしつこいタックルとテイクダウンで勝利

▼第7試合 フライ級 5分3R
○正城ユウキ(クロスワンジム湘南/世界フライ級4位)
判定2-0 ※30-28、30-28、29-29
●オニボウズ(総合格闘技ゴンズジム/世界フライ級2位)

 1R、正城が距離をとりながら右ロー。片足タックルでテイクダウンを狙う。オニボウズは寝かされないように立ち上がるが、正城は再び打撃からタックル。テイクダウンに成功する。

 2R、パンチ&ローからタックルを繰り返す正城は、片足タックルでオニボウズをコーナーに押し込んでテイクダウン。パスガードを狙いながらパンチを落とす。

 3R、ここも正城が打撃から組み付く。オニボウズにテイクダウンを奪われるが、ハーフガードから潜るようにして片足タックル。そのまま立ち上がる。オニボウズの飛びヒザをキャッチした正城がテイクダウン。コーナーを使って立とうとするオニボウズにパンチを入れる。

 ブレイク後、正城がオニボウズの打撃にタックルを合わせ、テイクダウンする。しつこいタックルとテイクダウンで正城が判定勝利した。


 


▲神酒(左)がタックルでテイクダウンを奪う

▼第6試合 バンタム級 5分3R
○神酒龍一(CAVE/世界バンタム級5位)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-27
●越智晴雄(パラエストラ愛媛/世界バンタム級2位)

 1R、越智がじりじりとプレッシャーをかけて右ストレートから左フック。神酒も右ストレート、飛びヒザ蹴りを狙う。越智はボディにパンチを散らして左フック。バランスを崩した神酒だったが、越智のパンチにタックルを合わせてテイクダウン。インサイドガードからパンチを落とし、終了間際にマウントをとって連打する。

 2R、左右のボディを打つ越智。神酒はパンチにタックルを合わせてテイクダウン。インサイドガードからコツコツとパンチを落とす。
 
 3R、ここも神酒がすぐにテイクダウン。一度は立ち上がられるが、再びテイクダウンを奪い、中腰からパンチを落とす。越智が逆転のフロントチョークを狙うが極まらず。神酒がランキング上位の越智を下した。


 
▲世界ランカー対決は室伏がスリーパーで一本勝ち

▼第5試合 フライ級 5分3R
○室伏シンヤ(SUBMIT静岡/世界フライ級3位)
一本 2R3分48秒 ※スリーパーホールド
●山本辰哉(ノースキングスジム/世界フライ級10位)

 1R、室伏が長い手足を生かしたジャブと右ロー。組み付いてテイクダウンを奪うとパスガードを狙いながらパンチを落とし、足関節、バックからの腕十字を狙う。
 
 2Rも室伏が片足からテイクダウンし、トップキープしてパウンド。最後はバックチョークを極めて、世界ランカー対決で一本勝ちした。

▼第4試合 フェザー級 5分3R
○根津優太(和術慧舟會東京本部)
KO 2R3分42秒 ※マウントパンチ
●ジャングル伊藤(シューティングジム横浜)

▼第3試合 ウェルター級 5分3R
○加藤忠治(リバーサルジム横浜グランドスラム)
判定3-0 ※30-29、30-27、30-27
●星野大介(総合格闘技津田沼道場)

▼第2試合 ミドル級 5分2R
○ジャイアン貴裕(パラエストラ松戸)
KO 1R1分19秒 ※右フック
●瀬戸哲男(極真会館浅草道場)

▼オープニングファイト・第1試合 2012年新人王決定トーナメント準決勝 フェザー級 5分2R
○福島秀和(MMA修斗ジムBLOWS)
判定2-0 ※20-19、19-19、20-19
●魚井 守(総合格闘技ゴンズジム)

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