【LEGEND】野生の黒豹とロバーツはドロー、神風萸暉美がタイトル獲得
神風塾
「LEGEND 3」
2012年12月2日(日)熊本・益城町総合体育館メインアリーナ
▼メインイベント(第12試合) ヘビー級 3分3R
△フランク・ムニョス(スペイン/ドージョーチャクリキ/スペイン五輪ボクシング王者、WAKOムエタイヘビー級王者)
ドロー 判定1-0 ※30-30、30-30、30-29
△アレックス・ロバーツ(イギリス/空柔拳会館/R.I.S.E. G-BAZOOKA TOURNAMENT ’06優勝、 元パンクラススーパーヘビー級5位)
「地方からの“格闘技熱”発信」を掲げる、キックボクシング&MMA(総合格闘技)のビッグイベント「LEGEND」の第3弾興行。メインイベントには、オランダの名門ジム、ドージョーチャクリキより“野生の黒豹”ムニョスが待望の初来日を果たし、R.I.S.E.ヘビー級トーナメント優勝の実績を持つロバーツと対戦した。身長194cmのロバーツに対し、ムニョスは197cm。お互いにパンチを得意としているだけにど迫力の激しい打ち合いが期待されたが……。
1R、ロバーツの右ローに合わせて、ムニョスが右ストレート。ムニョスはパンチからローにつなぐ。両者ともに額がつくぐらいの接近戦での攻防が続く。ロバーツはヒザ蹴りを出し、ムニョスはパンチを返す。ムニョスがパンチで攻めれば、ロバーツは距離を詰めてヒザ。2Rには、組み付きが目立つ展開となり、両者にイエローカード(注意)。
ムニョスがパンチで詰めるものの、ロバーツが両腕ブロックで決定打を許さない。
3Rも近距離でロバーツがヒザ、ムニョスはパンチを返す。ロバーツはバックブロー、バックスピンキック。変わらず近距離での攻防となり決め手に欠け、ドローに終わった。
▼セミファイナル(第11試合) 初代LEGEND QUEENフェザー級王座決定戦 3分3R
○神風萸暉美(かみかぜ・ゆきみ/神風塾/ワンソンチャイワールドタイトル57kg級王者)
判定3-0 ※29-28、29-27、29-27
●ロクサーナ・ガール(オランダ/Team Brothers)
※神風が初代LEGEND QUEENフェザー級王者に
“LEGEND女子キックのエース”神風が、オランダからの刺客ロクサーナと激突。
1R、離れた距離から一気に距離を詰めて左右フックのロクサーナ。パンチを連打しては離れて、スピードで
神風を翻弄する。神風は右ミドルを返すが、減量苦からか動きにキレが見られない。ロクサーナのパンチが神風の顔面を捉える。
2Rに入ると、ここから一気に神風が反撃。プレッシャーを強めるとロクサーナは退がりながらパンチを返す。神風必殺のハンマーパンチ(右ストレート)が炸裂するとロクサーナの首が大きく後ろにはねる。神風が飛びヒザからパンチの連打で追い込んでいく。2R終了のゴングが鳴ると、神風は「ヨッシャー!」と雄たけび。
3R、完全に主導権を握った神風が飛びヒザで飛び込みながらパンチの連打で追いこむ。防戦一方のロクサーナはスタンディングダウン! その後も神風の一方的な展開となり終了のゴング。ダウンを奪った神風が逆転勝利で2本目のタイトルを獲得した。
▼第10試合 LEGEND63kgトーナメント決勝戦 3分3R延長1R
○中村広輝(赤雲会/J-NETWORKスーパーライト級6位)
KO 1R
●裟虎士(さとし/天下一道場/沖縄天下一ライト級1位)
※中村がLEGEND63kgトーナメント優勝
昨年12月に開幕したLEGEND63kgトーナメント。準決勝で花城可恭を判定で下した裟虎士と、 KEISUKEをKOで下した中村が決勝戦で対戦。
1R、お互いにローを蹴り合う中、中村の左フックがクリーンヒット! さらにローから右フックで追い込む。中村が右ローを出すと、準決勝のダメージからか裟虎士は露骨に嫌な表情を見せる。中村がさらに右ローで追撃すると、裟虎士はダウン! そのまま立ち上がることが出来ない。優勝した中村はベルトと賞金30万円を獲得した。
▼第9試合 ヘビー級 3分3R
○楠ジャイロ(ブラジル/志村道場)
TKO 1R2分59秒
●HIROYA(ワイルドシーサー/沖縄天下一ヘビー級1位)
体重105kgの楠に対し、110kgのHIROYA。HIROYAが右ロー、後ろ廻し蹴り。様子見の楠だったが、なぎ倒すようなパンチを振るいコーナーに追い込む。防戦一方のHIROYAから立て続けに3度のダウンを奪った楠がKO勝利を収めた。
▼第8試合 53.5kg 3分3R
○NANA☆SE(ななせ/KING EXCEED/J-GIRLSバンタム級8位)
判定2-0 ※30-28、30-30、29-27
●神風莉央(かみかぜ・りお/神風塾熊本/SB日本女子バンタム級4位)
今年4月に一度対戦し、ドローに終わっている両者。地元・熊本で完全決着を望む莉央は気合い十分の左右ミドル。NANA☆SEは距離を潰してパンチの連打で追いこむ。何度もNANA☆SEのパンチが莉央の顔面を打ち抜く。NANA☆SEが判定勝ちを収めた。
▼第7試合 75kg契約 5分2R
○阪本洋平(T-BLOOD)
KO 1R
●Diego(ブラジル/グレイシーバッハ姫路)
▼第6試合 65.8kg MMAルール 5分2R
○TAG(和術慧舟会G.S.P)
判定
●ダビン・キム(琉球BLOODS)
▼第5試合 LEGEND63kgトーナメント準決勝2 3分3R延長1R
○中村広輝(赤雲会/J-NETWORKスーパーライト級6位)
KO 1R2分27秒
●KEISUKE(S-cute/武人杯軽量級優勝)
▼第4試合 LEGEND63kgトーナメント準決勝1 3分3R延長1R
○裟虎士(天下一道場/沖縄天下一ライト級1位)
判定2-0 ※29-28、28-28、29-28
●花城可恭(神風塾沖縄/沖縄天下一ライト級3位)
▼第3試合 70kg 3分2R
○K-Jee(リアルディール)
KO 2R1分48秒
●テツヒロ (神風塾熊本)
▼第2試合 70kg 3分2R
○曽根修平(武湧会)
判定3-0 ※20-19、20-19、20-18
●丈一朗(神風塾熊本)
▼第1試合 58kg 3分2R
△シンヤ(神風塾熊本)
ドロー 判定1-1 ※19-20、20-20、20-19
△判田大卓(MSJキックボクシング)
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