【ビッグバン】秋元皓貴が駿太を撃破し18連勝を達成!「僕が日本最強です」
谷山ジム
「ビッグバン・統一への道 其の11」
2012年12月2日(日)東京・ディファ有明
▼メインイベント(第15試合) 59kg契約 ビッグバンキックルール 3分5R
〇秋元皓貴(真樹ジムAICHI/MA日本フェザー級王者、WBCムエタイ日本フェザー級王者)
判定3-0 ※三者とも49-48
●駿太(谷山ジム/WMAF世界フェザー級王者)
プロデビュー以来17戦無敗の超新星としてキック界で注目を集めている秋元。対する駿太は打倒ムエタイの旗手としてムエタイの一流選手と渡り合える数少ない日本人選手の一人で、vs日本人には7年間無敗を誇っている。
1R、駿太がジャブを突いて右ローと右ミドル。秋元もミドルを蹴り返す。駿太は細かくフェイントを入れて左右のロー。秋元は左フックから右ハイ、左右のミドルを蹴って、駿太の蹴り足を掴んでパンチを合わせる。
2R、秋元は下がりながら右ロー。左フックを当てて右ストレートにつなげる。さらに秋元は自らプレッシャーをかけて左フックを当てる。駿太もローやミドルを蹴り返すが、秋元が左フックから右ハイ、左フックから右の飛びヒザ蹴りを繰り出す。
3R、秋元が前蹴りで距離を取って右ローと左ミドル。駿太も左ミドルを蹴って前に出る。秋元は左ボディから右ストレート。駿太も距離を詰めて右ローと右ストレート、秋元が下がったところに右ヒジを狙う。秋元もすぐに左ヒジを返してバックキック。駿太もバックキックを蹴り返す。
4R、秋元がジャブ、前蹴り、左ミドル。駿太は下がらず前に出て右ストレート。秋元も右ストレートを返す。駿太は秋元をコーナーに詰めて首相撲に持ち込んでヒザ蹴りとヒジ打ち。
しかし秋元が離れ際の右ストレートを当てて駿太の動きを止める。持ち直した駿太も右ハイ、右ストレート、ヒジで前に出る。
5R、駿太がパンチで突進。秋元も左ミドルと右ストレートを狙う。駿太はそれでも右ストレートとミドルで前に出て、距離が詰まるとヒジ打ち。さらに左フックを秋元の顔面に叩き込む。
どんどん前に出て行く駿太だが、秋元はしっかり距離を取って左ミドル。駿太もパンチとヒジ打ちで前に出て、首相撲になると秋元をマットに転ばせる。
判定はジャッジ3名とも49-48で秋元の勝利。これで秋元はデビュー以来の無敗記録を「18」に伸ばし、リング上から「駿太選手がフェザー級で日本最強だと思っていたんで、その駿太選手に勝った僕が日本最強です。来年は世界に羽ばたきたいと思います」と“フェザー級日本最強”を高らかに宣言した。
試合後の控え室では「駿太選手のプレッシャーが想像以上に強かった。僕はカウンターを取るのが得意なので、前に出てきてもらった方がやりやすいんですけど、あのプレッシャーはすごい。面食らいました」と試合を振り返った秋元。しかし駿太の攻撃で効いたものはなく「リラックスして戦えて、駿太選手の動きは見えていた」という。
また改めて「僕は森井(洋介)選手と駿太選手が日本のツートップだと思っていたので、その両選手を倒せたのだから次は世界を視野に入れてやっていきたい」と語った秋元は、具体的な目標としてムエタイ二大殿堂のひとつ、ルンピニースタジアム出撃を宣言した。
一方、敗れた駿太は「判定でついたポイント差以上にもっと差が開いたかなと思いました。認めたくはないですけど……ひとつの結果として上に行かれたかなと思います。やりにくくはなかったけど、だからこそ実力の差を感じた。(秋元は)認めざるをえないと思う」とコメント。7年間続いたvs日本人記録が途切れたこと、また今後のことについては「若い選手がベテラン選手とやる時には世代交代と言われますが、世代交代はしなきゃいけないの?って。まだ認めたくない気持ちもあるし、もう少しやりたい気持ちもある。若い選手に負けて考えなきゃいけないかもしれないけど、(今後のことは)落ち着いて考えます」と話した。
▼セミファイナル(第14試合) ヘビー級 ビッグバンルール 3分3R
〇天田ヒロミ(デジタルスピリッツ/2004年K-1 JAPAN GP優勝)
KO 1R18秒 ※右ストレート
●橋本友彦(アパッチプロレス軍)
10月のK-1両国大会に出場した天田がプロレスラーの橋本と対戦。1R、ローとミドルを蹴って、パンチから前に出る橋本。天田がそこに右ストレートのカウンター。この一発で橋本が前のめりにダウン。レフェリーが試合を止め、天田が秒殺KO勝利を収めた。
▼第13試合 61kg契約 ビッグバンルール 3分3R
〇SHIGERU(新宿レフティージム/WPMF日本フェザー級王者)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-29
●“狂拳”竹内裕二(菅原道場/WMAF世界スーパーフェザー級王者)
10・8Krushで大沢文也とダウンの応酬の末、KO勝利を収めている竹内。対するSHIGERUはWPMF日本フェザー級王者で8戦7勝1分とデビュー以来無敗を誇っている。
1R、竹内がガードを上げて右ロー。SHIGERUも右ローを蹴り返す。竹内は左フックで飛び込んで左ボディ。SHIGERUは右ストレートと飛びヒザ。竹内はSHIGERUのローの蹴り終わりに左右のボディを打つ。
2R、お互いにローを蹴り合う展開。SHIGERUは右ミドルと右ストレートを打つ。竹内も右アッパーから左フック。距離を潰して左ボディからパンチをまとめる。
3R、竹内が奥足ロー、右ストレートから左フック。SHIGERUも右ストレートを合わせてパンチで前に出る。パンチから奥足ローを蹴る竹内。SHIGERUはパンチで竹内を下がらせて左ハイキックを蹴る。竹内も右ストレートから左フック。しかしSHIGERUがパンチで竹内を下がらせる。判定は3-0でSHIGERUが勝利。SHIGERUがキャリアで勝る竹内を撃破した。
▼第12試合 65kg契約 ビッグバンルール 3分3R
〇HIROYA(TRY HARD GYM/K-1甲子園2008王者)
KO 2R30秒 ※右ロー
●チョンデーン・チュワタナ(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級5位)
9・9Krush YOUTH GP1回戦でまさかのKO負けを喫したHIROYAの復帰戦。1R、HIROYAがジャブとインロー。チョンデーンをロープに詰めて左ボディを打つ。HIROYAは左右のボディから右ロー。チョンデーンを下がらせて左ボディを狙う。
2R、HIROYAがパンチをまとめて強烈な右ロー。これでチョンデーンがダウン。チョンデーンは立ち上がることが出来ず、HIROYAがKO勝利を収めた。
▼第11試合 63kg契約 ビッグバンルール 3分3R
〇谷山俊樹(谷山ジム/ISKAインターコンチネンタル63kg級王者)
判定3-0 ※30-29、29-28、30-28
●和真(早川ジム/MA日本スーパーライト級5位)
7・14Krush新宿大会で緒方惇にKO負けを喫した谷山が、ホームリングのビッグバンで復帰戦を迎えた。
1R、お互いにパンチからローを蹴る展開。谷山がパンチでプレッシャーをかけて右ハイ、飛びヒザ蹴りにつなげる。2R、谷山が手数を増やして右ロー、右ハイ、飛びヒザ蹴り。和真もそれをブロックして右ローを蹴り返す。3Rも谷山がパンチで前に出て、そこからハイキックと飛びヒザ蹴り。和真を手数で押し切り、判定勝利を収めた。
▼第10試合 70kg契約 ビッグバンルール 3分3R
〇山崎陽一(シルバーウルフ)
判定3-0 ※29-27、29-27、29-28
●晴矢(フリー/RISEミドル級7位)
▼第9試合 68kg契約 ビッグバンルール 3分3R
〇山際和希(谷山ジム/J-NETWORKウェルター級4位)
KO 2R56秒 ※右ロー
●富士丸亮太(藤ジム)
▼第8試合 63kg契約 ビッグバンルール 3分3R
〇佐々木郁矢(INSANITY)
判定2-0 ※28-28、29-28、29-28
●平野将志(インスパイヤードモーション/元NJKFライト級6位)
▼第7試合 57.5kg契約 ビッグバンルール 3分3R
〇藤橋 光(シルバーウルフ)
KO 1R1分58秒 ※左ヒザ蹴り
●河野誠次郎(東京北星ジム)
▼第6試合 オヤジファイト ビッグバンルール 2分2R
〇アイアン宮坂(谷山ジム)
KO 2R57秒
●千島広明(チームチッシー)
▼第5試合 オヤジファイト ビッグバンルール 2分2R
〇佐藤朋胤(谷山ジム)
判定3-0 ※20-19、20-19、20-18
●TAKURO(チームAG)
▼第4試合 63kg契約 ビッグバンルール 3分3R
〇達郎(亀の子道場)
判定2-1 ※30-28、29-30、30-28
●和井田学(谷山ジム大和)
▼第3試合 63kg契約 ビッグバンルール 3分3R
〇ユウキ・テイル・旬(ドラゴンテイル)
KO 1R2分20秒 ※3ノックダウン
●DAI(ストライカーズ・ラボ)
▼第2試合 55kg契約 ビッグバンルール 3分3R
△堀尾竜司(TRY HARD GYM)
判定1-1 ※29-28、29-30、29-29
△竹内将生(エイワスポーツジム)
▼第1試合 60kg契約 ビッグバンルール 3分3R
〇濱田修成(DUROジム)※プロデビュー戦
判定3-0 ※30-29、29-28、30-29
●関根 進(NPO JEFA)
▼オープニングファイト 46kg契約 ビッグバンルール 2分3R
〇楓花(ドージョー☆シャカリキ)
判定3-0 ※30-28、30-29、30-28
●湯山綾香(谷山ジム小田原道場)
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