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【UFC】ベンソン・ヘンダーソン圧勝!ネート・ディアスを倒し2度目の防衛に成功

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2012/12/08(土)UP

Zuffa
「UFC on FOX 05」
2012年12月8日(土・現地時間)アメリカ・ワシントン州シアトル キー・アリーナ

<主な試合結果>

▼メインイベント(第11試合) UFCライト級タイトルマッチ 5分5R
○ベンソン・ヘンダーソン(アメリカ/王者)
判定3-0 ※50-45, 50-43, 50-45
●ネート・ディアス(アメリカ/挑戦者)
※ヘンダーソンが2度目の防衛に成功

 今年2月のUFC日本大会でフランク・エドガーからタイトルを奪取し、8月に同じ相手に連勝して初防衛を果たしたヘンダーソン。対するネートは、アグレッシブなファイトとサブミッションを得意とし何度も大会ベストファイト賞に輝いている。

 1R、ヘンダーソンが左ロー。パンチを出しながらネートが組み付いて、ヘンダーソンを金網に押し込む。ヘンダーソンが体勢を入れ替えて押し込みながらヒザ。差し合いの展開が続く。いったん距離をとったヘンダーソンは組み付いてテイクダウンし、上からパウンド。ネートが立ち上がると、ヘンダーソンは金網に押し込む。中央に戻り、ヘンダーソンは左ロー、ワンツー。これをもらいながらもネートは組み付く。1R終了のブザーが鳴っても、両者はにらみ合った。

 2R、パンチを出しながら再びヘンダーソンが組み付いてテイクダウン。すぐに立ち上がるネートに、ヘンダーソンはしつこく組み付く。離れ際にヒジ。ネートは長いリーチを活かしたパンチで距離をとる。ヘンダーソンは右ボディで下に意識を向けさせ、左ストレートを打つと、これを食らったネートが尻餅をつく。ヘンダーソンはパウンドで追い込むが、ネートはすぐに立ち上がる。ヘンダーソンはしつこく左ロー。

 3R、前蹴りで距離をとるヘンダーソンに対し、ネートがプレッシャーを強める。ヘンダーソンがテイクダウンするとパウンド。ネートが立ち上がるも、ヘンダーソンはすぐにテイクダウンし上からパウンド。ネートは下からの蹴り上げで突き放すが、ヘンダーソンはパウンド。ネートが下から足関節狙い。ヘンダーソンも足関節で抵抗する。ヘンダーソンはチョークに移行したが、立ち上がるネートにパンチを入れ尻餅をつかせる。ヘンダーソンは上からパンチ、ヒジを打ち下ろす。

 4R、ヘンダーソンは左右フック。そのまま組み付いてネートをテイクダウンする。バックについたヘンダーソンはパウンド連打。下のネートはアームロック狙い。これを外したヘンダーソンはパウンド、ヒジをガツガツ落としていく。

 5R、ヘンダーソンは足払いのような左ロー。組み付くとネートを金網に押し込む。バックを奪いながら持ち上げてテイクダウン。ヒジ、パウンドを落とし続け、ネートは嫌がるように立ち上がる。しつこく組み付いてコントロールするヘンダーソン。スタンド、グラウンドでもヘンダーソンが攻め続け、ネートはしのぐのに精一杯。判定でヘンダーソンが勝利し、2度目の防衛に成功した。


 

▼セミファイナル(第10試合) ライトヘビー級 5分3R
○アレクサンダー・グスタフソン(スウェーデン)
判定3-0 ※30-27, 30-27, 30-26
●マウリシオ・ショーグン(ブラジル)

 1R、グスタフソンがカウンターでパンチを当てると、ショーグンは尻餅。パウンドで追い込むグスタフソンだが、下のショーグンはヒールホールドへ。回転するように逃げたグスタフソンは立ち上がる。ショーグンは右ストレートを出しながら組み付いてテイクダウン。すぐにグスタフソンは立ち上がり、ショーグンはバックにつく。距離をとるグスタフソンは遠い間合いから右ストレート。鼻血を出すショーグン。グスタフソンは組み付いてショーグンを金網に押し込む。ここでゴング。

 2R、左右のフックで前進するショーグン。グスタフソンはカウンターでヒザを合わせる。ショーグンは右ストレートで飛び込むが、グスタフソンは距離をとってパンチをもらわない。右フックからタックルにつないだショーグンだが、テイクダウンしたのはグスタフソン。ショーグンはすぐに立ち上がり距離をとる。ショーグンが組み付いてグスタフソンを金網に押し込むが、グスタフソンがテイクダウン。立つショーグンに、グスタフソンがパンチの連打。グスタフソンがプレッシャーを強くし、ショーグンが距離をとる。

 3R、左ジャブを突くグスタフソンはしつこくタックルを仕掛けテイクダウンに成功する。ショーグンが立ち上がってスタンドに戻る。再びグスタフソンがタックルでショーグンをテイクダウン。展開がなく、グスタフソンは立ち上がり、左ジャブで追い込む。疲れとダメージでショーグンのパンチには強さが見られない。グスタフソンが顔面前蹴りでショーグンはぐらつく。ショーグンは組み付くも逆にテイクダウンされてしまいゴング。グスタフソンが判定勝ちし、6連勝となった。


 

▼第9試合 ウェルター級 5分3R
○ローリー・マクドナルド(カナダ)
判定3-0 ※30-26, 30-26, 30-27
●BJ・ペン(アメリカ/元UFC二階級王者)

 1R、ローリーがヒジ、パンチで優位。BJも打撃を返すが、ローリーは右ハイ、前蹴り。前に出るBJはテイクダウンを狙ったが、ローリーは立ち上がり離れ際に右ヒジ。これをモロに受けたBJ。さらに左ヒジを受け、BJはぐらつく。このラウンドは完全にローリーが主導権を握る。

 2R、左ジャブを突くローリーは連打でつなぎ、BJを追い込む。右ボディから左ジャブのローリーに対し、BJはなかなか手が出ない。BJがパンチを上下に打ち分けて前進するも、ローリーが前蹴りで突き放す。さらに強烈な左ミドルを放つと、BJは体を丸くし防戦一方に! 連打をもらいながらも耐えたBJは顔を腫らしながらも前に出る。ローリーは絶妙なヒジ! ローリーは両足タックルでテイクダウンすると、上からパウンド。

 3R、今度はBJが前に出てきたところに、ローリーがタックル。BJはローリーを金網に押し込む。ローリーが体勢を入れ替えてブレイク。後ろ廻し蹴りを放つローリーだが、空振り。組み付いたローリーは離れ際にヒジ。さらに左ミドル、前蹴り。BJが出てきたところにヒジ。右ハイも入れ完全にローリーのペース。ローリーの左フックでBJがぐらつく。ローリーが左ジャブ、右ミドル。BJは攻めあぐねたところでゴング。判定で勝利したローリーはカーロス・コンディットへのリベンジを口にした。

※この大会は「WOWOWライブ」にて12月9日(日)23:00~放送あり。次回は12月30日(日)12:00~WOWOWライブにて「UFC155」を放送。

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