【GLORY】ヘビー級トーナメントはシュルトの圧勝劇!
▼第7試合 GRAND SLAM HEAVYWEIGHT 1回戦 2分3R
○ムラッド・ボウジディ(オランダ)
TKO 1R終了時
●ピーター・アーツ(オランダ/K-1 WORLD GP 1994、1995、1998優勝)
※ボウジティが2回戦に進出。
1R、アーツは左右ハイキックを連発し、パンチを打ち返してくるボウジティをアーツが逆にパンチで押していく。
アーツは右ストレートを出した際に、右拳を痛めたのか苦痛に顔がゆがむ。
ハイキックを連発するアーツにボウジティは右ローを返し、ハイとローの蹴り合いに。オープンスコアは50-45でボウジティ。
しかし、2Rが開始する前にアーツは右拳の異常を訴え、試合がストップされてボウジティの勝利となった。
▼第6試合 GRAND SLAM HEAVYWEIGHT 1回戦 2分3R
○ジャマール・ベン・サディック(ベルギー)
2R判定5-0
●エロール・ジマーマン(オランダ)
※サディックが2回戦に進出。
1R、ジマーマンが右ローで先制、その右ローにサディックは右ストレートを合わせる。サディックの右ストレートの直後にジマーマンが右ストレートからパンチのラッシュ!
左右フックをブンブンと振り回すジマーマンにサディックの右ストレートがヒットし、ダウンを奪う。オープンスコアは50-40でサディック。
2R、サディックが右ローから左右ストレートのラッシュ! コーナーへ詰めてジマーマンをめった打ちにする! しかし、ジマーマンもパンチを返して打ち合いに。
右フックの相打ちでジマーマンがダウンを喫し、サディックが詰めていったところでジマーマンが左右フックで逆襲! 左フックでダウンを奪い返す。さらに打ち合いを展開する両者、場内は大いに盛り上がる。
両者合計3度のダウンの応酬となった試合は、2度のダウンを奪ったサディックに凱歌! 優勝候補のジマーマンが初戦で姿を消す波乱となった。
▼第5試合 GRAND SLAM HEAVYWEIGHT 1回戦 2分3R
○レミー・ボンヤスキー(オランダ/K-1 WORLD GP 2003、2004、2008優勝)
3R判定5-0
●フィリップ・ヴェルリンデン(ベルギー)
※ボンヤスキーが2回戦に進出。
1R、ミドルの蹴り合いからボンヤスキーが左フックを狙うが、フィリップは素早く動いて回り込み右ロー。ボンヤスキーはたびたび飛びヒザ蹴りを放つが不発。
フィリップはワンツーと左ロー、ボンヤスキーは右ハイキックを返す。このラウンドは手数に優ったフィリップが50-45で取った。
2R、ボンヤスキーは右ローを連発し、右フックと左ボディ。フィリップもワンツーから飛びヒザ。ボンヤスキーの右ローでフィリップがバランスを崩す。
フィリップは飛びヒザ蹴りを多用し、ボンヤスキーは右ローで攻める。このラウンドはボンヤスキーが50-45で取り、トーナメント初の3Rに突入する。
3R、左右のフックとボディのコンビネーションパンチ、ヒザ蹴りで前へ出るボンヤスキー。フィリップもワンツーから飛びヒザ蹴りを放つ。
左フックからの右ローで前に出るボンヤスキー、さらに右ハイキック。フィリップも左ローとヒザ蹴りを返すが、手数が少ない。わずか1ポイント差の判定3-0でボンヤスキーが2回戦へ駒を進めた。
▼第4試合 GRAND SLAM HEAVYWEIGHT 1回戦 2分3R
○アンデウソン“ブラドック”シウバ(ブラジル)
TKO 1R ※左フック
●イゴール・ユルコビッチ(クロアチア)
※シウバが2回戦に進出。
1R、パンチで前に出るユルコビッチにシウバが左フック。その左フックでダウンを奪う。
さらに左右のフックとハイキックで前に出るシウバが左フックで2度目のダウンを奪い、ユルコビッチは立ち上がるもレフェリーが試合をストップした。
▼第3試合 GRAND SLAM HEAVYWEIGHT 1回戦 2分3R
○グーカン・サキ(オランダ)
TKO 1R
●羅王丸(日本/TARGET)
※サキが2回戦に進出。
1R、サキが左ボディからの左フック、そして右ローのコンビネーションをハイスピードで決め、左フック連発で羅王丸はダウン。
左フック、左アッパーでまたもグラついた羅王丸にサキが左ハイキック! 羅王丸は2度目のダウンを喫し、立ち上がるもレフェリーが試合をストップ。サキが圧倒的なスピードで羅王丸を一蹴した。
▼第2試合 GRAND SLAM HEAVYWEIGHT 1回戦 2分3R
○リコ・ベホーベン(オランダ)
2R判定5-0
●セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア)
※べホーベンが2回戦進出。
1R、べホーベンは左右ハイキックを多用し、速いジャブから右ロー。ハリトーノフは前に出て行くが、その度にべホーベンに蹴られる。ハリトーノフがワンツー、べホーベンが転倒したところでラウンド終了となり、このラウンドのジャッジは50-45でベホーベン。
2R、パンチで前に出るハリトーノフにべホーベンは顔面前蹴り。突っ込んでくるハリトーノフに右フック! 一気にパンチとハイキックで攻めるべホーベンの左右ハイキック、右ストレートがヒットし、このラウンドも50-45でべホーベンが取り、3Rを戦わずしてべホーベンが2回戦進出を決めた。
▼第1試合 GRAND SLAM HEAVYWEIGHT 1回戦 2分3R
○セミー・シュルト(オランダ/K-1 WORLD GP 2005~2007、2009優勝)※セーム・シュルトから表記変更
TKO 2R
●ブライス・ギドン(フランス)
※シュルトが2回戦に進出。
1R、シュルトが左ミドルから左ストレート、ギドンも左右のストレートで突進。両者ともかなりアグレッシブに攻めていく。ギドンが左ストレートをカウンターで当てれば、シュルトも右ストレートから左ハイキック。
前に出るシュルトが前蹴りからヒザ蹴り、さらにパンチ。ギドンもジャンプしてのパンチを返し、場内は盛り上がる。このラウンドのオープンスコアは50-45でシュルト。
2R、両者ともパンチで激しく打ち合い、ギドンのアッパーにシュルトが顔面ヒザ蹴りを返す! シュルトの左ジャブがカウンターで突き刺さり、ギドンはダウン。立ち上がったギドンに再びシュルトのジャブがヒットし、ギドンは完全にダウン。シュルトの豪快なKO勝ちでトーナメントが幕を開けた。
▼GLORYスーパーファイト GLOTYキックボクシングルール 3分3R
○ジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream Team)
KO 3R
●KOICHI(バンゲリングベイ・スピリット/WPMF日本&M-1ヘビー級王者)※コウイチ・ペタスから改名
1R、左ストレートを伸ばしていくバンナに、KOICHIはフットワークを使って距離をとる。KOICHIがミドルキック、ローキック。KOICHIの右ミドルに対して、バンナの左ミドルが何度もクリーンヒットする。
2R、バンナが右ロー、左ローでKOICHIを追い込んでいく。KOICHIは右ストレートを伸ばすが、バンナの圧力で下がっていく。バンナのワンツー、KOICHIは右ストレート。
3R、KOICHIがスピードのあるワンツー、バンナは左ミドル。KOICHIのパンチ連打にバンナが下がり、コーナーに詰まる! しかし、バンナも打ち返してKOICHIを押し返す。
KOICHIの右ストレートに対してバンナの飛び込むような右フックがクリーンヒットし、KOICHIはその場で崩れ落ちる。バンナのKO勝ちとなった。
Ringside Photo:Ben Pontier for Glory(バンナvsKOICHI以外)
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