【UFC】日沖発、惜しくも僅差で敗れる…
Zuffa
「UFC on FOX 06」
2013年1月27日(日・現地時間)アメリカ・シカゴ ユナイテッド・センター
▼フェザー級 5分3R
○クレイ・ギーダ(アメリカ)
判定2-1 ※28-29、30-27、29-28
●日沖 発(ALIVE)
1R、ギーダが左右フック。日沖は左ミドル、ボディブロー。ギーダの前進に合わせて日沖が右アッパー。頭を揺らしながら独特なステップを踏むギーダが左右フック。日沖は左ジャブ、ロー、左ミドル。ギーダはタックルでテイクダウンに成功した。下の日沖は三角絞めを狙うが、ギーダはうまく脱出する。スタンドに戻ると、ギーダがプレッシャーを強め、日沖は左ジャブで突き放す。
2R、ギーダはガードを固めながら突進すると、日沖を持ち上げてマットに叩きつける。下の日沖はアームロックを仕掛けるが、ギーダは腕を引っこ抜いて脱出。上のギーダはポジションを固めながら細かくパンチを落としていく。展開がないためにスタンドへ。日沖は前蹴り、左ハイ。
3R、ギーダがワンツーで飛び込みながら日沖をテイクダウン。下の日沖は三角絞めへ。脱出したギーダは上からガッチリと押さえ込む。立ち上がろうとする日沖だが、ギーダが力でそれを阻止。残り30秒、スタンドに戻ると日沖は左ジャブ、左ミドル。打撃では日沖のパンチがヒットしていたものの、主導権を握り続けたギーダが勝利した。
▼メインイベント フライ級タイトルマッチ 5分5R
○デメトリアス・ジョンソン(アメリカ/王者)
判定48-47、48-47、49-46
●ジョン・ダドソン(アメリカ/挑戦者)
※ジョンソンが初防衛に成功
1R、ダドソンが右ミドル。ジョンソンは右ロー。お互いに細かいステップを踏んで様子を伺う。ジョンソンの右ローに合わせて、ダドソンがワンツーを当てダドソンが腰を落とす。すぐに立ち上がったジョンソンは右ハイ。圧力をかけるジョンソンはパンチで出るが、下がりながらもダドソンはパンチを返す。ジョンソンはパンチを出しながらタックルを仕掛け、力任せにテイクダウン。ダドソンは立ち上がりスタンドの展開に戻る。
2R、ワンツーで出るジョンソン。ダドソンはヒザで飛び込みながら左ストレート。ジョンソンが組み付くも、ダドソンが立ち上がり離れる。ジョンソンが右ストレートをヒット。ダドソンもワンツーを叩き込みフラッシュダウンを奪う。立て続けにダドソンがダウンを奪うも、ジョンソンはタックル。スタンドに戻ると、ジョンソンがパンチで追うが、ダドソンは闘牛士のように攻撃をかわしパンチを返していくめまぐるしい展開。
3R、ダドソンは二段蹴り。ダドソンの左ローに合わせて、ジョンソンがタックル。そのまま組み付いたジョンソンがヒザ蹴りを出したがこれはローブロー。ジョンソンがパンチを出しながらプレッシャーを強める。下がるダドソンは飛びヒザ! ジョンソンは上下に散らすパンチ。ダドソンも連打で返すが、ダドソンが組み付いて寝技の展開へ。一瞬の隙をついてダドソンが立ち上がる。
4R、ジョンソンが積極的にパンチで詰めながら組み付く。ジョンソンがヒザを出したが、ダドソンが手をついた状態での攻撃だったためにこれは反則。ドクターチェックの後に再開。ジョンソンが何度も組み付くが、ダドソンはテイクダウンを許さない。ジョンソンはダドソンを金網に押し込みながらヒザをこつこつ打ち込んでいく。ダドソンは鼻血を出し劣勢に。お互いにパンチを交錯させたところで終了。
5R、ジョンソンが右ジャブをつきながら前へ。すぐに組み付いてテイクダウンする。立ち上がるダドソンはジョンソンを金網に押し込む。ジョンソンは組み付かれた状態で縦ヒジを入れていく。離れると、今度はダドソンがタックルを仕掛けテイクダウン狙い。スタンドに戻り、執拗にダドソンが組み付く。ジョンソンが首相撲からヒザ! ダメージ大のダドソンの動きが止まると、ジョンソンがパンチ、ヒザの連打で追い込む。さらに首相撲の体勢からヒザをダドソンの顔面に入れ続けたところで終了。後半で取り返したジョンソンが勝利し、初防衛に成功した。
▼ライトヘビー級 5分3R
○グローヴァー・テイシェイラ(ブラジル)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-28
●クイントン・“ランペイジ”ジャクソン(アメリカ)
テイシェイラは17連勝中。ランペイジはボクシング転向を表明しており、今回がMMA最後の試合となるのか。1R、テイシェイラが右ボディストレート。お互いに近い距離で打撃を交錯させる。テイシェイラが胴タックルでテイクダウンすると即効でバックマウントを奪取。うつ伏せのランペイジは立ち上がりスタンドの攻防へ。テイシェイラは左フックから右ハイ。テイシェイラがじりじり詰めると、ランペイジは左ジャブで距離をとる。今度はランペイジが胴タックルを仕掛けると、これをさばいたテイシェイラがフック! 金網に詰めてテイシェイラが左フックをヒットさせ、ランペイジはダウン。すぐにランペイジは立ち上がりダメージを回復する。
2R、ランペイジが左右フック。テイシェイラがすぐにタックルを仕掛けテイクダウンに成功した。上のポジションのテイシェイラはパウンド、ヒジ! ランペイジが立ち上がるも、テイシェイラはパンチ連打で追い込む。スタミナ切れでランペイジは下がりっぱなし。テイシェイラは右アッパーの連打! テイシェイラはプレッシャーをかけながら左フック、顔面前蹴り、パンチ連打。ランペイジは“効いてない”のジェスチャー。テイシェイラが左右フックで追い込むも、タフなランペイジはパンチを返していく。
3R、テイシェイラがプレッシャーを強める。ランペイジが連打を見せるが、テイシェイラはしっかりブロック。テイシェイラがタックルを仕掛けテイクダウン。ランペイジは立ち上がり大振りのパンチを見せるが、テイシェイラはこれをかわす。完全に疲れた表情のランペイジが下がる。テイシェイラは右ハイ。テイシェイラはボディブロー、左右フック。残り時間30秒のところでテイクダウン。マウントポジションを奪ったテイシェイラがパウンドを落とし続けたところで終了。テイシェイラが勝利し連勝記録は18に、ランペイジは3連敗となった。
▼ライト級 5分3R
○アンソニー・ぺティス(アメリカ)
TKO 1R2分37秒 ※左ミドルキック
●ドナルド・セローニ(アメリカ)
ぺティスは日本大会に出場して以来、約1年ぶりの試合。1R、ぺティスが右フック。ワンツーで飛び込むと、セローニもパンチで応戦。ぺティスが胴廻し回転蹴りを見せ、場内が沸く。ぺティスが積極的にミドル、ストレート、飛びヒザ。金網際の攻防では、金網を蹴って飛びヒザ! ぺティスが強烈な左ミドルを叩き込むと、セローニはうずくまり、ぺティスが見事なKO勝ちを収めた。
▼ライトヘビー級 5分3R
○ライアン・ベイダー(アメリカ)
一本 1R50秒 ※フロントチョーク
●ウラジミール・マティシェンコ(ベラルーシ)
1R開始早々、ベイダーの左フックがヒットし、マティシェンコがダウン。そのままがぶったベイダーがフロントチョークを極め秒殺一本勝ちした。
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