【J-GIRLS】長島☆自演乙☆雄一郎の後輩がニューヒロイン
J-NETWORK
「J-GIRLS 2013 ~Victorious Goddess 1st~」
2013年2月3日(日)東京・新宿FACE
▼メインイベント J-GIRLSアトム級(46.26kg以下)ニューヒロイン決定トーナメント決勝戦 サバイバルマッチ1
○キラッ☆Chihiro(魁塾)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28
●Eneos朱里(SB・グラップリングシュートボクサーズ)
※Chihiroが優勝。
11月18日に1回戦が行われた「J-GIRLSアトム級ニューヒロイン決定トーナメント」の決勝戦。
Chihiroは長嶋☆自演乙☆雄一郎を兄貴分に持ち、タイ修行&タイでの試合経験を経て11月に国内デビュー。左右ミドルを中心とした落ち着いた試合運びで、スピードと上手さを披露した。
対する朱里は今年行われたシュートボクシングの女子高生限定トーナメント『JKS48』にて準優勝、空手仕込みの打撃は一発一発に重さがある。
スピードのChihiroか、パワーの朱里か? 決勝戦を制してニューヒロインの座に就き、J-GIRLS公式ランキング入りするのはどっちだ!?
1R、朱里は右へ左へと動いて回り込む。それをChihiroが追って接近してくるとパンチを連打、Chihiroが右ミドルを蹴るとキャッチしてパンチを入れる。Chihiroは右インローで朱里の体勢を崩して右ミドル、接近してのパンチ。
2R、朱里は1Rと同様に左右に動いて回り込もうとするが、Chihiroは先回りするようにして朱里の進路をふさぎ、ロープを背負わせる。Chihiroは右インローで崩し、朱里がパンチを打ってくると左ミドルキックを合わせる。後手に回る朱里は手数が少なく、攻撃しても返しの攻撃をもらってしまう。
3R、Chihiroは左ミドルを朱里の攻撃に対して的確に返す。右ローからの左ミドルが何度も決まり、朱里は攻撃を当てることがなかなか出来ない。
Chihiroは前蹴りで距離を取っての右インローを蹴り、朱里がパンチで反撃しようとすると左ミドルのカウンター。試合巧者ぶりを見せたChihiroが判定勝ちでトーナメントを制した。
Chihiroは「もっと手数を出したかった。課題がたくさん見つかったので克服して上に行きたい。これでやっとスタート地点に立ったので、チャンピオンまで行きたいですね」と今後の躍進を誓った。
▼第9試合 J-GIRLSフライ級次期王者挑戦者決定トーナメント一回戦 サバイバルマッチ1
○いつか(新宿レフティージム/J-GIRLSフライ級3位)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-28
●白石瑠里(新日本キックボクシング協会・藤本ジム/J-GIRLSフライ級7位)
※いつかが準決勝に進出。
トモコSPが保持するベルトへの挑戦権を懸け、女子最激戦区と言われるフライ級のトーナメントが今大会からスタート。フライ級は総勢8名参加となり、今大会と3・24新宿FACE大会で2試合ずつ1回戦が行われる。
いつかはトモコSPから判定勝利を奪ったこともあるパワーファイター。白石はジャブ&ローを主軸とする基本に忠実なタイプだ。
1R、いつかは速いワンツーとローでアグレッシブに攻めて行く。白石は右ローほぼ一本に絞っての攻撃。いつかは白石が接近してくるとヒザ蹴り、すぐに離れて距離を取って戦う。
2R、パンチ連打とローで前へ出るいつかは右ストレートを何度もヒットさせる。白石は右ローを蹴り続け、これでいつかの動きを止めてのパンチ。白石も右ストレートをヒットさせて行った。
3R、いつかがパンチの連打で前へ出る。白石は右ローと右ストレートで応戦。白石もパンチを繰り出すが、いつかとの手数の差は明らか。パンチをまとめたいつかが判定勝ちを収めた。
いつかは「今年は王者になることが目標なので王者になります。トモコSP選手には判定2-1でギリギリでも私が勝ったことがあるので、私を待っていると思います。タイトルマッチで決着をつけましょう」と、テレビの解説席に座っていたトモコSPにアピールした。
▼第8試合 J-GIRLSフライ級次期王者挑戦者決定トーナメント一回戦 サバイバルマッチ1
○松田玲奈(y-park)
TKO 2R1分29秒 ※レフェリーストップ
●比嘉麻美(S-KEEP)
※松田が準決勝に進出。
超新鋭・松田は昨年9月にジュエルス-52kgアマチュアキックトーナメントで優勝、その後プロデビューして現在2戦2勝の女子高生ファイター。
対する比嘉は総合格闘技でプロ3戦を経験しているが、キックボクシングでは今回がデビュー戦となる。
1R、勢いよくパンチで前に出る比嘉に最初は面食らった松田だが、フットワークと前蹴り&ジャブで距離を取って右ストレートを何度もクリーンヒットさせる。比嘉の左目下が早くも黒く腫れ上がった。
2Rも松田の右ストレートがヒット。左目の下がさらに大きく腫れ上がり、比嘉にドクターチェックが入る。
再開後、比嘉はパンチで突っ込んでヒザ蹴りを繰り出すが、松田もパンチ連打とヒザで逆襲。松田が攻勢に立ったところでレフェリーが試合をストップし、松田がTKO勝ちを飾った。
松田は「自分の方が(キックボクシングが)出来ると思っていたので、全部ぶつけようと思っていました。トモコSP選手とやるのは自分です。今後も勝って優勝してトモコSP選手と戦いたい」と、優勝宣言した。
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