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【NJKF】ラジャダムナン王座戦で国崇が壮絶KO負け!大和哲也も判定で敗れる

2013/02/17(日)UP

ニュージャパンキックボクシング連盟
「NJKF 2013 1st」
2013年2月17日(日)東京・後楽園ホール
開場16:45 開始17:00


 ▲カイムックダム(右)のハイキックが国崇を襲う

▼メインイベント(第11試合)ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R
○カイムックダム・エークバンサイ(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王者、WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者)
KO ※2R1分44秒 ※3ノックダウン
●国崇(拳之会/挑戦者・ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級9位)
※カイムックダムが王座防衛に成功

 国崇は昨年11月にラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級10位エーカデット・モークルンテープトンブリー(タイ)に判定2-1で勝利したことで、ムエタイの2大殿堂のひとつラジャダムナンスタジアム(ラジャダムナンとルンピニー、両スタジアムが認定するタイトルこそが真のムエタイの世界タイトルだと言われている)の9位にランクイン。これにより、タイトルへの挑戦資格を獲得。今大会での王座挑戦が実現した。    

 その国崇が挑む王者カイムックダムは昨年11月、タイで行われたWBCムエタイ世界スーパーバンタム級王座決定戦で国崇と対戦した相手で、その時は国崇が判定負けを喫している。国崇はカイムックダムにリベンジを果たし、ラジャダムナンのタイトルを手にすることが出来るか?

 1R、国崇がテンポよく左右のロー、そしてジャブを突いていく。幸先のよいスタートを切ったかに見えたが、カイムックダムが右ハイキック。これが国崇の即頭部を捕らえる。国崇は足を取ってカイムックダムを倒そうとするが、カイムックダムは抜群のバランスでそれを許さず。逆に組みの攻防になると国崇をロープまで詰めてヒザ蹴りを連打し、国崇をロープの間から外にふっ飛ばしてしまう。

 再開後、カイムックダムが強烈な右ローと右ミドル。国崇も左右のボディを打って、左の縦ヒジを見せるが、カイムックダムはローとミドルで国崇の動きを止めて飛びヒザ蹴りを見せる。

 そして2R、パンチとローで攻める国崇にカイムックダムが右の飛びヒザ蹴り! これが国崇のわき腹にグサリと突き刺さり、国崇がうずくまるようにダウンする。何とか立ち上がった国崇だったが、カイムックダムは右ミドル、右ロー、右ハイと蹴りを散らして、再びボディへの右のヒザ蹴り。国崇はたまらず2度目のダウンを喫してしまう。    
 
 これであとがなくなった国崇は逆転を信じてパンチで前進。しかしカイムックダムが強烈なミドル、そして首相撲からヒザ蹴りを突き刺す。ここは必死にしのいだ国崇だったが、カイムックダムがロープを背負った国崇に右のヒザ蹴りを突き刺すと、うずくまるように国崇がダウン。カイムックダムがラジャ王者として圧倒的な強さを見せて、国崇の挑戦を退けた。

 試合後、倒れた場所からすぐには起き上がることが出来なかった国崇。バックステージでは医務室に直行し、アバラ骨が骨折している疑いがあり、そのまま病院へと搬送された。



▲ガンスワン(左)の左ミドルの前に大和のパンチは不発に終わった 

▼セミファイナル(第10試合)64kg契約 3分3R
○ガンスワン(タイ/元ラジャダムナン・スーパーライト級王者)
判定3-0 ※三者とも30-29
●大和哲也(大和/WBCムエタイ日本スーパーライト級王者、WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーライト級王者)       

 大和は昨年4戦して4勝。6月に高橋誠治を破りWBCムエタイ日本スーパーライト級王者に輝き、9月のWBCムエタイ・インターナショナル・スーパーライト級王座決定戦ではポール・カーポウィッツとの一戦を制してタイトルを獲得した。

 勢いに乗る大和は、今大会で元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者ガンスワンと対戦。ガンスワンは日本を活動の拠点にしているムエタイ戦士で、新日本キックを中心に活躍。昨年3月にはNJKFのリングで大和の弟分・大和侑也を4RKOで下している。大和は敵討ちなるか。

 1R、サウスポーのガンスワンに対して、大和は細かく動いてインロー。ガンスワンはいきなり左ストレートで飛び込んでローにつなげる。大和は距離をとりながらロー、右ミドルを蹴り、そこから右ストレートと左ボディにつなげる。

 2R、ガンスワンが左ストレートから前進。大和はそこに得意の左フックを合わせる。お互いにインローを蹴り合う展開が続く中、ガンスワンが左ストレート。大和は右ハイキックを蹴って、左ボディ、さらにガンスワンをロープに詰めて左右のヒジ打ち。再び左フックを狙うが、ガンスワンもクリーンヒットを許さない。

 3R、パンチをまとめて左ボディにつなげる大和。ガンスワンは左ストレートを狙いつつ、左ミドルで大和に距離を詰めさせない。大和は左ボディ、ヒジ打ち、さらにはバックブローまで繰り出すが、ガンスワンはそれをかわし、逆にタイミングのよい左ミドルで大和をコントロールする。終盤はガンスワンが首相撲で大和の追撃を阻止し、判定はジャッジ3名とも30-29でガンスワンを支持。WBCムエタイの世界タイトルを狙う大和にとっては手痛い敗戦となった。



▲右ストレートをヒットさせる大和(右)

▼第9試合 NJKFウェルター級タイトルマッチ 3分5R
○大和侑也(大和/NJKFウェルター級王者、WBCムエタイ日本ウェルター級王者)  
判定3-0 ※三者とも49-48
●宮越宗一郎(拳粋会/WBCムエタイ日本スーパーウェルター級王者、NJKFウェルター級1位)
※大和が初防衛に成功

 WBCムエタイ日本王者がNJKFのベルトをかけて激突。過去の対戦では大和が判定で宮越を下している。

 1R、大和がジャブ、左フックから右ロー。宮越も同じようにパンチからローにつなげる。この展開の中で大和がジャブを的確に当てて右ローにつなげ、宮越のローには右ストレートを合わせる。

 2R、ここも大和がジャブと右ロー、さらに奥足にもローを蹴る。宮越もローを返して左フックを狙うが、大和が右ボディストレートから顔面への左フック!ここから一気にパンチで前に出る。宮越も左フックを返して打ち合い、宮越のパンチで大和の眉間が切れる。

 しかし3Rもプレッシャーをかけるのは大和。宮越は左右フックとローを見せるが、大和はそれをしっかりとブロック。パンチを顔面とボディに散らして、右ストレートから前に出て連打をまとめる。ここまでの判定は30-29、29-28、29-28で大和。

 4R、宮越が右ストレートから左フック。大和のパンチにヒジのカウンターを狙う。大和はジャブで距離を取りつつ右ローと右ハイ。宮越も鋭いワンツーで前に出て、パンチを顔面とボディに打ち分ける。

 5R、宮越が左右のフックで前進。大和はジャブを返して右ロー、右ストレートと左フックを当てる。宮越も左フックを当てて反撃。叩きつけるような左右のフックからボディにパンチを打つ。大和も右ストレートを返して、宮越の追撃を首相撲で凌ぐ。後半に宮越に追い上げられた大和だが、ジャッジ3名が1ポイント差の僅差で宮越を下した。



▲宮越(左)がアグレッシブなパンチで攻め込む

▼第8試合 NJKFライト級タイトルマッチ 3分5R
○宮越慶二郎(拳粋会/NJKFライト級王者)
判定3-0 ※50-48、50-47、50-45
●凌太(OGUNI-GYM/NJKFライト級1位)
※宮越が初防衛に成功

 2011年7月に王者となった宮越だが、現在は連敗中。凌太との防衛戦で復活のきっかけを掴むか? それとも凌太が宮越からベルトを奪うか?

 1R、宮越が一気にプレッシャーをかけてパンチから右ロー。凌太がローを返しても、すぐに右ローを蹴り返す。2R、前蹴りから右ストレートを狙う凌太。宮越はパンチと右ローで前に出続けて、距離が詰まると右アッパーから左フック、左ボディを叩く。

 3Rも宮越がパンチとローで前に出る展開が続き、宮越がより攻撃の回転を上げて凌太に襲いかかる。ここまでの判定は30-29、30-28、30-27で宮越。

 4R、距離を取ろうとする凌太を宮越が左右のパンチで追い掛けて右ロー。構えもスイッチしながらパンチで突進する。5R、ここも宮越が手数とスタミナで凌太を圧倒。ダウンこそなかったものの、判定勝ちで王座を防衛した。



▲高橋(左)がバックブローで2度のダウンを奪う

▼第7試合 NJKFスーパーライト級タイトルマッチ 3分5R
○高橋誠治(東京町田金子/NJKFスーパーライト級王者) 
判定3-0 ※49-47、49-46、50-45
●須釜和成(拳粋会/NJKFスーパーライト級1位)
※高橋が初防衛に成功

 過去2度の対戦では1勝1敗の両者。今回は高橋の持つNJKFのタイトルをかけての決着戦となる。

 1R、高橋がサイドキックのフェイントを入れながらバックキック。そして狙い済ましたバックブローでダウンを奪う。さらに高橋は回転技のプレッシャーをかけながらバックブローでダウンを追加する。2R、須釜は距離を詰めて右ストレートと右ロー。高橋は前蹴りで距離を取りつつバックブローを狙うが、須釜もそれをブロックする。

 3R、ここも須釜が距離を詰めて左フック、ヒジ、ロー。高橋は左右のハイキックを狙う。須釜は右ストレートで高橋を下がらせて右ハイキック。高橋は左ボディを打ってバックキックへ。ここまでの採点は30-27が2名、30-26で高橋。

 4R、須釜は前に出続けて右ストレートと右ロー。高橋も前蹴りから回転技につなげるが当たらない。5R、須釜がパンチの手数を増やして前進するが、高橋は両手を伸ばして、バックステップしながら、それをかわす。1Rにバックブローでダウンを奪った高橋が王座防衛に成功した。



▲波賀(右)が左ミドルで的確に当てる

▼第6試合 NJKFスーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R
○波賀宙也(立川KBA/NJKFスーパーバンタム級1位)
判定3-0 ※49-48、50-48、50-48
●阿羅斗(あらと/E.S.G/NJKFスーパーバンタム級王者)※新人から表記変更
※波賀が新王者に

 2011年10月の対戦では阿羅斗が波賀に判定勝利。2度目の対戦は阿羅斗の持つベルトに波賀が挑戦する形での試合だ。

 1R、サウスポーの波賀が左ミドル、阿羅斗はインローを蹴り返す。2R、波賀が左ミドルを蹴って、距離が詰まると首相撲に持ち込む。阿羅斗もインローとミドル、首相撲でヒザ蹴りを出す。

 3Rも波賀が左ミドル&首相撲でペースを譲らない。ここまでの採点はジャッジ1名が30-29で波賀、30-30、29-29でドロー。4Rに阿羅斗も右アッパーや左フックで反撃。5Rも阿羅斗の右アッパーや右ストレートがヒットするが、波賀の左ミドル&首相撲を崩せず。波賀が新王座に就いた。



▲大石(手前)が右ヒジで佐々木を額をカットした

▼第5試合 WBCムエタイ日本女子フェザー級タイトルマッチ 3分5R
○大石綾乃(OISHI/WBCムエタイ日本女子フェザー級王者)
TKO 5R39秒 ※ドクターストップ
●佐々木仁子(チームドラゴン/初代J-GIRLSフェザー級王者)
※大石が初防衛に成功

 2011年にAZUMAに判定勝利し、王座を獲得した大石。佐々木は長く女子キック界を牽引してきた選手で、WBC日本王座には今回が初挑戦となる。

 1R、足を使って距離をとる佐々木。大石は前に出て右ロー。首相撲になるとお互いにヒザ蹴りを入れる。2R、佐々木が出入りを上手く使ってパンチを顔面とボディに散らす。大石もそこに右のパンチを狙う。

 3R、左ボディから前に出る大石。佐々木は首相撲になるとボディにヒザ蹴りを突き刺す。大石はパンチで前に出て、ボディに前蹴りを入れる。

 4R、大石の右ヒジで佐々木が左目の上をカット。ドクターチェックが入る。再開後、パンチとミドルで前に出る大石。佐々木は首相撲からヒザ蹴りを突き刺す。5R開始直後、首相撲の攻防になると、佐々木の流血がひどくなり、ドクターが試合をストップ。大石が王座防衛に成功した。



▲貴(右)が首相撲からヒザ蹴りを突き刺す

▼第4試合 NJKFフライ級王座決定戦 3分5R
○貴・センチャイジム(センチャイムエタイジム/NJKFフライ級3位)
判定3-0 ※48-47、48-46、48-45
●ニモ(キングジム/NJKFフライ級1位)
※貴が新王座に就く

 お互いに無敗のまま王座決定戦に挑むニモと貴。両者は昨年6月に対戦し、その時はドローに終わっている。

 1R、貴がヒジ打ちで飛び込んで首相撲に持ち込む。ニモは右ボディストレートから左フック、貴は首相撲でニモをマットに叩きつける。

 2R、ニモがインローで前進。しかしマウスピースをしておらずレフェリーに減点1が言い渡される。

 思わぬビハインドを負ったニモだが、右ヒジで貴の目尻を切り、貴の組み際に左フックを当ててダウンを奪う。再開後、今度は貴がヒジで切り返し、ニモが目尻から流血する。

 3R、貴は左ミドルを蹴って、ニモがパンチで前に出てくると首相撲に持ち込む。ヒジ・ヒザで攻める貴に対して、ニモは左ボディと右ローで反撃する。4R、貴は徹底して首相撲からヒジ・ヒザ、ニモを倒すとそこにヒザを落とす。ニモも左ヒジ、右フック。しかし貴の首相撲に掴まる。

 5R、ニモが左ボディ、左ストレートで前進。貴を下がらせるが、首相撲の展開になると、貴がニモをマットに転ばす。ニモのパンチでダウンを喫した貴だったが、首相撲でペースを掴み、新王者となった。


 

▼第3試合 ライト級 3分3R
○鶴谷 剛(OGUNI-GYM/NJKFスーパーフェザー級5位)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-28
●階 勇弥(健心塾/NJKFスーパーフェザー級7位) 

▼第2試合 スーパーライト級 3分3R
△カズ宮澤(PIT)
判定0-1 ※29-29、29-30、29-29
△嶋田裕介(Bombo Freely/NJKFスーパーライト級9位)  

▼第1試合 ライト級 3分3R
○半田喜蓮(誠至会)
判定3-0 ※28-27、28-27、29-27
●智也(VERTEX)

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