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【ビッグバン】城戸康裕が阿佐美ザウルスを撃破、駿太は韓国王者をKO

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2013/02/24(日)UP

谷山ジム
「ビッグバン・統一への道 其の十二」
2013年2月24日(日)東京・ディファ有明


▲3Rにハイキックを当てた城戸(右)だったがKOすることはできず

▼メインイベント第2試合(第16試合) 70kg契約 3分3R
○城戸康裕(谷山ジム/Krush-70kg王者)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-29
●阿佐美ザウルス(TANG TANG FIGHT CLUB)

 1・26Krush後楽園大会で守屋拓郎をKOし、初防衛に成功したKrush-70kg王者・城戸。今大会では、その守屋と挑戦者決定戦で対戦した阿佐美を迎え撃った。

 1R、オーソドックスに構える城戸は右ロー。阿佐美が前に出るとサウスポーにスイッチして、左ストレートを打つ。阿佐美は前蹴りから右ストレートで前進。城戸は距離を取りつつ、右ヒザ蹴りのカウンターを狙い、左ミドル。阿佐美は城戸の蹴りにパンチのカウンターを狙う。

 2R、阿佐美が右ミドルを蹴って前に出て、バックブロー。城戸は左ストレートから右フックを当て、左のヒザ蹴り。ジャブを突いて左ストレートとパンチで攻める。阿佐美も城戸を下がらせて左フックを打ち込む。

 3R、パンチで突っ込む阿佐美。城戸は組み付いて攻撃を阻止し、カウンターの左ハイキックを狙うが当たりは浅い。阿佐美は城戸の左ストレートに左フックを狙い、城戸をパンチで下がらせる。城戸も左ミドル、左ハイを狙いつつ、阿佐美の前進を左ストレートで迎え撃つ。

  阿佐美は城戸をコーナーに詰めてバックブロー。最後まで前に出続けたが、城戸を捉えきれず。城戸が判定勝利でメインを飾った。

  試合後、城戸は「ごめんなさい。今まででトップクラスのクソ試合でした。阿佐美選手が俺のことを超攻略していて、俺が出す攻撃すべてを攻略されていて、1Rが終わった時に面喰っちゃいました」と反省のマイク。

 バックステージでも「(阿佐美は)かなりやりづらかった。正直、俺は一回も阿佐美選手の映像を見なかったけど、向こうはむちゃくちゃ俺のことを研究していて、それじゃあこうなるなって(苦笑)。最後は技のかけ逃げみたいな感じで何とか判定勝ちする、往年のベテランタイ人みたいな試合になっちゃいました」と自らの試合内容にダメ出しした。

 また約半年間で5試合とハイペースで試合を続けてきた城戸は「調子に乗って試合をやり過ぎました。それで得るものもあったけど、大変な部分もある。アンディ・サワーも短期間で試合を続けて、たまに負けたりしますけど、なんかそれが少し分かった気がします」とコメント。次戦について「しばらく休んで春以降ですね」と話していた。

 なお谷山ジムでトレーナーを務め、城戸をK-1MAX日本王者に導いたノッパデッソーン(元ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者&WBCムエタイ世界ウェルター級王者)がタイに帰国することが決まり、城戸がリング上から発表。

 ノッパデッソーンをリングに呼び込んだ城戸は「僕をK-1日本チャンピオンにしてくれたのはノップ(ノッパデッソーンの愛称)です。ノップはすげえ気持ちのいいやつで、先生だけど親友みたいな、本当にいい先生です。ありがとう」と涙を交えて感謝の言葉。「ノップが僕以外にも色んな選手を指導して、それで日本の格闘技のレベルが上がったと思います。みなさんでノップに拍手を送ってください」とファンに呼びかけると、大きな拍手がノッパデッソーンに送られた。



▲駿太(右)が右ミドルでスンボムの左腕を破壊した

▼メインイベント第1試合(第15試合) 59kg契約 3分5R ※ヒジあり
○駿太(谷山ジムWMAF世界フェザー級王者)
KO 4R1分8秒 ※右ミドル
●ウ・スンボム(韓国/大韓ムエタイ協会フェザー級王者)  

 1R、客席にアピールしながらガードを下げて駿太を挑発するスンボム。サウスポーの構えから左ミドル、インローを蹴る。駿太は右ミドルを蹴って、右ストレートから距離を詰めて右のヒザ蹴りを狙う。

 2R、駿太は右ミドルから右ストレート、右ヒザ蹴りのフェイントから右ストレートを当てる。スンボムもインローを蹴って左ストレートを狙うが、駿太もそこに左フック。右ミドルを連打してスンボムを下がらせる。

 3R、駿太は右ミドルをバチバチと蹴って、首相撲になるとスンボムを倒す。さらに駿太は左ヒジ、右ストレートからヒジにつなげる。

 4R、駿太が右ミドルを蹴り込むと、スンボムが駿太の蹴りを受け続けた左腕を押さえてダウン。レフェリーが試合を止めると同時にセコンドからもタオルが投入された。


▲天田(右)が強烈な右フックを当てる。

▼セミファイナル(第14試合) ヘビー級 3分3R
○天田ヒロミ(デジタルスピリッツ/2004年K-1 JAPAN GP優勝)
判定3-0 ※30-26、29-26、29-26
●高萩ツトム(チームドラゴン)  

 1R、天田がじりじり距離を詰めて右フックから連打。高萩もローを返すが、天田が右ストレートでダウンを奪う。再開後、天田は右フックで前に出て、返しの左フックでダウンを追加する。

 2R、天田は左ボディ、右ストレート、右フックで前進。高萩も右ロー、飛びヒザ蹴り、奥足ローを当てる。3R、左ボディから右のパンチにつなげる天田。高萩もパンチにヒザ蹴りを狙うが、天田が右フックで前に出続ける。1Rに二度のダウンを奪った天田が判定勝利した。



▲右ローを当てた谷山(左)だがクリンチの多い展開が続いた

▼第13試合 63kg契約 3分3R
○谷山俊樹(谷山ジム/ISKAインターコンチネンタル63kg級王者)
判定2-0 ※29-29、30-29、30-29
●オ・ソンチョル(韓国)  

 1R、思い切りミドルを蹴って組み付くソンチョル。戦いにくそうにする谷山だったが右ローを当てて、得意の右ハイキックを狙う。しかし2Rに入るとクリンチを多用するソンチョルの戦い方に谷山は苦戦。3Rもクリンチが多い状況は変わらず。判定で谷山が勝利したものの、不満の残る内容に「掴みが多すぎて、対処が出来なかったです。次は対処出来るようにしたい」と肩を落とした。


▲山崎が重いパンチと蹴りで我龍を圧倒した

▼第12試合 71kg契約 3分3R
○山崎陽一(シルバーウルフ)
TKO 2R1分31秒 ※レフェリーストップ
●我龍真吾(アスプロスドラーゴ)  

 1R、山崎が我龍の前足に左右のロー、ジャブを当てて左ボディにつなげる。我龍もパンチを返すが、山崎はそれをブロックして右ストレート。ローを蹴って、パンチを顔面とボディに打ち分け、左ボディを効かせて連打をまとめる。

 2R、山崎が右のパンチを当てて、ロープを背負う我龍に左右の連打。下がる我龍をパンチとヒザ蹴りで攻め、コーナー際の連打でダウンを奪う。再開後、一気に山崎がパンチをまとめると、レフェリーが試合をストップした。


▲山際(左)がローを効かせて判定勝ち

▼第11試合 67kg契約 3分3R
○山際和希(谷山ジム/J-NETWORKウェルター級4位)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-28
●菊崎義史(TANG TANG FIGHT CLUB/元GRACHANキックフェザー級王者)  

 1R、山際がサウスポーの菊崎に右ミドル、奥足ローを当てて、菊崎の足を止める。2R、菊崎もローに合わせて左ストレート。山際も右ストレートを返して、右ヒザとロー。3R、菊崎がパンチで前進。山際は組み付いてヒザ蹴りを入れる。判定3-0で山際が勝利した。



▲岡田(右)がヒザ蹴りを当てる

▼第10試合 55kg契約 3分3R
○岡田有晃(おかだ・ゆうこう/谷山ジム/J-NETWORKスーパーバンタム級7位、元日本フェザー級1位)
判定2-0 ※29-29、30-29、30-27
●伊澤波人(チームドラゴン)  

 1R、伊澤がガードを固めて右ロー。岡田もローを蹴り返してフック、アッパー、ヒザ蹴りにつなげる。2Rも同じような展開が続くが、伊澤が右だけでなく、奥足ローを的確に当てる。3R、伊澤がロー、岡田がヒザ蹴りで打ち合う攻防が続いた。判定はジャッジ1名が29-29のドロー、30-29で岡田、そして30-27で岡田と大きくポイントが割れる結果となった。


▼第9試合 スーパーライト級 3分3R
○平野将志(インスパイヤードモーション/元NJKFライト級6位)
KO 2R2分14秒 ※右ヒザ蹴り
●TAKUTO(八木橋道場)  

▼第8試合 57.5kg契約 3分3R
△藤橋 光(シルバーウルフ)
判定0-1 ※29-28、29-29、29-29
△玲央(フォルティス渋谷/J-NETWORKフェザー級9位)  

▼第7試合 エキシビジョンマッチ 2分2R
―秋元皓貴(真樹ジムAICHI/MA日本フェザー級王者、WBCムエタイ日本フェザー級王者)
エキシビジョンのため勝敗なし
―那須川天心(チームTEPPEN/M-1ジュニア50kg級王者)  

▼第6試合 ヘビー級 3分3R
○橋本友彦(アパッチプロレス軍)
KO 1R24秒
●若翔洋(フリー)  

▼第5試合 ヘビー級 3分3R
○吉田太一(正道会館)
KO 1R1分41秒 
●西田操一(フリー/空手ワールドカップ’95ベスト8)  

▼第4試合 オヤジファイト 2分2R
○山崎 学(チーム・ソウルウッド)
判定3-0 ※19-18、19-18、20-18
●佐藤朋胤(さとう・ほういん/谷山ジム)  

▼第3試合 65kg契約 3分3R
○大高瑞基(TEN CLOVER GYM)
判定3-0 ※三者とも30-29
●堀尾竜司(TRY HARD GYM)  

▼第2試合 ヘビー級 3分3R
○訓-NORI-(team歌舞伎龍)
判定3-0 ※30-28、30-27、30-27
●菊地純一(ヨックタイジム)  

▼第1試合 59kg契約 3分3R
○濱田修成(DUROジム)
KO 2R2分39秒 
●岡本MAYORGA(菅原道場)  

▼オープニングファイト 46kg契約 2分3R
○湯山綾香(谷山ジム小田原道場)
判定3-0 ※30-29、29-28、30-29
●真奈(真樹ジムオキナワ)

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