【WINDY】大田拓真がKOで王座獲得!弟の一航は王座防衛
3月3日(日)神奈川・エイワスポーツジムにて、「Muay Thai WINDY Super Fight vol.13 in YOKOHAMA(以下WINDY)」が開催された。今年最初となるWINDYでは、25kg級と30kg級にエントリーが集中。
25kg級では、谷津陽之(新興ムエタイジム)が持つ王座に挑戦すべく、谷津を含め7名がエントリー。2月10日の藤原敏男杯の25kg級関東予選で優勝した坂間叶夢(韓道場)が登場。準決勝で井出翔太と同門対決に。坂間が判定で勝利し、坂間が王者・谷津への王座挑戦権を獲得。
決勝戦では、首相撲を仕掛ける谷津に対し、右ローをバンバン蹴っていく坂間。3Rからパンチ主体となる坂間が手数で圧倒し、判定で勝利。新王者に輝いた。
30kg級では、王者である大田一航(新興ムエタイジム)、WINDY王座獲得経験のある奥脇竜哉(はまっこムエタイ)を含む7名がエントリー。MA&NJKFジュニア王座を獲得し、優勝候補と目された奥脇は、順当に勝ち上がり、王者・大田への挑戦権を獲得。序盤は静かな立ち上がりだったが、2Rになると互いに首相撲の応酬が続いていく。4Rに大田が右ストレートと右ローを打ち、首相撲からヒザも混ぜていった。後半で勝負を決める形となった大田が判定勝利し初防衛に成功した。
35kg級では、赤羽根烈(Team S.R.K)と星野梨衣智(LEGEND)が一騎打ち。1Rは互いに動きが固かったが、2Rになると星野は蹴ってこいと言わんばかりに余裕をちらつかせ、距離を取りながら右ローを蹴っていく。3Rには赤羽根がパンチから首相撲、ヒザを打ち、手数を上げていく。しかし、4R以降は星野が右ローやパンチで手数を増やし、判定で星野が勝利。初参戦にしてWINDY王座初戴冠を果たした。
40kg級では、大田一航の兄・拓真(新興ムエタイジム)が登場。M-1ジュニアで活躍しているGEN(KickBox)と激突。大田がGENを首相撲で捕まえ、ヒザで一撃KOし、王座を獲得した。
大会終了後、WINDYの佐藤孝也代表は「今回は25kg級と30kg級のトーナメントにエントリーが集中しました。25kg級は坂間選手が優勝し、WINDY王座初獲得となりました。バランスがいい印象を受けました。あとは、兄弟揃ってベルトを巻いた大田兄弟。といっても、弟の一航選手は防衛戦でしたけど。兄の拓真選手のヒザの一撃KOには驚きました。ジュニアでヒザでのKOはそうそうあるものではありませんからね。この二人は実力が突出していました。35kg級のチャンピオンになった星野梨衣智選手は王座初挑戦。ワンチャンスでモノにした星野選手にはこれからの活躍に期待しています」と総括した。
<WINDY王座獲得者>
25kg級 坂間叶夢(韓道場)
30kg級 大田一航(新興ムエタイジム)
35kg級 星野梨衣智(LEGENDジム)
40kg級 大田拓真(新興ムエタイジム)
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