【修斗】佐々木が判定勝利でVTJへの参戦をアピール!中村は元世界王者・田村に判定勝利
サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦
SHOOTO GIG TOKYO Vol.14 ~東日本大震災復興支援チャリティ~」
2013年4月21日(日)東京・新宿FACE
開場17:30 開始18:00
▲佐々木(右)がしつこいタックルでテイクダウンを狙う
▼メインイベント(第8試合)フェザー級 5分3R
○佐々木憂流迦(ささき・うるか/和術慧舟會駿河道場/環太平洋フェザー級王者)
判定2-0 ※29-29、29-28、29-28
●小野島恒太(Combat Workout Diamonds/インフィニティトーナメント2012フェザー級準優勝)
小野島と対戦予定だったジャングル伊藤が練習中に左膝を負傷、内側側副靭帯損傷、全治3週間と診断されて今大会を欠場。その情報を知った環太平洋王者・佐々木が代役に立候補し、代わって小野島と対戦した。
1R、サウスポーの佐々木が左ストレートから組みつく。コーナーに押し込んでテイクダウンを狙う佐々木だが、小野島はそれに耐える。
ブレイク後、小野島が右ミドルと右ストレート、佐々木は再び左ストレートから組みつく。小野島は佐々木をコーナーに押し込んでボディにヒザ蹴り。佐々木が首相撲から顔面にヒザ蹴りを突き上げると、小野島は左右のフックを打つ。
2R、小野島がプレッシャーをかけて右ハイキック。佐々木のタックルを切って、グラウンドで上のポジションを取る。ガードポジションから立ち上がる佐々木。小野島はそのまま組みついてヒザ蹴りを入れつつ、ショートの左フックを狙う。
そこに佐々木が片足タックルを合わせ、回り込むようにして小野島をテイクダウン。体を起こしてパンチを落とすと、小野島はコーナーを背にして立ち上がる。佐々木はフロントチョークを狙いつつ、タックルに入るが小野島は倒れない。
3R、佐々木がすぐにタックルに入る。一度は小野島にそれを切られるが、佐々木は片足タックルからバックに回り込もうとする。佐々木の左腕を小手に巻いて(外から抱えて)、それを必死に阻止する小野島。しかし佐々木は小野島の足を刈って、一気にマウントポジションを奪う。
小野島も足を入れてガードに戻して立ち上がるが、佐々木はバックに回り込もうとしつつ、小野島を寝かせて再びマウントポジションへ。佐々木がパンチを落としたところで試合終了となった。
判定は3Rを明確に自分のラウンドにした佐々木の勝利。しかし僅差の判定勝利に、リング上の佐々木は「まだまだダメです。弱いです。ばっちり勝って(世界王者・堀口)恭司くんとやりたいと言おうと思ったけどダメです。恭司くんはあんまり待ってくれないんで、次はバチっと勝って言いたい」と苦笑い。
バックステージで「修正点がみつかって、勉強になったから、急な試合だったけどやってよかったと思う」と試合を振り返った佐々木は、6・22VTJへの参戦、そして外国人選手との対戦をアピール。
堀口との世界戦については「ランキング的にはすぐだし、倒せる自信はあるんですけど、もっと基礎レベルを上げないといけない。(堀口にメッセージは?)そういう感じなんですけど…早く勝負しようぜって言いたいです」と少し複雑に語った。
▲中村(上)がグラウンドで上のポジションを取り続けた
▼セミファイナル(第7試合)ライト級 5分3R
○中村好史(マッハ道場/2011年ライト級新人王)
判定3-0 ※三者とも29-28
●田村彰敏(総合格闘技津田沼道場/第6代ライト級世界王者)
元世界王者・田村と現在2連勝中の中村が対戦した。1R、田村が中村の右ミドルに右ストレートを合わせて左フック。
これで尻餅をついた中村だったが、すぐに組みつく。コーナーでお互いにテイクダウンを狙う展開が続き、中村がテイクダウンに成功。田村のフロントチョークを外すと、田村をしっかりと寝かせてコツコツとパンチを落とす。
2R、一気に中村が組みついてテイクダウン。インサイドガードから細かくパンチを落とす。ブレイク後、田村が中村のローにカウンターの右ストレート。中村もパンチを返して、タックルから組みついてテイクダウンを奪う。田村は下からフロントチョークを狙うが、これは極まらない。
3R、中村はパンチ&ロー、タックルから組みついて投げでテイクダウンを奪う。トップキープしてコツコツと殴る中村。ブレイク後も中村が右ストレートから組みついてテイクダウン、サイドポジションから肩固めを狙いつつ、パンチを落とし続けた。判定は2・3Rでポイントを取った中村の勝利。一昨年の新人王・中村が3連勝を果たすと共に、元世界王者を下す金星を挙げた。
▲ランボー(左)が両足で相手の首を絞めるレッグシザースで一本勝ち
▼第6試合 バンタム級 5分3R
○ランボー宏輔(パラエストラ千葉/2010年バンタム級新人王)
一本 3R3分46秒 ※レッグシザース
●のぶ渡辺(roots)
1Rから両者はめまぐるしくポジションが入れ替わる攻防を見せる。ランボーがハーフネルソン(相手の頭を自分の脇に挟み、相手の脇の下から腕を通して固定する)で渡辺をコントロール。
バックポジションを取ろうとするが、渡辺もランボーの体を振り落として上のポジションを奪取。ランボーもブリッジでポジションを返して譲らない。
しかし3R、ランボーがハーフネルソンから両足で渡辺の首を挟むレッグシザースで絞め上げる。これががっちりと入り、渡辺からギブアップを奪った。
▼第5試合 65.8kg契約 5分2R
○地浜敏郎(KRAZY BEE)
KO 1R52秒 ※左ストレート
●里本一也(パラエストラ広島)
※里本が規定時間内に体重を落とせなかったため、契約体重に変更
▼第4試合 フェザー級 5分2R
○石橋圭太(Duroジム)
一本 1R4分16秒 ※スリーパーホールド
●前田貴史(シューティングジム大阪)
▼第3試合 フライ級 5分2R
△太田トモアキ(パラエストラ小岩)
判定1-0 ※20-19、20-20、19-19
△友澤“Pinky”貴仁(AACC)
▼第2試合 バンタム級 5分2R
△石神保貴(和術慧舟會東京本部)
判定1-1 ※19-19、20-19、19-20
△佐藤ハヤト(パラエストラ松戸)
▼第1試合 ウェルター級 5分2R
○高橋圭典(マッハ道場)
判定3-0 ※三者とも20-18
●小野寺裕也(サイトー會館)
※下川雄生vs鍋島潤は下川が規定時間内に体重を落とせず試合不成立
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