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【アクセル】格闘技経験わずか2カ月の新人が王者を脅かす

2013/04/29(月)UP

▲平尾(右)がダウンを奪い、王者の意地を見せた

アクセルプロモーション
「Accel Vol.23」
2013年4月29日(月・祝)大阪・世界館

▼ダブルメインイベント2 Gルール 3分3R
○平尾大智(正道会館)
判定3-0 ※三者とも28-27
●幸一郎(熊本神風塾)

 第6代ミドル級王者・平尾が、対戦相手欠場による急遽代役としてやってきた幸一郎(熊本神風塾)と対戦。この幸一郎はなんと格闘技を始めて2カ月、プロはもちろんアマチュア経験のないデビュー戦で、いきなりアクセル王者との対戦となった。

 普通に考えれば無謀な挑戦だが、師であるミスター神風の「キャリアは無いですが根性はあるので、失神KO以外は大丈夫だと思うんですが……」という言葉通りの戦いを幸一郎は見せることになる。

 1R、平尾の得意なロングの間合いからの長いジャブに惑わされた幸一郎だが、額でパンチを受けながらも前進。時折、平尾にヒザ蹴りを合わされて動きの止まる幸一郎だが手数だけは落とさず、平尾の前蹴りで体のバランスを崩しながらも、構わずパンチを返してくるという活きの良さを見せ場内を沸かす。

 2R、またもや前に出ようとする幸一郎に平尾は前蹴りで距離を取ろうとするが、幸一郎はすぐに間合いを詰めてくるので平尾は接近戦に切り替えるしかないといった展開。今回からアクセルGルールはヒザ蹴りが1回のみに変更されたため、平尾はやり辛そうだが離れ際に放った右フックでダウンを奪う。

 しかし、すぐに立ち上がった幸一郎は手数が衰えず、またも平尾に突っ込む根性を見せる。顔面へのヒザもコツコツ当たっているものの怯まない幸一郎。平尾がやや攻めあぐねたところで、今度は平尾が抱え込み多用のためイエローカードを受けてしまう。

 3R、幸一郎は予想外のスタミナで平尾に向かって行くが、やはり打ち合いになっても当たるのは平尾のパンチが多い。とにかく手数で対抗する幸一郎 。平尾はミドル、ローも当てて行くが、幸一郎は効いている素振りは見せない。

 結果は僅差ながらダウンを奪った平尾が判定勝利を収めた。幸一郎のパンチでヒヤッとする場面もあったが、次回7・15東京大会でのタイトルマッチ、横山剛戦に弾みをつけた。


 

▲菱川(左)が蹴りを使って元プロボクサーのMATSU(右)を撃退

▼ダブルメインイベント1 Gルール 3分3R
○菱川晋作(正道会館)
TKO 3R43秒
●MATSU(岡山ジム水島道場)

 ライト級王者・菱川晋作(正道会館)とプロボクシング10回戦経験者のMATSU(水島道場)の一戦は、1Rに菱川がボクサー殺しのセオリー通りにローキックを多用。初回からペースを握った。防戦一方となるMATSUにハイ、ミドルキックもヒットさせる菱川だったが MATSUは粘り、やがてパンチで反撃を開始する。

 さすがボクサーだけあって菱川がパンチをもらう場面も。自ら足を叩き「来いよ!」と挑発するMATSUだが、既にローが効いている事は明白。

 2R、またしても同じ戦法で技を出し合う両者。MATSUはローを嫌がって距離をとるが、パンチも当たらなくなる。ここで菱川がフルコンタクト空手仕込みのパンチで前進。MATSUはロープを背負う場面が増してきた。流れは完全に菱川ペース。しかし、MATSUはクリンチで凌ぎ菱川の猛攻に耐え、ついに最終ラウンドへ突入した。

 序盤から効いていたローで遂に力尽きたMATSU。最初のダウンを奪われる。菱川は手を緩めずパンチからのローで立て続けにダウンを2度奪い、3ノックダウンでレフリーストップとなった。菱川は試合後「僕たちフルコン空手選手はボクシングの顔面パンチが苦手でコンプレックスでした。だけど今日はパンチで打ち勝つ事ができて幸せです!」とプロボクサー退治に安堵の表情を浮かべた。


 

▲アマチュア時代に134勝(38KO)18敗1分という驚異的な戦績を残した千尋(右)

▼第6試合 ヴァシリス-48kg級タイトルマッチ 2分3R
○千尋(KOKUSHI GYM/王者)
判定3-0
●YUMI(命武會/挑戦者)
※千尋が初防衛に成功。

 右肩を脱臼しながらもリングに上がったYUMIを千尋がコンビネーションで圧倒する。

 右が一切出せないYUMIが首相撲を多用してしまい口頭注意が与えられるも、千尋はお構いなしにYUMIの顔面にパンチを入れてほぼワンサイドゲームに。それでもYUMIは倒れず正面に立つ。

 しかし、パンチを浴び過ぎたYUMIがスタンディングダウンを奪われ、判定3-0で千尋が初防衛に成功した


 

▲Tiger育夫(左)が判定で勝利、次回はタイトルマッチ

▼第5試合 Gルール 3分3R
○Tiger育夫(若獅子会館)
判定3-0
●HIROYUKI(命武會)

 愛知から挑戦して来た新人HIROYUKIが、トップランカーにしてアクセル一の曲者、次回タイトルマッチを控えたタイガー育夫と対戦するも大善戦した。

 HIROYUKIは鉄壁のガードに徹し、ハードパンチャー育夫のパンチをもらわず、時折早い右でカウンターを狙って行く。パンチを出しにくそうな育夫だが、後半はお構いなしに攻撃を続け判定で勝利した


 

▲朝倉(左)がパワーの差を見せ付けてパンチでKO勝ち

▼第4試合 Gルール 3分3R
○朝倉豊稀(TIA辻道場)
KO 1R49秒
●西川翔貴(岡山ジム水島道場)

 2日前にタイで試合を行い、タイで2戦2KO勝ちを収めて帰国したばかりのムエタイ少年・西川が、地元の人気者である火の玉ボーイ・朝倉と対戦。

 素早いローで突破口を見い出そうとする西川だが、タイ修行での体重減少の影響か、朝倉とはパワーの差が如実に表れた。西川のスピードを打ち破る形で朝倉がパワフルなパンチを叩き込むと、西川はまともにもらい、僅か49秒で壮絶なKO負けを喫した。


 

▲壮絶な打ち合いは飯坂(右)が制した

▼第3試合 Gルール 3分3R
○飯坂一貴(チャクリキ二刃会)
KO 1R3分
●柴田勇人(大原道場)

 チャクリキ二刃会の期待のハードパンチャー・飯坂と、京都の暴れ馬・柴田との一戦は開始から壮絶な打ち合いとなり場内を沸かせたが、1R終了ゴングとほぼ同時に飯坂のフックが炸裂! 失神KO勝ちとなった。


 

▲酒井(右)が延長戦でKO勝ち

▼第2試合 Gルール 3分3R
○酒井勇太(顕修塾)
TKO 4R2分47秒
●カーネル荒田(勇誠会)

 初めてフルラウンド粘ったカーネルだが、延長ではやはりハートが折れて失速……勝負を投げたため、酒井にミドルを効かされ3ノックダウンによるTKO負けとなった。


 

▲16歳対決は西田(右)が制す

▼第1試合 Gルール 3分3R
○西田京介(勇健塾)
判定3-0
●田渕弘平(拳聖塾)

 16歳対決。両者ともやや警戒してアグレッシブな展開にいけず、判定で西田が勝利した。

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