【M-ONE】大和哲也、逆転のTKO負けでWBC世界タイトル逃す
5月16日(木・現地時間)アメリカ・カリフォルニア州のSAN MANUEL Resort & Casino(ロサンゼルス郊外)で開催された『M-ONE GRAND MUAY THAI』にて、WBCムエタイ・スーパーライト級インターナショナル王者・大和哲也(大和)が、サゲッダーオ・ペットパヤタイ(タイ)の持つWBCムエタイ世界タイトルに挑戦した。
試合に先立ち、両選手がワイ・クルーを踊ったが、大和のワイ・クルーは素晴らしく、観客を魅了した。
1Rから全く迷いがなく、自信ありげな大和は、サウスポーのサゲッダーオの攻撃に対しインローを蹴っていく。大和の攻撃リズムの前に、サゲッダーオは攻撃がなかなか出来なかった。
2R、サゲッダーオはハイキックやミドルキックを出し始める。
3Rになると、大和は中に入りボディーを打ち始めると、数発のボディーがサゲッダーオを捕らえる。また、前に出るタイミングにあわせ、大和の三日月前蹴りやヒジもサゲッダーオにヒットし始める。
4R、好調な大和は更に蹴り、パンチからヒジへと攻撃を仕掛ける。右、左のボディーへのパンチが当たり、1分37秒、更に前に出た大和に対し、サゲッダーオはヒジを合わせる。 サゲッダーオのヒジが見事に大和のこめかみに命中。傷が深く、ドクターストップによるTKO負けになった。
「M-ONE GRAND MUAY THAI」
2013年5月16日(木・現地時間)アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス
サンマニュエル・インディアン・ビンゴ&カジノ
▼WBCムエタイ世界スーパーライト級タイトルマッチ 3分5R
○サゲッダーオ・ペットパヤタイ(タイ/王者)
TKO ※ヒジによるドクターストップ
●大和哲也(大和ジム/WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーライト級王者/挑戦者)
※サゲッダーオが防衛に成功
写真:Scott Hirano 試合レポート:David Huey 情報提供:JPMC
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