【イノベーション】初の王座戦で20歳の若き王者誕生、RYOTAが激戦制す
JAPAN KICKBOXING INNOVATION/山梨県キックボクシング協会
「~KICKBOXING 戦闘甲斐士12~」
2013年5月19日(日)山梨・日本航空学園J-シップホール
▼メインイベント(第9試合) INNOVATION日本フェザー級初代王座決定戦 山梨vs宮城 3分5R
○RYOTA(マイウェイジム/日本フェザー級1位)
判定3-0 ※49-48、50-48、49-47
●た~ちゃん(PCK連闘会/日本フェザー級4位)
※RYOTAが初代INNOVATION日本フェザー級王者に
RYOTAは“山梨の新星”として期待され、3月には元MA日本フェザー級王者・十二林稔を破り6連勝中の20歳。一方、た~ちゃんは2011年にMAフェザー級新人王に輝いた21歳。こちらも期待の新鋭として注目を集める。
1R、ローを蹴っていくた~ちゃんに対し、RTOTAは一気に距離を詰めてパンチ連打。
2Rには、RYOTAが回転の速いパンチでプレッシャーをかければ、た~ちゃんは左ハイ。トリッキーでスピードある動きを見せるた~ちゃんに、RYOTAはローからパンチのコンビネーション。
4R、足を止めて打ち合う場面もあり、場内は盛り上がる。た~ちゃんはKO狙いの左ハイ!
クリーンヒットを許すRYOTAだが、ダメージを感じさせることなく前に出て攻撃の手を緩めない。これまではローからパンチにつなぐ攻めのRYOTAだが、ローの数が今まで以上に少ないのは、十二林戦で相手のヒザを蹴ってしまい右足を痛めていたからだという。
最終ラウンド、た~ちゃんがKO狙いの左ハイ、バックブローを狙う場面もあったが、150人の応援陣の声援を受けるRYOTAが連打を見せる場も作り試合終了。
激戦を勝利したのはRYOTA! 山梨では渡辺ジム・岩波祐次以来、6年ぶりの日本チャンピオン誕生となった。地元で念願のベルトを腰に巻いたRYOTAは「たくさんの応援のおかげでチャンピオンになることが出来ました。他団体のチャンピオンに勝ってこそチャンピンだと思うので、どこの団体にも負けないチャンピオンになります」とアピールした。
▼セミファイナル(第8試合) INNOVATION日本スーパーフェザー級ランキング戦 山梨vs宮城 59.5kg契約 3分3R
○竜誠(ダイケンジム/2012MA日本フェザー級新人王、日本フェザー級7位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●阿修羅(PCK連闘会/UKF日本フェザー級王者、日本スーパーフェザー級4位)
1R、右ローの阿修羅に対し、竜誠は前蹴り、ミドル。さらに長いリーチから繰り出すパンチで主導権を握る。プレッシャーをかける竜誠が左ハイでダウンを奪った。立ち上がった阿修羅はダメージを感じさせることなく反撃。
2Rも竜誠が前蹴り、ミドルで突き放すものの、阿修羅はいくら蹴られても前に出続ける。
阿修羅が右ローをこつこつと決め、首相撲でこかしていく。3R、右ローを出しながらガンガンプレッシャーをかけ、逆転を狙う阿修羅。完全に押されるも初回のダウンでリードを保った竜誠が勝利し、無敗記録を8に伸ばした。
▼第7試合 INNOVATION日本バンタム級王座決定トーナメント一回戦 山梨vs茨城 3分3R延長1R
○清水克彦(DANGER/日本バンタム6位)
判定3-0 ※30-28、30-29、30-28
●EIJI(マイウェイジム/日本バンタム級5位)
ミドル、ローの蹴りで距離をとる清水に対し、EIJIは離れた距離から右ストレート。2Rには、EIJIがカウンターで左フックを当てダウンを奪う。立ち上がる清水は右ストレートでダウンを奪い返す。3Rにも、清水が2度目のダウンを奪い判定勝ちした。
▼第6試合 ランキングチャレンジマッチ 58kg契約 山梨vs千葉 3分3R
△葵 拳士郎(マイウェイジム/日本スーパーフェザー級5位)
ドロー 判定1-1 ※30-29、29-30、29-29
△KO-HEI(習志野ジム)※鈴木康平から改名
1Rから葵が左ローを効かせる。2Rに左ボディストレート、後ろ廻し、テンカオでKo-HEIのボディを集中的に狙っていくも、後半にはKo-HEIが猛反撃。首相撲で完全に主導権を握り、葵は太刀打ちできない。ローを出す葵だが、すぐに組み付かれてしまう。Ko-HEIが盛り返し、この試合はドローに終わった。
▼第5試合 ランキングチャレンジマッチ スーパーウェルター級 山梨vs宮城 3分3R
○凰牙(PCK連闘会)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-29
●中村直文(ダイケンジム/日本スーパーウェルター級7位)
お互いに左右フックを交錯させ、首相撲の展開にもつれ込む。中村は重みのある左ミドルで距離を取ろうとするが、凰牙は前進し組んではヒザ。3R、お互いにフラフラになりながらも攻撃し続ける。凰牙がフルマークの判定勝利を収めた。
▼第4試合 58kg契約 山梨vs岩手 2分3R
○塚原 圭(ダイケンジム)
判定3-0 ※三者とも30-28
●グロッキー良矢(HOSOKAWAジム)
▼第3試合 交流戦 スーパーバンタム級 山梨vs埼玉 3分3R
○勇磨(マイウェイジム)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-29
●石川直樹(新日本キック・治政館)
▼第2試合 65.0kg契約 山梨vs千葉 3分3R
○ふじたけんすけ(習志野ジム)※藤田健輔から表記変更
KO 1R2分27秒
●森 直樹(ダイケンジム)
▼第1試合 交流戦 フライ級 山梨vs宮城 2分3R
○ガンジー丈(NJKF・笹羅ジム)
判定3-0 ※30-27、29-27、30-27
●高梨正行(マイウェイジム)
▼オープニングゲーム第5試合 INNOVATION2013ライト級新人王トーナメント二回戦 山梨vs宮城 2分3R
○大将(渡辺ジム)
KO 1R41秒
●佐藤 健(PCK連闘会)
▼オープニングゲーム第4試合 INNOVATION2013ウェルター級新人王トーナメント一回戦 山梨vs千葉 2分3R
○宮下修平(マイウェイジム)※デビュー戦
判定2-0 ※29-29、30-29、30-28
●外山雄一(習志野ジム)
▼オープニングゲーム第3試合 INNOVATION2013ウェルター級新人王トーナメント一回戦 山梨vs千葉 2分3R
○森 俊博(花澤ジム)※デビュー戦
KO 1R1分51秒
●小林 亮(渡辺ジム)
▼オープニングゲーム第2試合 INNOVATION2013フェザー級新人王トーナメント一回戦 山梨vs鳥取 2分3R
○山本玲那渡(VERSUS)※デビュー戦
判定2-0 ※30-30、30-29、30-29
●深澤賢洋(ダイケンジム)
▼オープニングゲーム第1試合 INNOVATION2013ライト級新人王トーナメント一回戦 山梨vs愛媛 2分3R
○津乗大喜(武勇会)
KO 1R1分58秒
●中島ケイト(渡辺ジム)※デビュー戦
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