【IGF】石井慧、強豪ヒーゾを倒し4連勝
IGF
「GENOME26」
2013年5月26日(日)東京・TDCホール
▼IGF MMAルールマッチ 5分3R
○石井 慧(ブラック・ハウス/レインMMA/北京オリンピック柔道男子100kg超級金メダリスト)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-29
●ペドロ・ヒーゾ(ブラジル)
昨年末の元UFC王者ティム・シルビア戦、今年2月のショーン・マッコークル戦、3月のケリー・ショール戦で勝利し、現在IGFで3連勝中の石井。ヒーゾは打撃を得意とするMMA(総合格闘技)ファイターで、1998年から2003年までUFCに継続参戦し、マーク・コールマン、高阪剛、ジョシュ・バーネットから勝利を収めている。石井は強豪を倒し、4連勝となるか。
1R、オーソドックスのヒーゾに対し、サウスポーの石井は左インロー。そして左のフックが何度もヒーゾの顔面にクリーンヒットする。
ダメージを感じさせることなく前に出るヒーゾはパンチの連打を返し、打ち終わりに右ハイ。ヒーゾの強打のパンチがヒットし、石井は「首を痛めてしまった。痺れて右手に力が入らなくなった」という。
2R、石井の蹴りでヒーゾはバランスを崩したがすぐに立ち上がる。石井のパンチでヒーゾは左まぶたをカットしドクターチェック。
石井はパンチを出しながら組み付いてテイクダウンを狙う。得意の寝技に持ち込みたいところだが、ヒーゾはそれを許さない。
3R、右の使えない石井は左フックを多用。ヒーゾも打ち合いに応じる。石井は組み付くも、ヒーゾはテイクダウンをさせず徹底してスタンド勝負へ。
石井のパンチでヒーゾの出血はひどくなり、2度目のドクターチェック。再開後、果敢にパンチで攻める石井に、ヒーゾが顔面前蹴り。お互いに打ち合ったところでゴング。フルマークの判定で石井が勝利した。
打撃で進化した姿を見せた石井だったが、控え室では「ローとボディの攻撃は良かったけれど、ヒーゾの腰が強く1度もテイクダウン出来なかった。相手は強かったのでいい経験になりましたが、課題は山積み」と反省しきり。これでIGF4連勝となり、次戦については「次回もIGFに参戦したいが、首を痛めたので病院で容体を見てから考えたい」とした。
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