【リングス】小谷が強豪ピターリを一蹴、渋谷vs黒石は意外な結末に
リングス/ZSTインターナショナル
「RINGS/THE OUTSIDER」
2013年6月9日(日)神奈川・横浜文化体育館
▼メインイベント(第32試合) リングス・プロフェッショナルワンマッチ 体重Limit73.0kg
“ZSTのエース”
○小谷直之(ロデオスタイル/チームZST)
一本 1R2分47秒 ※腕ひしぎ十字固め
“コマンドサンボ提督 技のマトリョーシカ”
●クラット・ピターリ(リングス・ロシア)
初代ZSTライト級王者・小谷が6戦6勝6KOのピターリと激突。1R、サウスポーの小谷は前後左右に細かくステップ、ピターリの右フックに片足タックルを合わせてテイクダウンする。
ハーフガードで上になった小谷は体を起こしてパンチを落とし、足を捌いてサイドポジションを取る。
小谷は右腕でピターリの左腕を固定してマウントへ。しっかりと押さえ込んでパンチを落とすと電光石火の腕十字。無敗のピターリから一本勝ちを収めた。
試合後、小谷は「俺がやっているのがRINGS、俺がやっているのが本物の格闘技だ!」と叫んだ。
▼第19試合 アウトサイダーシングルマッチ 体重Limit63kg
“横濱義道会初代総長 濱の狂犬”
○黒石高大(くろいし・たかひろ)
反則 ※渋谷のバンテージに不正があったため
“リアル刃牙”
●渋谷莉孔(しぶや・りく)
※当初は2R1分1秒スピニングチョークで渋谷の一本勝ち
アウトサイダーを代表する二人による一戦。前回の対戦では両者とも見合った状態が続き、ドローに終わっている。
1R、サウスポーの渋谷に黒石がパンチで飛び込んでいく。そこに渋谷が右ハイキック。この一発で渋谷が先制のダウンを奪う。再開後、黒石はアグレッシブに右ストレート、右ハイキックから前進。
渋谷も左ストレートから右フック、バランスを崩した黒石にパンチを落とし続ける。ここで渋谷のヒザ蹴りが顔面に当たってしまい、渋谷に口頭注意が与えられる。ブレイク後、再び二人は激しく打ち合い、黒石がグラウンドで下になったところでラウンド終了のゴングが鳴る。
2R、蹴りでバランスを崩す黒石。すかさずグラウンドで上を取った渋谷がパンチを連打、黒石の首を取ってスピニングチョークを極め、ギブアップしない黒石を絞め落とした。
試合後、渋谷は「黒石、色々あったけど、俺はお前のこと嫌いじゃないよ。ありがとう!」と黒石にメッセージ。さらに「さっき前田さんが俺のためにベルトを作ると言ってくれたんで。チャンピオン、俺しかいないでしょ!」とタイトル奪取を宣言した。
(追記)その後、渋谷が使用したバンテージを回収したところ、バンテージ不正改造の疑いがあったために後日実行委員会で協議した結果、黒石の反則勝ちとなった。
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