【NJKF】王者対決は残り時間わずか4秒で貴がTKO勝ち
NJKF/センチャイムエタイジム
「MuayThaiOpen 24」
2013年6月30日(日)東京・新宿FACE
▼メインイベント フライ級 3分5R
○貴・センチャイジム(センチャイムエタイジム/NJKFフライ級王者)
TKO 5R2分56秒 ※ヒジによるカット→レフェリーストップ
●勇児(HOSOKAWAジム/WPMF日本フライ級王者)
NJKFフライ級王者・貴とWPMF日本フライ級王者・勇児の王者対決。貴は2月のNJKFフライ級王座決定戦でそれまで無敗だったニモを破り、タイトルを獲得。対する勇児は4月のムエロークでWPMF日本フライ級新王者に輝き、今回が王者になっての初戦となる。両者の身長差はなんと18cm(貴が175cm、勇児が157cm)。
1R、勇児がフットワークを使って大きく回り込み、細かくローを蹴っていく。貴は前蹴り、右ミドル。グルグルとリングを回る勇児を貴が追っていく展開。
2Rも同様の展開から、勇児が飛び込んでの右フックを放てば、貴は首相撲に捕まえて勇児をマットに叩きつける。勇児は胴廻し回転蹴りを仕掛けるが不発に終わった。
3Rもやはり大きく回りこんでいく勇児はパンチとロー、貴は前蹴り。勇児が右フックをクリーンヒットさせるが、貴は首相撲に捕まえて勇児をマットに叩きつける。貴の大応援団から大歓声が沸き起こった。
4R、勇児は左右フックを当ててはすぐに離れる。貴が前に出てくるところへバックブロー。貴は前蹴りと首相撲からのヒザ蹴り、さらに勇児を転倒させ続ける。
5R開始すぐに貴が勇児を首相撲に捕え、ヒザ蹴りにいったところ勇児が転倒。これでダウンを奪われる。貴は後ろ蹴りを空振りして倒れた勇児の顔面へサッカーボールキックを放ち、減点1。
下がりながら左右フックを狙う勇児だが、貴は左右ミドル、さらに足払いで勇児を転倒させる。
そして、首相撲とローで押していった貴が、勇児をロープ際に追い詰めて右ヒジ打ち。これで勇児が流血し、ドクターチェックで試合続行不可能と判断された。この時、残り時間はわずか4秒。
貴はマイクを持つと、「次はWPMFのタイトルを懸けて戦ってください」と勇児にタイトルマッチでの再戦を要求した。
▼セミファイナル 女子ライトフライ級 2分5R
○リカ・トングライセーン(センチャイムエタイ/ムエタイウォリアーズ女子ライトフライ級王者)
TKO 4R1分12秒 ※セコンドからのタオル投入
●ノンギブ・オーワンチュウード(タイ)
大会主催者であるセンチャイ会長の愛娘、リカがWMCライトフライ級王者ノンギブを迎え撃った。
ノンギブは17歳で30勝9敗の戦績を持つ初来日ムエタイ選手。規定時間内に計量をパスすることが出来ず、減点1からのスタートとなった。
1R、リカは右ストレートで前へ出る。ノンギブもパンチで応戦し、首相撲に持ち込む。サウスポーのノンギブは左ストレートを放つ。
2R、リカはパンチでどんどん前へ出てヒジとヒザ。ノンギブもヒザで反撃するが、早くも疲れが見える。リカはボディへの連打でノンギブをロープに釘付けにするが、ノンギブもヒジを繰り出す。
3Rもリカはパンチとヒザ蹴りで突進。ノンギブはヒジ、左フックを連打。リカが組み付いてのヒザ、ノンギブはヒジ。攻めているのは圧倒的にリカだが、ヒジをもらう場面も見られる。
4Rも突進するリカ。ノンギブは左ストレート、ヒジで応戦するが下がる。
前へ出るリカが組んできたノンギブの頭部にヒジを落とすと、ノンギブはダウン。セコンドからタオルが投入され、リカがTKO勝ちを収めた。
▼第9試合 女子53kg契約 2分3R
△ルミナ・K(センチャイムエタイ)
ドロー 判定0-1 ※28-28、29-28、28-28
△パンナライ・ポーラースア(タイ)
ルミナはロックバンドALASKA in BLONDのボーカリストでありながら、サバット(フランスの格闘技)で2010年世界選手権銀メダル、2012年銅メダルの実績を持ち、プロキックボクサーでもある。
今回は22勝13敗5分の戦績を持つ33歳のパンナライと対戦。パンナライは規定時間内に計量をパスすることが出来ず、減点1からのスタートとなった。
1R、パンナライはルミナの左ローをブロックし、すぐに返した右フックでダウンを奪う。ルミナはジャブを出して体勢を立て直すが、何度もパンナライの右のパンチをもらいそうになる。
2R、ルミナは右足をローキック気味に前に出しての右ストレート、左足をローキック気味に出しての左ストレートと、同じ側の手足をほぼ同時に出す変則的な動きを見せる。
パンナライは右ローを出すが、両者ともあまり攻撃が出ない。
3R、ルミナは同じように変則的な動きを見せ、パンナライが組んでくると脳天へヒジを突き刺す。ルミナのパンチ連打にパンナライは組み付く。最後は逃げ回るパンナライを追いかけてルミナが前に出たが、両者痛み分けとなった。
▼第8試合 63.5kg契約 3分3R
○ガンスワン・ サシプラパージム(タイ/元ラジャダムナン・スーパーライト級王者)
KO 2R1分14秒 ※左フック
●細野岳範(チームドラゴン/元J-NETWORKライト級王者)
大和哲也と大和侑也から勝利を収めている強豪ムエタイ戦士のガンスワンが、チームドラゴンのベテラン選手・細野と対戦する。両者ともサウスポー。
1R、細野はガンスワンのパンチに右フックを合わせにいき、ローキックを蹴り合う。
ガンスワンは左ストレートを顔面とボディに打ち分け、顔面とボディを交互に攻めていく。
2R、ガンスワンはボディ、顔面にパンチを連打して細野を圧倒。
ボディを打たれてガードが下がった細野へ、ガンスワンの左ストレートからの右フックが決まりダウンを奪う。ガンスワンはさらにボディを連打していき、最後は左フックで勝負を決めた。
▼第7試合 フェザー級 3分3R
○鈴木翔也(OGUNI/NJKFスーパーフェザー級2位)
判定3-0 ※30-29、、30-28、30-28
●広・センチャイジム(センチャイムエタイ/NJKFフェザー級8位)
▼第6試合 56.5kg契約 3分3R
○洋・センチャイジム(センチャイムエタイ/NJKFフェザー級6位)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-29
●星 雄晴(東京町田金子/NJKFバンタム級6位)
▼第5試合 61kg契約 3分3R
○Chow Chi Hang(香港)
判定3-0 ※三者とも30-29
●菅崎英世(習志野)
▼第4試合 スーパーライト級 3分3R
○夢センチャイジム(センチャイムエタイ)
判定3-0 ※三者とも30-28
●嶋田裕介(Bombo Freely)
▼第3試合 フェザー級 3分3R
○大澤達也(エイワスポーツ)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-28
●翔hey(東京町田金子)
▼第2試合 60kg契約 3分3R
○HIROSHI(新興ムエタイ)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-29
●関根朝之(OGUNI)
▼第1試合 52.5kg契約 3分3R
○小泉翔吾(立川KBA)
判定3-0 ※29-28、30-27、30-27
●ガンジー丈 (笹羅)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!