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【UFC】絶対王者アンデウソンが衝撃のTKO負け

2013/07/06(土)UP

Zuffa
「UFC162 SILVA VS. WEIDMAN」
2013年7月6日(現地時間)アメリカ・ラスベガス MGMグランドガーデンアリーナ

<主な試合結果>

▼メインイベント UFC世界ミドル級タイトルマッチ 5分5R
○クリス・ウェイドマン(Chris Weldman/アメリカ/挑戦者・ミドル級1位)
TKO 2R1分18秒 ※左フック→パウンド
●アンデウソン・シウバ(Anderson Silva/ブラジル/王者)
※ウェイドマンが新王座に就く。アンデウソンは11度目の防衛に失敗。

 UFCの絶対王者アンデウソンは、これが11度目の防衛戦。現在17連勝中で、UFC参戦後は無敗(16戦全勝)を誇る。対するウェイドマンもプロデビューから10連勝、そのうちKO・寝技による一本勝利は7を数える最強の挑戦者だ。

 1R、アンデウソンはいつも通り、腕を回しながらオクタゴンの中をサークリング。ウェイドマンはその隙を突いてテイクダウンに成功するも、アンデウソンは足で相手をけん制して、パウンドをかわしてすぐに立ち上がる。

 ウェイドマンは組んでテイクダウンを狙い続けるが、絶対王者はロー、ジャブで挑戦者を近づけず、さらにノーガードで挑発するほどの余裕を見せる。さらに前に出てくるウェイドマンの前足へ、ローを打ちこむアンデウソン。ラウンド終了直前には、ノーガードから両手で「もっと来い!」とのパフォーマンス。観客は両者に大歓声を送った。

 2R、ウェイドマンのパンチをかわし、腰を振るダンスを見せるアンデウソン。さらに得意のリズムを刻み始め、右前蹴りからの左ローで相手を下がらせるなど間合いを制す。

 さらにアンデウソンはウェイドマンの左右フック連打を、ノーガードのままスウェーバック(上体を仰け反らせてパンチをかわす防御技術)でかわそうとするが、なんとここで挑戦者の左フックが王者のアゴを貫き、アンデウソンがまさかのダウン!

 すかさずウェイドマンが上からのパンチで追撃すると、レフェリーが割って入って試合をストップ。TKO勝ちでウェイドマンがアンデウソンの絶対政権に終止符を打つと同時に、無敗のまま世界の頂点へと昇りつめた。

▼セミファイナル フェザー級 5分3R
○フランク・エドガー(Frankie Edgar/アメリカ)
判定3-0 ※30-27、29-28、30-27
●シャーレス・オリヴェイラ(Charles Oliveira/ブラジル)

 2012年2月のUFC日本大会で、世界ライト級王座を失ったエドガーは、これがフェザー級転向2戦目。同時に、世界フェザー級王者ジョゼ・アルドに敗れてからの復帰戦となる。オリヴェイラはUFC戦績こそ芳しくないものの、エドガーより10cmも高い身長差が、試合にどう影響するか。

 1R開始早々、寝技の攻防で上を奪ったエドガー。その後も相手に上を譲ることなく試合を進める。スタンドでは、首相撲を仕掛けてくるオリヴェイラに、アッパーを突き上げ、さらに投げを切って上を取る。しかし危険は冒さず、距離を取ってペースを握ったまま、このラウンドを終えた。

 2R、ここでも常にトップをキープするエドガー。オリヴェイラもテイクダウンを奪われないようにするためか、遠めの距離からローを打っていくも、エドガーは蹴り足をすくって右ストレートをヒットさせる。

 終了間際、テイクダウンを狙ってきたエドガーの首をキャッチして倒れたオリヴェイラ。しかしエドガーは、そのまま落ち着いてラウンド終了のブザーを待つ。

 3R、これまでの2Rを取っていると確信したのか、エドガーは離れたところでサークリング。ところが強引に前に出てきたオリヴェイラのコンビネーションパンチを喰らい、一瞬フラついてしまう。

 ここで一気に攻め込むオリヴェイラに、エドガーの強烈な右クロスカウンターがヒット! 動きの止まったオリヴェイラを両足タックルでテイクダウンし、勝利を決定的なものにした。

 結果、エドガーが3-0の判定勝利。3連敗から脱出した。


▼第9試合 ミドル級 5分3R
○ティム・ケネディ(Tim Kennedy/アメリカ)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-28
●ホジャ―・グレイシー(Roger Gracie/ブラジル)

 MMA(総合格闘技)デビュー以来、4勝1敗の戦績を引っ提げ、グレイシー一族のホジャ―がUFCデビューを果たした。対戦相手のケネディもホジャ―と同じストライクフォースで活躍したファイターで、こちらも今回がUFCデビュー戦。元ストライクフォース勢同士の一戦に。

 1R、ホジャ―は前に出て、胴タックルで組み付きテイクダウン。ケネディも抑え込まれないよう踏ん張るが、ホジャ―もしつこく攻め続ける。スタンドに戻ってもホジャ―が再びテイクダウン、さらにバックへ回り、パンチを浴びせながらチョークを狙う。しかし終了間際にケネディが上を奪い、パンチを浴びせていった。

 2R、ホジャ―のタックルを切ったケネディが上の体勢に。立てば相手をケージに押し込み、コツコツと打撃を当てていくなど、試合のペースはケネディのものとなる。

 3R、前進していくケネディは、ホジャ―をケージに押し込み、腿へヒザを打ちこむ。組み合いの攻防の末、明らかにスタミナ切れを起こしたホジャ―。対するケネディは、決定打こそ与えられないものの、そのまま優勢に試合を進め、3-0の判定勝利を収めた。

▼第5試合 ライト級 5分3R
〇ノーマン・パーク(Norman Parke/イギリス)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-28
●徳留一樹(Kazuki Tokudome/パラエストラ八王子)

 今年3月の日本大会でUFCデビューを果たし、メッカ・ラスベガスで2戦目を迎える徳留。

 1R、徳留は伸びる左ストレートを当てていくが、反対に相手のパンチももらってしまう。組みついてテイクダウンを狙うも失敗。逆にケージへ押し込まれてしまったが、体勢を入れ替えてトップを奪取。ところが相手に再度体勢を入れ替えられ、パスガードも許して、ラウンドを終えた。

 2R、左ストレート、さらに相手の前足にローを打ちこみ、出鼻をくじこうとする徳留。しかしパークは止まらず、テイクダウンを狙ってくる。徳留は寝技の攻防ではマウントを奪われてしまい、スタンドでの優勢をひっくり返されてしまう展開に。

 3R、引き続きパークはテイクダウン狙い。徳留は一度、バックを奪われるが、体勢を入れ替えて上になる。スタンドに戻ると左ハイからのタックルでテイクダウンを奪うも、しっかり抑え込むことはできず。ラウンド終了間際、パークがテイクダウンを追加して試合を終えた。

 判定は3-0でパークへ。徳留はUFC2連勝を飾ることは出来なかった。

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