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【新日本キック】江幡兄弟が揃ってKO勝ち!9月にラジャダブルタイトル戦が決定

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2013/07/21(日)UP

▲現役ラジャランカーをKOした兄・睦(左)と弟・塁(右)を祝福する伊原信一会長(中)

新日本キックボクシング協会
「MAGNUM 32」 

2013年7月21日(日)東京・後楽園ホール 

▼トリプルメインイベント(第14試合) 53.52kg契約 3分5R
○江幡 睦(伊原道場/日本フライ級王者)
KO 2R1分15秒
●エークタワン・モー.クルンテープトンブリー(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定フライ級10位)

 江幡兄弟の兄・睦は3月にラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王座に初挑戦。1Rにヒジで王者マーナサック・ピンシンチャイを流血に追い込むが、惜しくも判定で敗れてしまった。今回が再起戦。 

 1R、睦が力強い左ロー。さらに左右のボディフックでつなげて前に出る。エークタワンは無表情のまま右ローを返していく。

 睦の手数と圧力の前にエークタワンは後退する。睦が左右ボディ、左ローとガンガン前に出ると、エークタワンがスリップダウン気味に倒れたところでゴング。

 2Rも睦が前に出ながら、エークタワンをコーナーに追い込み左右ボディフックでダウンを奪う。立ち上がったエークタワンだったが、睦の猛ラッシュの前に続けて2度のダウンを奪われて試合終了。エークタワンはボディ攻撃が相当効いたか、しばらく立ち上がることが出来なかった。

 兄弟のKO勝利に盛り上がる場内。弟・塁が兄を祝福すると、伊原信一会長もリングインし、9月16日(月・祝)後楽園ホールでラジャダムナンのダブルタイトル戦が決定したことを発表。睦はバンタム級、塁はスーパーバンタム級のタイトルに挑戦する。マイクを握った塁は「9月にムエタイ500年の歴史を2人で塗り替えたいと思います」、睦も「必ず必ず、2人でタイのベルトを獲ります」とタイトル奪取を宣言した。


 


▼トリプルメインイベント(第13試合) 55.34kg契約 3分5R
○江幡 塁(伊原道場/日本バンタム級王者)
KO 3R2分38秒
●フォンペート・チューワッタナ(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級3位)

 塁は現在、驚異の18連勝中。vsタイ人では8勝している。対戦相手のフォンペートは2010年7月、睦が右ストレートでダウンを奪い、判定勝ちしている相手。塁としても睦のあとに続き勝利したいところだ。 

 1R、塁がムチのようにしなる左ローを出す度に場内がどよめく。そして左ローから右ストレートでフォンペートを後退させる。フォンペートが右ミドルを出すと、塁は足をキャッチし力強くこかす。

 フォンペートは右ミドルをタイミングよく合わせるが、塁は構うことなく左ロー。

 2R手数の止まらない塁は左ロー。フォンペートが首相撲を仕掛けようと前に出るものの、塁は突き放し左ロー。そして強烈な顔面前蹴りを出すと、フォンペートも同じく顔面前蹴りを返す。

 3R、フォンペートは右ミドル。塁は左ローで前に出ると、フォンペートはKO狙いの右ハイ。フォンペートが右ミドルを出すと塁は足をキャッチ。そして、離すと同時に右ストレートをぶち込むと、フォンペートは大きく後方に吹っ飛ぶ。レフェリーは即座にストップし、塁が見事なKO勝利となった。


 


▼トリプルメインイベント(第15試合) 日本ミドル級タイトルマッチ 3分5R
○喜多村 誠(伊原道場新潟支部/日本ミドル級王者)
TKO 3R2分55秒 ※ドクターストップ
●今野 明(市原/日本ミドル級4位)
※喜多村が初防衛に成功

 喜多村の初防衛戦の相手は、負傷欠場の宮本武勇志に代わり、今野に決定。今野とは2010年10月、2012年10月の2度対戦しており、いずれも喜多村がKO勝ちしている。

 1R、右ローの今野に対し、喜多村が右ミドル、左ロー、顔面前蹴り。いずれも威力があり、今野は一気に後退させられてしまう。

 喜多村が右ストレートでダウンを奪うと、その後もラッシュを仕掛け2度目のダウンを奪った。

 2R、後がない今野は逆襲とばかりにパンチ連打からローで勝負に出る。喜多村は押され気味だったが、パンチから右ハイ。さらにヒジでカットを狙う。

 3R、勢いに乗る喜多村は顔面前蹴りで今野を突き放すとパンチ連打でコーナーに追い込む。さらにヒジを交ぜると、今野は額をカット。残り5秒だったが、出血がひどくドクターストップ。喜多村が初防衛に成功した。


 

  


▼セミファイナル(第12試合) 68.5kg契約 3分3R
○緑川 創(藤本/ラジャダムナンスタジアム認定ジュニアミドル級10位、日本ウェルター級王者)
KO 2R46秒 ※右フック
●ロッキー壮大(治政館/日本ウェルター級3位) 

 4月のレベルスでT-98との王者対決を制した緑川は現在5連勝中。対戦相手のロッキーは強打のパンチを持つために一瞬の隙も許さない展開となるだろう。

 1R、序盤から激しくパンチを交錯する両者。徐々にペースを上げていった緑川が右ストレートでダウンを奪う。立ち上がるロッキーに左右フックで追い込むと、2度目のダウンを奪った。

 2R、勝負に出た緑川が回転の速い左右フック。さらに左ミドルでロッキーを後退させる。最後に左フックをクリーンヒットさせ、緑川がKO勝ち。マイクを握ると、ラジャダムナンのタイトル獲得を目標にしていくことをアピールした。


 


▼セミファイナル(第11試合) 58.5kg契約 3分3R
○瀬戸口勝也(横須賀太賀/日本フェザー級1位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●内田雅之(藤本ジム/日本フェザー級王者)

 内田と瀬戸口は2011年12月のタイトル戦で対戦し、勝利した内田が新王者に輝いた。あれから1年半。ノンタイトル戦だが、瀬戸口がここで勝てばタイトル挑戦を大きくアピール出来るだろう。

 1R、前蹴り、左ミドルで距離を取る内田。 瀬戸口がパンチで前に出るも、試合巧者の内田がペースを握る。2Rにはプレッシャーを強める瀬戸口がパンチで強引に攻めるとフックでダウンを奪う。逆襲の内田が3Rにヒジ、左ミドルで出たものの、瀬戸口は決定打を許さない。判定で瀬戸口が勝利した。


 

▼第10試合 63kg契約 3分3R
○勝次(藤本ジム/日本ライト級2位)
判定2-0 ※29-29、29-28、29-28
●ジョニー・オリベイラ(ブラジル/トーエル/日本ライト級1位)

▼第9試合 日本ミドル級 3分3R
○ジン・シジュン(韓国/釜山ホンジン/大韓キックボクシングCKSミドル級王者、ヨンナム地域KBC王者)
KO 1R21秒 ※右ストレート
●斗吾(伊原道場/日本ミドル級2位)

▼第8試合 日本ヘビー級 3分3R ※ヒジなし
○大治ZLS(チームゼロス/J-NETWORKヘビー級3位、RISEライトヘビー級6位)
TKO 1R2分37秒 ※セコンドからタオル投入
●嚴 士鎔(伊原道場/日本ヘビー級2位)

▼第7試合 54.5kg契約 3分3R
△重森陽太(伊原道場稲城支部/日本バンタム級2位)
ドロー 判定1-0 ※30-30、30-30、30-29
△逸可(トーエル/日本バンタム級5位)

▼第6試合 63kg契約 3分3R
○春樹(横須賀太賀/日本ライト級8位)
判定3-0 ※三者とも30-28
●カズ宮澤(NJKF/PIT/NJKFスーパーライト級7位)

▼第5試合 日本ライト級 3分3R
○千久(伊原道場)
判定3-0 ※三者とも30-29
●三木雄亮(治政館)

▼第4試合 52.5kg契約 3分2R ※ヒジなし
○泰史(伊原道場)
TKO 1R42秒 ※セコンドからタオル投入
●一番星☆竜也(フリーダム・アット・オズ)

▼第3試合 55kg契約 3分2R
○吉田健一郎(トーエル)
判定3-0 ※19-18、19-18、20-18
●AKIHIRO(ビクトリー)

▼第2試合 日本ライト級 3分2R
○高平大需(藤本)
判定3-0 ※20-18、20-18、19-18
●エージェント木村(野本塾)

▼第1試合 日本ミドル級 3分2R
○山本大地(誠真)※デビュー戦
判定2-0 ※20-18、20-19、20-20
●徳王(伊原道場)※デビュー戦

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