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【修斗】世界王座決定戦はドロー、佐々木が11秒でKO防衛

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2013/07/27(土)UP

 

▲神酒(左)と飛猿(右)の世界王座決定戦はドローに終わった

サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦2013年第3戦」
2013年7月27日(土)東京・後楽園ホール

▼メインイベント(第10試合) 世界バンタム級チャンピオン決定戦 5分5R
△神酒龍一(CAVE/世界バンタム級2位)
ドロー 判定1-1 ※50-46、47-48、47-47
△飛猿☆No.2(リバーサルジム川口リディプス/世界バンタム級3位、インフィニティトーナメント2012優勝)

 漆谷康宏が返上し、現在空位となった世界バンタム級王座を神酒と飛猿が争う。

 体操仕込みの身体能力で野生的な動きを見せる飛猿と、総合力に優れて特にパンチを得意とする神酒。勢いに乗る飛猿が一気に世界王座まで駆け上がるか、それとも4連勝中のベテラン神酒の悲願の王座獲得なるか?

 1R、神酒の蹴り足をキャッチした飛猿がそのままテイクダウンしフロントチョーク。立ち上がるようにして脱出した神酒はスタンドの展開に戻す。

 2R、神酒が組み付くも展開はなし。打撃戦では2度も飛猿の蹴りがローブローとなり、試合は一時中断となる。

 3R開始早々にも、飛猿がローブロー。これで飛猿に減点1が告げられた。

 再開後、飛猿が神酒に飛びついてフロントチョーク狙い。これが極まったかに見えたが、神酒は少しずつ首をずらして脱出する。飛猿はチョークスリーパーに切り替えるも、神酒は耐える。スタンドに戻ると、神酒が右ハイからパンチ主体の攻めで反撃。

 4R、飛猿がテイクダウンした神酒のバックを取ると、チョークを極めに行く。神酒は冷静に防御。スタンドに戻ると、神酒が左ハイをクリーンヒットさせ、パンチで前に出る。

 5Rは、お互いに打撃戦へ。神酒が左ハイを決めて飛猿が鼻血を出す。さらに飛びヒザで追撃すると、飛猿はバックブロー。勝敗は判定決着になり、1-1のドローに。王座は空位のままとなった。


▲圧勝を予告していた佐々木(右)がわずか11秒でKO勝ち

▼セミファイナル(第9試合) 環太平洋フェザー級チャンピオンシップ 5分3R
○佐々木憂流迦(和術慧舟會駿河道場/王者)
KO 1R11秒 ※左ストレート
●山本賢治(修斗GYM東京/環太平洋フェザー級5位、インフィニティトーナメント2012優勝/挑戦者)
※佐々木が初防衛に成功。

 昨年、クラスB選手に新たな目標を持たせるために開催された『インフィニティトーナメント』のフェザー級で優勝した山本が、王者・佐々木が保持する環太平洋フェザー級王座に挑戦。

 レスリングと鋭い打撃が武器の山本は、常に真っ向勝負の熱いスタイルで会場をヒートさせる新鋭。佐々木は今回が初防衛戦となり、変化自在の寝技を得意とする。

 1R開始早々に佐々木が放った左ストレートがクリーンヒットし、大きく吹っ飛んだ山本。

 チャンスとばかりに佐々木がパウンドラッシュで追撃すると、レフェリーがストップ。佐々木が秒殺でタイトル初防衛に成功した。

 マイクを握った佐々木は「オレ、強いでしょ? 山本選手は凄く素晴らしい選手だったので警戒して戦いました。次に修斗のリングに立つのは、世界タイトルに挑戦するときだと思うので、この環太平洋のベルトは今日で返上します。怪物(堀口のこと)を倒すのは天狗(佐々木のニックネーム)だと思います」と堀口恭司が保持する世界タイトルへの挑戦をアピールした。


▲土屋(右)は中村(左)のパンチを上手くかわしてパンチを入れる

▼第8試合 ライト級 5分3R
○土屋大喜(roots/元・環太平洋ライト級王者)
判定3-0 ※30-28、30-27、29-28
●中村好史(マッハ道場/ライト級世界8位)

 元環太平洋ライト級王者の土屋は、2011年4月のリオン武戦を最後に膝の負傷で長期欠場していたが、約2年ぶりの復帰戦を迎えた。

 対戦相手の中村は桜井“マッハ”速人を師匠に持ち、現在3連勝中。フルラウンド攻め続けるスタイルと豊富な運動量を武器とし、元世界王者・田村彰敏をも破っている。

 1R、右ロー主体の中村に対し、土屋が回転の速いパンチ、三日月蹴りとテンポよく攻撃を当てていく。中村がプレッシャーを強めるも、土屋がパンチを当てていき距離を詰めさせない。

 2R、パンチを出しながら前進する中村。土屋はぴょんぴょん跳ねる独特のステップからパンチを突き刺していく。偶発性のバッティングで土屋は頭頂部をカットして流血してしまうが、ドクターチェックの後に試合再開。

 3R、組み付いた中村がフロントチョークを極めにいく。脱出した土屋が三日月蹴り。今度は土屋がタックルからテイクダウン。

 打たれ強さとガンガン前に出る中村に手を焼いた土屋だったが、的確なパンチと蹴りで主導権を握って判定勝ち。マイクを持つと、「2年ぶりに試合をしたけれど、修斗は最高で面白い。どんどん試合をしていきたい」とアピールした。

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